連載週刊スタートアップ通信──5分で今週の注目ニュースをまとめ読み

DeNA、サッカーJ2 SC相模原の経営に参画──【5分まとめ】注目ニュースがまとめ読みできる週刊スタートアップ通信

指数関数的な成長を志向するスタートアップ。当然、その流れは早い。リリースされるニュースを追っていくだけでも一苦労だ。

そこで、忙しいベンチャー・スタートアップパーソンのために、週次でウォッチしておくべきニュースだけをまとめた記事を配信していく。題して、週刊スタートアップ通信──

土日にまとめて読みたいニュースを、毎週金曜日に更新中。

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DeNA、サッカーJ2 SC相模原の経営に参画

サッカーJ2のSC相模原は25日、DeNAが経営に参画すると発表した。2021年4月にDeNAがSC相模原の株式を19%取得し、トップスポンサーとしての協賛を開始する予定だという。

SC相模原は2008年に神奈川県社会人リーグ3部のクラブとして創設後、わずか6年でJ3リーグへ昇格し、さらに今年J2リーグへの昇格を果たしたプロサッカークラブだ。「横浜DeNAベイスターズ」や「川崎ブレイブサンダース」を通じてDeNAが培ってきたプロスポーツマネージメントのノウハウを生かし、SC相模原のチームやビジネス力の強化、試合観戦を中心としたエンターテインメント性の向上、ホームタウンを中心とした地域への貢献拡大を目指していくという。

プロスポーツチームがベンチャー企業と協業し、スポーツ産業の発展に向けたDXを推進する動きが、加速している。Jリーグに限って見ても、メルカリによる鹿島アントラーズへの経営参画や、サイバーエージェントによるJ2のFC町田ゼルビアの経営権取得など、ベンチャー企業によるスポーツ経営参画の動きが多く見られる。

今回の発表を受けてFC町田ゼルビアのオーナーを務めるサイバーエージェント代表の藤田氏も反応を見せた。メガベンチャーによるプロスポーツチームへの経営参画により、今後どのような発展が見られるのか。期待が高まる。

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XTech Venturesが最大100億円規模の新ファンド設立

「投資家と事業家、二刀流のプロ」である西條氏、手嶋氏率いるXTech Venturesが2本目となるXTech2号投資事業有限責任組合(以下「2号ファンド」)の組成を発表。併せて1号ファンドの投資実績をまとめたインフォグラフィックスを公開した。

2号ファンドは1stクローズ時点で53億を集めており、今後も最大100億規模を目指して引き続きLPの募集を行う予定だという。LPには1号ファンドから引き続きミクシィ、みずほ銀行、みずほキャピタルなどが出資する他、新たにエン・ジャパン、グノシーなども加わっている。

公開された1号ファンドの投資実績を見ると2019年に東証マザーズへ上場したスペースマーケット、無添加ペットフードD2C事業を展開するオネストフードや先日化粧品大手のポーラ・オルビスホールディングスによる買収が発表されたトリコなど、事業領域を限定せず、シード・アーリー期を中心とした様々な企業への投資が見られた。

今回の2号ファンドでも基本的な投資方針や投資対象は変わらない。1号に引き続き、シード・アーリーステージを中心に、幅広い領域への投資を行っていく予定だという。投資件数は1号ファンドから大きく変わらない見込み。一方でファンドサイズは最大で約2倍まで広げる計画だ。その分1社あたりの投資額が1.5~2億円程まで拡張する。

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Dispo、正式リリース

先週の週刊スタートアップでもご紹介した米国初の次世代SNSアプリ『Dispo』の正規版が今週リリースされた。米国のアプリランキングでは一時YouTube、Instagram、Snapchatに次ぐ第4位まで急上昇するなど『Dispo』旋風が巻き起こっている。

先週話題となった『Dispo』のβ版。2月15日には日本からのユーザーが大量に増加したことでTestFlightの利用可能人数である上限の1万人を超えたことでも話題となった。正式リリースされた『Dsipo』だが、機能はこれまでのTestFlightと変わらず、「使い捨てカメラ」x「SNS」を軸とした構成となっており、招待性も継続されている。

年を明けて以降、『Clubhouse』の急速なバイラルに驚きの声が集まった。一方で『Clubhouse』は1人の招待枠が3枠であるのに対し、『Dispo』は1人が20枠の招待枠を持っている。これにより、今後急速に国内でもユーザーが増加していくの、注目したい。

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インキュベイトファンドの日下部氏が独立し、DRG Fund設立

インキュベイトファンドでアソシエイトとして活躍した日下部氏が独立し、起業家を目指す若手ビジネスパーソンに事業アイデアゼロから投資及び支援を行うシードベンチャーキャピタル「DRG Fund」の立ち上げを発表した。

DRG Fundの代表パートナーを務める日下部氏は新卒で投資銀行に入社した後、シード期に特化したVCであるインキュベイトファンドにてアソシエイトとして3年間従事した人物。そんな日下部氏が目を向けるのは、大企業に潜む「起業家予備軍」だという。

DRG Fundの特徴はシードベンチャーキャピタルでありながら創業「以前」から起業家と一緒に事業構想、立ち上げ、事業成長を実現する投資及び支援を行っていくことだ。プロフェッショナルファームや大企業に潜む、起業家としてのキャリアを目指す将来有望な若手ビジネスパーソンが創業するスタートアップに対して創業直後に投資を行っていくという。

インキュベイトファンドのアソシエイトとして様々な人の相談に乗るうちに、大企業の人が起業に対して感じる心理的なハードルが非常に高いと感じたことが今回のファンド設立のきっかけだと語る日下部氏。熱意も能力もある人たちが起業を躊躇してしまう姿を目にするうちに、もどかしい気持ちが大きくなっていった。

DRG Fundでは、こうした課題を解消し、大企業の人たちが挑戦できる土台を整えることで日本の産業をより活性化させることに挑戦してく。

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AIプラットフォーム提供のAppier Groupが東証マザーズ上場承認

Appier Groupが3月30 日に東証マザーズへ新規上場することを発表。同社は最先端の機械学習を活用したAI技術によりマーケティングとセールスの領域において、企業の持つデータが真の価値を発揮することを可能にするAIプラットフォームの提供を行っている。

共同創業者でCEOを務めるチハン・ユー氏は米国ハーバード大学で人工知能の博士号を取得。それ以前にはスタンフォード大学のAI研究室で修士号を取得しており、アカデミックにも非常に精通している人物だ。Appierを設立する前には主に機械学習や自律ロボットや自動運転車などの自律制御の分野でAIアルゴリズムの研究に携わっていた。また、AI搭載のロボットや機械学習の分野で多数の論文を発表している。

ユー氏以外にもメンバーの70%以上がAIとビッグデータ分野の博士号・修士号を有し、300件以上の世界有数メディアでの掲載、学会での発表を誇ることからも同社の技術力の高さが垣間見れる。

Appier Groupは台北、シンガポール、東京、大阪、シドニー、ホーチミン、マニラ、香港、ムンバイ、デリー、ジャカルタ、ソウル、クアラルンプール、バンコクのアジアに14の拠点を構え、1,000を超える世界中のブランドと代理店にサービスを提供している。今後の動向にも注目が集まる。


さて、今週のスタートアップニュースはいかがでしたでしょうか?今後も毎週更新していきますので、ぜひFastGrowをチェックしてみてください。

こちらの記事は2021年02月26日に公開しており、
記載されている情報が異なる場合がございます。

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