連載週刊スタートアップ通信──5分で今週の注目ニュースをまとめ読み

夜も眠れず街を徘徊、これが起業家のリアルか──注目ニュースがまとめ読みできる週刊スタートアップ通信

指数関数的な成長を志向するスタートアップ。当然、その流れは早い。リリースされるニュースを追っていくだけでも一苦労だ。

そこで、忙しいベンチャー・スタートアップパーソンのために、週次でウォッチしておくべきニュースだけをまとめた記事を配信していく。題して、週刊スタートアップ通信──

土日にまとめて読みたいニュースを、毎週金曜日に更新中。

今週は、この5つのニュースをピックアップ。

・起業家のリアル

・会社辞めてプラプラしてもいいんじゃない?

・ジョブカン、会計分野に進出

・WiL最大1000億円規模となる3号ファンドの立ち上げへ

・あなたの知っている「DX」は根本から間違っている?

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起業家のリアル

フラミンゴ代表取締役CEO金村容典氏が投稿したこちらのnoteが多くの話題を呼んだ。

起業家にハードシングスは付き物と良く言われるが、ここまでリアルかつ率直な文章で自身の反省を振り返っている書き物は少ないように思える。これには、過去に同じような苦境に陥った起業家たちから、共感と賞賛、そして応援の声が上がった。

FastGrowでも、ハードシングスを乗り越えた起業家のノウハウを抽出して後世の糧としたいという思いを強く抱いている。とはいえ「諦めずに向き合い続けられる人が強い」、どの起業家も口を揃えてこう語るのも事実。現在起業家として大きな壁にぶつかっている方のみならず、これから起業を考えている方にもぜひ読んでいただきたい内容だ。

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会社辞めてプラプラしてもいいんじゃない?

「単一の会社に貢献するための長年にわたるハードワーク」が美とされた時代は終わった。昨今においては「人材の流動性」や「働く個人のQOL」などを高めるために労働は存在するという価値観が重視される時代になってきた。とはいえ、日々イノベーションを起こすために、身を粉にして働くことも多いスタートアップという界隈に、新たな角度から一石を投じるこちらの記事が話題を集めた。

この記事を書いた、Coral Capitalの西村氏曰く、転職やプロジェクトが一区切りした際の移行フェーズに「充電期間」を置くことには大きなメリットが存在するという。

確かに、今ではソーシャル上で「退職しました。今後のことはまだ決めていません」と言えば、これまで繋がりのある人から誘いの声がかかることも珍しくない時代。現メルカリ会長の小泉文明氏も、ミクシィの取締役を退任した後の1年の充電期間中に、山田進太郎氏に誘われた話は有名だ。

西村氏はこの記事を書く際、シリコンバレーにはこのように充電期間を置く人が多いことに着目したと自身のTwitterで語っている。エコシステム内の全体最適には、今後こうした動きが欠かせないのかもしれない。

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WiL最大1000億円規模となる3号ファンドの立ち上げへ

シリコンバレーおよび東京を拠点に、大手企業とパートナーシップを生かした支援を展開するWiLは最大1000億円規模となる第3号ファンドの立ち上げを発表した。

重点投資先としては、DX、そして脱炭素が挙げられる。ソニー、スズキ、大阪ガス、グリコなど18社が既に出資を決定しており、日本企業が主な出資者となるVCファンドとしては最大規模となる。

特筆すべきは、近年注目の集まる「カーブアウト」への投資に運用資金の1割(100億円程度)を充てると表明している点だ(カーブアウトについてご存知ない方はこちらを参照いただきたい)。

まさに「大企業の新規事業創出に特化した研究所」を目指すWiLらしい取り組みだ。これまでにソニーとスマートロックやAI関連、大阪ガスと新素材関連でスタートアップを共同創業した実績を持つ同社。今後も大企業に眠るリソースを活用したイノベーションの創出に注目したい。

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ジョブカン、会計分野に進出

バックオフィス支援クラウドサービス「ジョブカン」を提供するDONUTSは、会計ソフトを開発するビズソフトを買収し会計分野に進出することを発表した。 またそれに伴い、ビズソフトが「株式会社ジョブカン会計」に社名変更するという。

これまでDONUTSは「ジョブカンシリーズ」と称して、バックオフィス業務を効率化する7つのサービスを提供してきた。2021年8月にリリース予定の「ジョブカン会計」により、これらに会計業務機能が新たに追加されバックオフィス業務はジョブカンのみで対応可能になる。

すでにfreeeやマネーフォワードなどが経理周りを網羅したSaaSを提供しており、この領域における競走は熾烈だ。今回会計分野においては後発参入となるDONUTSであるが、思い返せば勤怠管理領域に参入した際も多くの企業が乱立する中でサービスを発展させてきた。今後同社がどのような仕掛けを見せてくれるのか、その動向に目が離せない。

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あなたの知っている「DX」は根本から間違っている?

WIRED元編集長がつくったDX研究ハンドブックが公開された。日本でDXを進める上で考えるべき事柄が7万字にまとめられている。

「なぜDXを説明するのに7万字も必要なのか?」

こう思ったあなたは、すでにこのガイドブックを読むべき人なのかもしれない。

全国26の書店で限定配布されるほか、pdf版もこちらからダウンロードできる。「世界を変えたい」そんな思いをもつ事業家なら、必ず読むべき、そう感じる一冊だ。

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最後に

さて、今週のスタートアップニュースはいかがでしたでしょうか?緊急事態宣言の延長で、ご自宅にいることも多いと思いますので、ぜひともFastGrowをチェックしてみてください。

こちらの記事は2021年06月04日に公開しており、
記載されている情報が異なる場合がございます。

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