連載週刊スタートアップ通信──5分で今週の注目ニュースをまとめ読み

「メタバース」認知は2割強、多い?少ない?──5分で今週の注目ニュースをまとめ読み

指数関数的な成長を志向するスタートアップ。当然、その流れは早い。各社からリリースされるニュースを追っていくだけでも一苦労だ。そこで、忙しいベンチャー・スタートアップに関わる人のために、一週間のウォッチしておくべきニュースだけをまとめた記事を配信していく。題して、週刊スタートアップ通信──。

土日にまとめて読みたい話題を、毎週金曜日に更新中。

今週は国内外問わず、数多くのスタートアップに関するニュースが世間を賑わせた1週間となった。その中から4本のニュース・話題をピックアップ。

・「メタバース」って、知ってる?

・日本のVC・キャピタリストDBが完成か!?

・帰らない日は家賃がかからない賃貸、サービス加速

・マネフォ辻が語る、世界への「2ndステップ」

について見ていく。

  • TEXT BY HIKARU HAMADA
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「メタバース」って、知ってる?

メタバースの認知度は2割強──。 そんなデータが、NEXERが手がける日本トレンドリサーチによる調査で発表された。

同社は2,200人を対象に、「メタバースという言葉を知っていますか」という質問を提示。その結果、1,663人に該当する75.6%が「知らない」と回答したという。 また、知っている人の中でも実際に利用したことある人はたったの6割。全体の14.7%だった。主な利用目的はオンラインゲームが最も多く、オンラインチャット、バーチャルイベントが続いた。Meta(旧Facebook)が本腰を入れる仮想オフィスの利用はまだ少ないようだ。

メタバースで実現してほしいサービスには仮想空間での海外旅行や土地の売買、交流できるサロンなどが並んだ。どれもコロナ禍により対面することが難しくなったことが目立った。

またメタバースといえば、Microsoftが約8兆円でActivision Blizzardを買収した件は記憶に新しい。GAFAMが注目する市場ということもあり、メタバースが身近になる日は近いだろう。

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日本のVC・キャピタリストDBが完成か!?

スタートアップのwikiを目指すスタタイは、日本のVC・キャピタリストを詳しく調べられるデータベース「VCDB」を公開した。誰でも編集可能という。

今までスタタイは、海外のスタートアップ企業DBを運営。日本のユーザーにとって非常にありがたいサービスだった。

今回のサービス拡充の背景には、国内VCの調べにくさがある。個々のウェブサイトに訪問するしかないため、Twitterをよく活用しているVCばかりが目立っている印象にある。その中で、起業家にとって最も相応しいVCを見つけるのは至難の業だった。

今回のリリースに際し、Twitter上は歓声の声で包まれた。

次はどんなサービスが展開されるのか、待ち遠しい限りだ。

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帰らない日は家賃がかからない賃貸、サービス加速

週に1回は東京へ出張する人に朗報のサービスが誕生した。

新しい暮らしを提案するUnitoは、ユーザーの柔軟な生活をサポートする目的でサービスを刷新。3つのプランを公開した。

Unitoが展開する、帰らない日は家賃がかからない家『unito(ユニット)』は、2拠点生活や地方在住者を想定したサービス。従来は帰らない日のみ家賃が発生しない仕組みだったが、今回から「月10日以上利用できる部屋を持ちたい人用」、「月5-10日だけ利用できる部屋を持ちたい人用」、そして「毎日利用できる部屋を持ちたい人用」の3つのプランで再出発した。

テレワークが一般的になる中で、東京本社の会社に勤めながらも名古屋や福岡など地方都市で生活する人が増えてきている。例えば「週に1回は全体会議で出社」する人もいるだろう。「帰る家」があれば安心するように、東京にも第2の家を置きたい人にとっては最高のサービスになるのではないだろうか。

また同社は、ベクトルやシーラホールディングス、スペースマーケットといった事業会社などから累計3億円を資金調達したと同時に発表。今後のサービス展開が気になるスタートアップだ。

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マネフォ辻が語る、世界への「2ndステップ」

出典:2022年グローバル化への2ndステップ

日本から世界へ。スタートアップにとって、スケールするためにどうしても外せないグローバル展開。どう推進していけばいいのか、マネーフォワード代表取締役社長CEOの辻庸介氏によれば、グローバル展開には “3step” あるとのことだ。

3step。つまり、資金調達のグローバル化、人材のグローバル化、そして事業のグローバル化だという。

すでに同社は、海外投資家比率が45%を超え、1つ目の資金調達のグローバル化はほぼ成功している。今、マネーフォワードが目指すグローバル化は「人材」だ。 辻氏によれば、特にエンジニアは「国内だけに頼っていては需給関係というマクロ環境により、必要な人材を確保できず、成長の最大のボトルネックになっている」という。今後、企業のグローバル化を推し進めるため、「Non-Japaneseのメンバー(日本語が母国ではないメンバー)」を積極的に採用していくという。

上場を果たしても未だ、マネーフォワードは「赤字経営」を続ける、まだまだ伸び盛りの企業だ。世界への2ndステップを踏み出したことで、スタートアップが参考にすべき点は多い。

さて、今週のスタートアップニュースはいかがでしたでしょうか?今後も毎週更新していきますので、ぜひFastGrowをチェックしてみてください。

こちらの記事は2022年01月21日に公開しており、
記載されている情報が異なる場合がございます。

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執筆

濱田 ひかる

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