連載事業開発のその先へ──アーリー期スタートアップ140選

動物病院の経営改革が、持続的な動物医療を可能にする──豊かなペットライフを阻むボトルネックに取り組むミニイク

FastGrowが実施した特別アンケートでは、シード〜シリーズAの140社のうち51.8%がCOOを、66.0%が「将来の幹部候補」を募集していた。

だが、同じ肩書を掲げていても、実際に委ねられる経営課題や意思決定の範囲は会社ごとにまったく異なる。本連載「事業開発のその先へ──アーリー期スタートアップ140選」では、アンケートに回答した企業を一社ずつ取り上げ、その会社がいま抱える経営課題と、そこに参画する人材がどこまでの意思決定を担うのかを具体的に見ていく。今回紹介するのは、ミニイク株式会社だ。

この会社の魅力を一言でいうと?

予約から会計まで一気通貫のSaaSとデータ経営支援で、動物病院の成長とペットライフの豊かさに貢献する社会的意義の大きい事業


募集中の経営ポジション

プレシリーズA期で、多様なベンチャーキャピタルなどから資金調達を重ねて事業成長を進めるミニイクで、代表・菊地良太氏とともに事業を牽引する将来の事業責任者候補。ペットの家族化が進む一方、その最も重要なライフインフラである動物病院の経営を革新することで、持続的な医療提供を実現することが重要な社会課題になっており、テクノロジーとサービスで支えていく打席がある。


事業概要

動物病院向けに、オンライン予約、CRM、電子カルテ、レセプト、会計までを一気通貫で管理できるクラウド型オールインワン電子カルテ「ミニイク」を提供し、動物病院のオペレーションの効率化や情報連携を促進する、日常業務に欠かせないDX基盤となっている。また、日常的な利用から蓄積されたデータを元に、動物病院の経営課題を抽出しその解決策や戦略を定め、業務代行を通じて総合的な価値提供を推進している。


FastGrow的「ここがすごい!」

「動物病院運営に特化したプロダクト⇆多様なデータ⇆価値を最大化するサービスの連動性」

ミニイクは、動物病院現場のリアルな診療・運営課題解決のためのプロダクトと、そこに蓄積されたデータを用いた経営支援サービスを通じて、動物病院の経営OSの役割を担っている。お客様である動物病院にご協力いただき、行動観察やフィードバックを元にこだわり抜いて作られたプロダクトは、離脱率1%以下。データを元にしたコンサルティングや業務代行サービスを通じて深くお客様との関係性を築き、DXの先端となるビジネスモデルを確立しようとしている。


いま若手経営人材が飛び込むべき理由

「ペット市場が拡大する一方、動物病院というインフラにDXの課題が山積している」

ペットの家族化や長寿化、高齢化等の環境変化によって、動物医療に求められる役割は年々広く深くなっている。その一方で、動物病院の現場は業務負荷は高く、経営の難しさによる廃業なども相次いでいる。獣医師や動物看護師の働き方の問題や経営の不安定による持続的な医療提供の困難性は未だに課題となっている。ミニイクは、このニッチながら共感性の高い市場に、テクノロジーで正面から向き合っている。プレシリーズA期でまだ全国展開の途中にあるからこそ、経営に近い距離でDX推進による市場改善に取り組む経験ができる。


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こちらの記事は2026年10月16日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

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