連載スタートアップ通信──5分で注目ニュースをまとめ読み

キャディが118億円調達。SaaSが立ち上げから絶好調か──5分で今週の注目ニュースをまとめ読み

指数関数的な成長を志向するスタートアップ。当然、その流れは早い。各社からリリースされるニュースを追っていくだけでも一苦労だ。

そこで、忙しいベンチャー・スタートアップに関わる人のために、一週間のウォッチしておくべきニュースだけをまとめた記事を配信していく。題して、週刊スタートアップ通信──。

土日にまとめて読みたい話題を、毎週金曜日に更新中。

今週は国内外問わず、数多くのスタートアップに関するニュースが世間を賑わせた1週間となった。その中から4本のニュース・話題をピックアップ。

・スタートアップパーソンにもオススメしたい、『偏差値50の生存戦略』

・キャディ、既存投資家のみからシリーズCで118億円調達

・150億円規模ファンド組成!デライト・ベンチャーズ、情報の非対称性を解消へ

について見ていく。

  • TEXT BY HIKARU HAMADA
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スタートアップパーソンにもオススメしたい、『偏差値50の生存戦略』

スタートアップで働くことは、日々新しいことにチャレンジすることに等しい。新しいことにチャレンジしていく中で、未経験のこと、専門領域ではないことは多々あるはずだ。しかし、未経験だから、やったことないからと仕事ができないでは、何も前に進まない。成長しない。

今回紹介したいnoteは、そんなスタートアップで働く人が、急成長スタートアップで生き残るための方法だ。タイトルはコンサルティングファーム向けとなっているが、急成長スタートアップでも通ずるものが少なからずあるだろう。

noteの本題は、「どうボスマネジメントの専門家になるのか」だ。ボスマネジメントとは、上司の特徴に合わせてコミュニケーションを調整することにより、自分に都合よい仕事環境をつくることだ。

この自分に都合のよい仕事環境を作るために必要なボスマネジメントの実践方法は3つある。「相手を知る」「自分を知る」そして「関係構築する」だ。「相手を知る」ためには「人物特性を把握」「これまでの経験および経験からの学びを把握」「好きなもの、目標を把握」が必要だ。こんな形でより詳細にボスマネジメントの詳細が記載されているので是非一読してほしい。

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キャディ、既存投資家のみからシリーズCで118億円調達

またまたキャディがインパクトのある資金調達を発表した。2021年8月に発表したシリーズBラウンド80.3億円の資金調達で、海外投資家のDST GlobalやArena Holdings、グロービス・キャピタル・パートナーズなどが参画したというニュースから約2年。いや、たった2年で、今度は既存株主のみから100億円規模の資金調達を発表した。

今回投資したのは、グロービス・キャピタル・パートナーズ、DCM Ventures、グローバル・ブレイン、WiL、ジャフコ グループなど既存投資家のみ。累計調達額は217.3億円となった。

今回驚くべきポイントは調達額だけではない。シリーズBからCの間に、国内の産業系メーカーTOP20社のうち75%との取引を獲得するに至っている。社員数も230人から590人へと2.5倍に伸びた。また、2022年6月に提供を開始したSaaS型プロダクトである図面データ活用クラウド『CADDi DRAWER』のMRRは年間成長率10倍超という勢いを見せている。

また海外展開も開始。たった2年間で4カ国へ進出。今はアメリカ拠点の立ち上げに尽力している。

今回の資金調達発表は、界隈をもちろんざわつかせた。

今後もキャディの動きには注目していきたい。

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150億円規模ファンド組成!
デライト・ベンチャーズ、情報の非対称性を解消

今週もまたVCファンドが組成された。デライト・ベンチャーズは150億円規模のファンドを組成。またマネーフォワードグループのマネーフォワードベンチャーパートナーズもまた、ファンドのセミ・ファイナルクローズを実施し、ファンド総額が61.5億円になったと発表があった。

その中でも今回は、デライト・ベンチャーズの2号ファンドについて紹介していく。

同ファンドは、1,000億円規模以上の大きな社会課題解決を目指すシード・アーリーフェーズのスタートアップを投資対象とする150億円規模の投資ファンド。情報の非対称性を解消するビジネスや、社会生産性を劇的に改善するビジネス、社会の持続性に直接貢献するビジネスを行うスタートアップが投資対象とのことだ。

1号ファンドは今まで、企業の排出量算出クラウドサービスを提供するゼロボードや、クラウドサービスのセキュリティを監視するCloudbase、日本のキャリアSNSを展開するYOUTRUSTなど45社に投資してきた。

前回ファンドの組成はDeNAの単独出資だったが、2号ファンドは三菱UFJ銀行や第一生命三井不動産から出資を獲得し、組成。日本経済新聞によれば、「独立性を高め、純粋な財務リターンを追求する」(デライト・ベンチャーズの渡辺大マネージングパートナー)という

今後の同ファンドからの投資に、注目していきたい。

さて、今週のスタートアップニュースはいかがでしたでしょうか?今後も毎週更新していきますので、ぜひFastGrowをチェックしてみてください。

こちらの記事は2023年07月07日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

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執筆

濱田 ひかる

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