連載事業開発のその先へ──アーリー期スタートアップ140選

設立1年半で25億円、3度の資金調達──SHEIN Japan元代表が仕掛ける家具D2C、CAGUUU

FastGrowが実施した特別アンケートでは、シード〜シリーズAの140社のうち51.8%がCOOを、66.0%が「将来の幹部候補」を募集していた。

だが、同じ肩書を掲げていても、実際に委ねられる経営課題や意思決定の範囲は会社ごとにまったく異なる。本連載「事業開発のその先へ──アーリー期スタートアップ140選」では、アンケートに回答した企業を一社ずつ取り上げ、その会社がいま抱える経営課題と、そこに参画する人材がどこまでの意思決定を担うのかを具体的に見ていく。今回紹介するのは、CAGUUU株式会社だ。

この会社の魅力を一言でいうと?

家具産地から消費者に直接届けるD2Cモデルで、高品質な家具・インテリアを手頃な価格で提供する事業。


募集中の経営ポジション

設立1年半で3度の資金調達を実施し、累計25億円を調達したCAGUUUで、代表・中村勇輝氏とともに事業を牽引する将来の幹部候補。商品企画・調達・EC販売・SNS・PR・ユーザーの声までを一気通貫でつなぐ事業運営の中で、戦略立案だけでなく実際の市場反応を見ながら売上・ブランド・組織づくりを横断して前に進める経験ができる。シリーズB後の成長フェーズにあり、事業モデル・組織体制・ブランド認知のすべてがこれから大きく変化していく段階にあるからこそ、事業の伸びしろと組織づくりの両方に深く関われるポジションだ。


事業概要

家具産地のサプライヤーと直接連携し、中間流通を省いて消費者に届けるD2C型の家具・インテリアブランド「CAGUUU(カグー)」を運営する。自社ECサイトを中心に、楽天市場やAmazonなど複数のオンラインチャネルで幅広い家具を展開。インテリアコーディネートサービス「MyCoordi」や、法人向けサービス「CAGUUU for Business」、VR没入型バーチャルショールームなど、家具選びの体験づくりにも取り組んでいる。2026年10月には国分寺マルイに初の常設直営店をオープンし、オンラインと実店舗の両面から事業を拡大している。


FastGrow的「ここがすごい!」

「SHEIN Japan代表が築いたサプライチェーンが生む、価格と品質の両立」

代表の中村勇輝氏は、SHEIN Japanの代表を歴任した経歴を持つ。中間流通を省いて価格を抑えながら、デザイン性や品質を維持するCAGUUUのビジネスモデルは、この時代に培ったサプライチェーン構築の実績が土台になっている。設立からわずか1年半でシード3億円、シリーズA6.5億円、シリーズB15億円超と3度にわたる資金調達を実施し、累計調達額は25億円に到達。ジャフコやPKSHA、本田圭佑氏が率いるX&KSK、さらに海外大手投資ファンドのGranite Asiaや三菱UFJキャピタルといった、国内外の有力投資家から続けて評価されている点が、この事業モデルの再現性を裏付けている。


いま若手経営人材が飛び込むべき理由

「デジタルだけでは完結しない、実物商材ならではの複雑さに向き合う」

家具というリアルな商材を扱うCAGUUUの事業は、商品力、物流、在庫、顧客体験、ブランドづくり、話題化のすべてをつなげて初めて成長させられる。デジタル完結型の事業とは異なる複雑さがある分、事業全体を見渡しながら意思決定できる経営人材の存在が欠かせない。設立からわずか1年半で3度の資金調達を実現した成長スピードの中、事業モデル・組織体制・ブランド認知のすべてがこれから大きく変わっていく今だからこそ、完成された大企業では得にくい、事業の伸びしろと組織づくりの両方に深く関わっていける。


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こちらの記事は2026年11月02日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

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