連載事業開発のその先へ──アーリー期スタートアップ140選

70兆円産業の生産性を、少人数の建設会社から引き上げる──建設業をAI Nativeへ導くコンクルー

FastGrowが実施した特別アンケートでは、シード〜シリーズAの140社のうち51.8%がCOOを、66.0%が「将来の幹部候補」を募集していた。

だが、同じ肩書を掲げていても、実際に委ねられる経営課題や意思決定の範囲は会社ごとにまったく異なる。本連載「事業開発のその先へ──アーリー期スタートアップ140選」では、アンケートに回答した企業を一社ずつ取り上げ、その会社がいま抱える経営課題と、そこに参画する人材がどこまでの意思決定を担うのかを具体的に見ていく。今回紹介するのは、株式会社コンクルーだ。

この会社の魅力を一言でいうと?

50年以上変わらなかった建設業の生産性を、累計5,000社が使うAIで塗り替える。70兆円産業をAI Nativeに再構築する会社。


募集中の経営ポジション

プレシリーズAで1.7億円(累計約2.2億円)を調達したコンクルーで、代表・白澤光純氏とともに事業を牽引する将来のCOOやCTO、CMO、VPoE、VP of Sales候補。70兆円市場の建設産業に対し、現場のオペレーションを支えるAIプロダクトから、将来的なフィジカルAIまでを見据えた事業を担う。50年以上変わらなかった建設業の労働生産性を飛躍的に高め、産業構造そのものをAI Nativeに再構築する、AI時代の今この瞬間にしかできない挑戦だ。


事業概要

工務店やリフォーム会社、設備工事会社など、主に従業員30名以下の建設会社に向け、AIオールインワン業務管理ツール「コンクルーAI」を開発・提供する。案件・顧客・見積・原価・工程・受発注・請求などの情報を一元化し、建設実務に特化したAIエージェントを組み込んでいる。図面や過去の見積をもとにした見積案の作成、対話による明細修正、工程表作成などをAIが支援し、担当者は内容を確認・確定しながら業務を進められる。2024年8月のリリース以降、協力業者の利用を含む累計導入社数は5,000社に達している。


FastGrow的「ここがすごい!」

「宇宙物理からプラント建設現場へ。畑違いの経験が磨いた現場解像度」

代表の白澤光純氏は、大学院で宇宙物理の研究に従事したのち、2017年に日揮株式会社(現日揮ホールディングス)へ入社。インドネシアやクウェートへの駐在を経て、IT系新規事業開発に携わったのち、2023年にコンクルーを創業した。海外の大規模プラント建設現場という、全く異なるスケールの建設現場を経験してきたことが、中小建設会社の課題への解像度の高さにつながっている。One CapitalやXTech Venturesといった投資家からの継続的な出資も、この現場理解に基づく事業開発力への評価を裏付けている。


いま若手経営人材が飛び込むべき理由

「AIの進化を追い風に、建設産業をAI Nativeに再構築する」

累計5,000社に導入されるAIプロダクトを、少数精鋭のチームでさらに成長させていく。コンクルーは、開発・マーケティング・営業などの社内業務でもAIを活用し、人員の拡大だけに頼らない事業成長を目指している。今加わる経営人材には、既存の仕組みを運用するだけでなく、AIとの協働を前提に、顧客に価値を届ける仕組みや組織・文化そのものを設計する余地がある。顧客の働き方、建設産業の構造、そして自分たちの会社。その全てを変える挑戦に、経営として携われるタイミングだ。


もっと知りたい!と思ったら見ておきたいコンテンツ

【関連リンク】

こちらの記事は2026年10月21日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

記事を共有する
記事をいいねする

会員登録/ログインすると
以下の機能を利用することが可能です。