「その施策は、クライアントのビジネスを本当に変えているか?」SNSへの表面的な興味を捨て、トップマーケターと共に正解のない問いに挑み続ける“実装屋”たちの哲学【スマートシェア松田×北村】

Sponsored
インタビュイー
松田 太一
  • スマートシェア株式会社 代表取締役社長 

大学卒業後、介護系企業で複数店舗のマネジメントを経験。その後、社労士法人での法人向けコンサルティング営業を経て2021年にスマートシェア入社。トップセールスとして営業体制を牽引し、2025年12月より代表取締役社長として全社の事業戦略立案と組織運営を統括。​​​​​​​​​​​​​​​​

北村 貴寛
  • スマートシェア株式会社 取締役副社長 

京都大学出身。伊藤忠商事を経て、スローガン株式会社で事業部長としてIPOを牽引。独立系VCでのベンチャー投資・HR支援の経験の後、2025年にMBSイノベーションドライブへ参画後は、投資事業部として新規M&Aやグループ会社のPMIを担当。2025年12月よりスマートシェアに出向し現職。

手島 幸輝
  • スマートシェア株式会社 管理本部長 

早稲田大学卒業後、住友商事、M&Aブティックファームを経て、2024年にMBSイノベーションドライブへ参画。現在はスマートシェアの取締役管理本部長に就任。MBSグループへの参画という第二創業期において、ダイナミックな事業開発を支えるための強固なバックオフィスおよび経営基盤の構築を牽引。

冨田 陽一
  • スマートシェア株式会社 管理部長 

証券会社で富裕層向け資産運用提案や投資銀行業務(M&A・資金調達・IRコンサルティング)を経験後、2022年にスマートシェア参画。経営企画室の立ち上げを経て、現在は管理部長として財務経理・人事総務・法務などバックオフィス全般を管掌。

累計3万件を超えるSNSキャンペーン実績。ツール提供から泥臭い事務局運営、システム開発までを内製する独自の一気通貫モデル。そして、2025年12月の毎日放送(MBS)グループ参画による巨大なメディアアセットの獲得。

前編記事で紐解いたスマートシェア株式会社(以下、スマートシェア)の強固なビジネス構造は、一見すると緻密に計算し尽くされた完璧な戦略の産物のように思えるかもしれない。しかし、その裏側に潜むのは、決してスマートな成功譚ではない。

「正解のないSNSマーケティング市場において、いかにしてエンプラ企業の高度な要求に応えるか」。代表の松田氏は自らトップセールスとして最前線に立ち、エンタープライズ企業のトップマーケターと膝を突き合わせて議論を重ねてきた。現場で拾い上げたリアルな課題や厳しい要求から決して逃げず、エンジニアと共に泥臭く実装と検証を繰り返してきた葛藤の歴史こそが、彼らの強固な基盤を築き上げた原動力である。

顧客との対話から生まれた独自のプロダクトと顧客基盤に、テレビ局の枠やIPアセットまでもが掛け合わされていく今、同社はメディア産業そのものをアップデートする第二創業期を迎えている。

泥臭い現場から決して逃げず実装力を磨き上げた松田氏と、事業をスケールさせる北村氏、そして傍で彼らを支える冨田氏・手島氏。彼らは何を成し遂げようとしているのか。客観的な構造の裏側で燃える、経営陣のリアルな熱気と野心に迫る。

  • PHOTO BY SHINICHIRO FUJITA
SECTION
/

トップマーケターとの対話で生まれた実装力と知見の蓄積

企業のマーケティングにおいて、SNSはもはや情報発信の場にとどまらず、消費者の購買行動を左右するインフラとなった。それに伴い、エンタープライズ企業が求めるプロモーション施策も高度化を極めている。単にシステムを提供するだけでは、現場が抱える複雑な課題は決して解決できない。

この見えない壁に対し、代表の松田氏は自らトップセールスとして現場に立ち続け、徹底的に顧客と向き合ってきた。相対するのは、日本を代表するエンタープライズ企業のブランドマネージャーや、最前線で事業を牽引するトップマーケターたちである。

松田私たちが相手にしているエンタープライズ企業のトップマーケターたちは、常に新しいコミュニケーションの形を求めています。「最先端でどんな面白いキャンペーンができるか」、その知見の深さと要求水準の高さには、いつも圧倒され、何とか食いついてきたという感じです(笑)。でも、これが面白い。

彼らと最前線で対話できること自体が、私たちにとって計り知れない資産なのです。

その最前線で、リアルな課題や厳しい要望を直接聞く。そして「スマートシェアならどう解決できるか」を考え、提案し、それをエンジニアをはじめとする開発部が即座に形にしていく。

そんな独自のサイクルを回してきた蓄積が、業界における突出した強みをかたちづくってきたんです。

松田氏

プロダクトを売って終わるのではなく、泥臭い事務局運営からエンジニアリングまでを自社で抱え、トップマーケターの高度な要求を一つひとつ実装していく。正解のない市場で逃げずに対話を続けた結果、彼らは他に類を見ないビジネス構造を手に入れた。

そうして積み上げた3つの強みが、エンタープライズ企業のトップマーケターたちに「相談して任せるならスマートシェアだ」と感じさせる理由だ。

トップマーケターが頼る
「3つの理由」
1
スピードと身軽さ
自社ツールの提供
2
独自の要望に応える柔軟さ
システムの開発力
3
ユーザーに寄り添う泥臭さ
700件の自社事務局運営

取材内容等を基にFastGrowにて作成

大手商社勤務、IPO前後のベンチャー企業での事業開発、そして独立系ベンチャーキャピタルでのスタートアップ投資など、さまざまな事業現場に身を置いてきた取締役副社長の北村氏は、スマートシェアの立ち位置の希少性を知り、驚きを隠せなかったという。

北村SaaSプロダクトを提供するという立ち位置と、キャンペーン事務局という運用を担う立ち位置。この両方を持っていること自体が、極めて強力な武器になります。

世の中には、生産性を上げるためにツールを導入する企業は多く存在します。しかし、データを蓄積し、顧客の資産価値をつくるという概念を持ちながら、事務局運営までを一気通貫でやり切る会社は他にほぼありません。

さらに言えば、私たちは上流工程である企画の段階から入り込んでいるという点も大きな強みです。代理店の皆さまと協業するケースも多いですが、通常なら大手広告代理店が入り、そこから多重下請け構造で事務局やツールベンダーに落ちてくるプロセスを、私たちが直接企画から入り実行まで一気通貫で担うケースも相当数あります。

クリエイティブエージェンシーのような動きから入り、独自のツールを活用した全体設計を描き、開発を掛け合わせて事務局までを一手に引き受ける。すべてを内製し、一気通貫でつくれるこのポジションは、競合他社には真似できない優位性となっています。

北村氏

SECTION
/

放送局と組む決断。「Be the Mavericks」の精神でテレビ業界の常識を覆す

2025年12月、スマートシェアは株式会社MBSイノベーションドライブによる株式取得によって、毎日放送(MBS)グループへ参画した(プレスリリースはこちら)。独立したベンチャー企業として独自のポジションを築いてきた同社にとって、新たな非連続成長に向けた大きな転換点だ。

しかし同時に、ある疑念が頭をもたげる。伝統的な大企業の傘下に入ることでベンチャーとしての身軽さを失い、保守的なスピード感に飲み込まれてしまうのではないか。

この問いに対し、経営陣の回答は明確だ。MBSグループへの参画は、決して安定を求めた守りの決断ではない。マスメディアという巨大な伝統産業の変革を、外側からのコンサルティングではなく、当事者として「内側から」実行する意味で、明確に「攻め」の決断だ。

これが、事業成長と社会貢献を同時に成し遂げていくための、ベストな手段と考えたのだ。

北村グループに入ったからといって、決断・実行のスピードが遅くなることはまったくありません。むしろ、伝統的で古い慣習が残るマスメディアの構造を打破し、デジタル領域をいかに伸ばすかという、グループ内新規事業のキーポジションをスマートシェアが担っていく、そんな覚悟と期待があるのです。

松田これからMBSと共にさまざまな新たな仕掛けを考えていけることが、今でも最前線でクライアントの皆さまと対峙している身として、非常に楽しみです。私たちが持つ、他社には真似できないスピード感での新しいプロモーション施策を、より強くしていける感覚です。

冨田通常、新しいビジネスをゼロからすべて構想してつくろうとすれば膨大な時間がかかり、大きなリスクも伴います。しかし今の私たちには、MBSが保有するテレビ局の枠やIPといった巨大な武器があり、それらを基に新たなサービスを考え、即座に形にできるエンジニア組織があります。

ゼロから生み出すのではなく、すでにある強力なアセットを組み合わせるからこそ、ローリスクでハイスピードに、誰も見たことのないプロモーションを仕掛けていこうと思っています。

北村だからこそ、ここで求められるのは単なるツールの販売ではなく、アセットを掛け合わせて「こんなビジネスがつくれそうじゃないか」と自ら構想し、事業開発として落とし込み、力強く推進していく動きです。

手島何でもやれそうなプロダクトがあり、大企業中心の顧客基盤があり、そこにテレビ局という強烈なアセットが加わりました。これらを使い倒して自らビジネスを形にしていく。単に大手企業の中に就職して変革を目指すよりも、圧倒的に面白いスピード感の中で、メディア産業のアップデートに携わることができます。

MBSイノベーションドライブが掲げるビジョンは「Be the Mavericks(異端者であれ)」だ。分業の常識を疑い、実装力で最前線を切り拓いてきたスマートシェアの精神と深く共鳴するこの結合は、決してベンチャーの終着点ではない。

テレビ業界やマーケティング業界の中に残る、旧態依然とした枠組みを破壊し、非連続な事業開発の道筋を自ら敷いていくための、新たな狼煙である。

松田氏

SECTION
/

AR開発に見る「壁を楽しむ」カルチャー。失敗ではなく「気づき」を得る組織

SNSを起点としながら、テレビやオフラインも含めた多様なチャネルに波及させていくマーケティングは、今後、さらに主流となっていくだろう。その最前線に、あらかじめ用意された正解はない。だからこそ、次々と新たなソリューションを世に送り出すには、失敗を恐れない組織・カルチャーが不可欠となる。

例えば前回記事でも紹介したキリンビバレッジとの「トロピカーナ収穫祭」では、相談からわずか数カ月でオリジナルゲームを独自開発し、大きな話題を呼んだ。

実際のキャンペーンにおけるX投稿

さらに、『スシロー』や『リポビタンD』といったエンタープライズ企業が実施した、人気ゲーム『ストリートファイター』とのコラボにおいては、限定ミニゲームの企画立案から開発までをスピーディーに支援。また、シュークリーム専門店『ビアードパパ』の25周年企画では、地域限定商品から全国発売するものをユーザーの投票で決める「ご当地シューファン投票」を実装するなど、消費者をブランドの意思決定に巻き込む体験型プロモーションを次々と形にしている。

提供:株式会社スマートシェア

しかしその一方で、エンタープライズ企業の高度な要求に応え続けるプレッシャーの中、失敗を恐れて身動きが取れなくなる保守的なマインドに陥るリスクは常に存在する。場合によっては「無理難題を押し付けられている」という状態に見えてしまう読者もいるかもしれない。

そうした難しさを乗り越えてこそ、大きな事業成長や社会貢献を実現できる。そのために必要なのが、組織・カルチャーの強さだ。

代表の松田氏は「失敗」という概念そのものを再定義し、自らレールを敷いて動くことの重要性を強く訴える。

松田何か決断をして動いた結果が出なかったことを、世間ではよく「失敗」と呼びます。しかし、私はそれが失敗だとはまったく思っていません。むしろ、その歩み方は違うのだとわかる「気づき」なのです。

失敗したくないからと挑戦を避け、そこで歩みを止めてしまうこと。それこそが一番の失敗です。

正解がない市場で戦うとき、「いかに数を打ち、知見を蓄積していくか」が勝負になります。仕事に正解を求め、自己防衛でチャレンジしないのは非常にもったいない。私たちにはテレビ関連のアセットと、SNSを中心として蓄積してきたマーケティング経験のアセット、そして新たな構想をスピーディーに形にできるエンジニアもいます。

冨田これほど多様な選択肢が用意されているのだから、自ら可能性を狭めず、「『OWNLY』にはまだ誰も見つけていないこんな使い方があるのではないか」と、どんどん意見が飛び交う会社にしていきたいと考えています。

冨田氏

さらに、彼らが向き合うのはトップマーケターたちが抱える高度なビジネス課題である。「SNSが好き」「テレビが好き」といった表面的な興味だけでは、その深い要求に応え切ることはできない。

松田実は、私自身はSNSにまったくと言っていいほどに興味がありませんでした(笑)。これから参画する人も、テレビ好きでもSNS好きでもなくて大丈夫です。あくまでSNSやマスメディアは、プロモーションを成功させるための手段でしかありません。

それよりも「クライアントのビジネスにどう貢献できるか」を泥臭く考えるのが好きな人のほうが、間違いなくこの仕事に向いています。クライアントの深い課題に対して、「私たちが持っているこの武器と、MBSのアセットを組み合わせれば解決できるのではないか」と自らレールを敷いていく。表面的な興味ではなく、本質的なビジネスへの貢献に燃えることができる人だからこそ、誰も見たことのないプロモーションを仕掛けていけるのです。

そして何より、最前線で事業を牽引するトップマーケターたちと、「こんなことを考えているのだけれど、どう思うか」と直接壁打ちできる環境があります。彼らと共に悩み、自らのアイデアが形になって世に出たときの感動は計り知れないほどの大きさです。

SECTION
/

「1+1を100にする」事業開発のやりがいと成長が大きい現場

事業開発という言葉の響きは魅力的だが、実際の現場には「ゼロからイチを生み出す莫大なリスクとリソース不足」、あるいは「すでに敷かれたレールの上を走るだけの窮屈さ」という見えない壁が存在する。多くの事業開発担当者が、その閉塞感の中でダイナミックにスケールする事業を描けずにいる。

北村氏

北村私はゼロからイチをつくるよりも、すでに豊富にあるアセットを組み合わせて「1+1を3に、あるいは100にするにはどうすればいいか」とワクワクしながら考えるのが好きなんですよね。だから今、毎日本当に面白い。

手島正解のない市場だからこそ、経営陣としては挑戦と検証の数を打てる環境を整える責任があります。今の私たちには、MBSのテレビアセット、SNSの知見、そしてそれを即座に形にできるエンジニア組織という多様な選択肢が用意されています。

これだけの強力な基盤があるのだから、自ら可能性を狭めることなく、「こんなビジネスができるのではないか」と自らレールを敷いて動ける人にこそ、この環境を使い倒してほしいと考えています。

松田そういう方が躍動できる環境になっていると思います。すでに敷かれたレールの上を走るのではなく、自分でレールを敷いて新しい道をつくれる人がこの環境にハマるはず。

しかも、何度も言いますが、私たちが相対するのは日本を代表するエンタープライズ企業のトップマーケターたちです。一緒に新たな挑戦をかたちづくることができる、こんなにもやりがいや成長を感じられる現場はそうそうないと思います。

冨田彼らと最前線で直接壁打ちしながら事業を前に進めていけるのは、大きいですよね。

冨田氏

単なるツールの販売でも、下請けの運用代行でもない。テレビ局という巨大な事業の傍らで、デジタルとマスメディアを融合させ、産業の歴史を自らの手で塗り替える。

既存の常識を疑い、多様なアセットを武器に自ら未踏のレールを敷く。メディア産業の根底からのアップデートという壮大な野心に共鳴する「異端者(Mavericks)」たちの参画を、彼らは待っている。

こちらの記事は2026年03月31日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

記事を共有する
記事をいいねする

写真

藤田 慎一郎

おすすめの関連記事

会員登録/ログインすると
以下の機能を利用することが可能です。