先端技術が現場で使われない「産業DXの構想倒れ」に終止符を。受託開発と3D・XR SaaSの融合でリアル産業を変革する「Forgers」
FastGrowが実施した特別アンケートでは、シード〜シリーズAの140社のうち51.8%がCOOを、66.0%が「将来の幹部候補」を募集していた。
だが、同じ肩書を掲げていても、実際に委ねられる経営課題や意思決定の範囲は会社ごとにまったく異なる。本連載「事業開発のその先へ──アーリー期スタートアップ140選」では、アンケートに回答した企業を一社ずつ取り上げ、その会社がいま抱える経営課題と、そこに参画する人材がどこまでの意思決定を担うのかを具体的に見ていく。今回紹介するのは、株式会社Forgersだ。
この会社の魅力を一言でいうと?
受託開発とSaaSの両輪により、製造や建設などリアル産業の現場へ先端技術を社会実装するモデル
募集中の経営ポジション
営業責任者、事業責任者候補を募集する。設立は2023年7月、現在はフルタイム11名規模の、創業期フェーズだ。先端技術を活用したDXソリューションの構築や、大手企業とのアライアンスを牽引する。未完成な組織において、代表の右腕として自律的に意思決定を下し、組織の土台や事業オペレーションの型を設計する役割を担う。
事業概要
製造や建設、小売などリアル産業を対象に、3DやXR、AI技術を用いたDX支援を展開する。顧客の個別ニーズに深く応じる受託開発で知見を蓄積し、汎用的な課題に対しては『RITTAI』シリーズなどの自社SaaSとして横展開する。個別開発とプロダクトの両軸を回し、先端技術の現場への社会実装を推進するのだ。
FastGrow的「ここがすごい!」
「ニトリやアイシンが導入する3D・XR技術と、XRスタートアップや金融SIer出身のCTO・VPoE、データサイエンティストなど専門家が結集する実力派開発体制」
代表の今泉氏やCTOの長沼氏、大手金融系SIer出身のVPoEの壹岐氏、データサイエンスの専門家のCAIOなど、先端領域の技術とビジネスを架橋する精鋭が集う。ニトリなどの大手企業への導入が進むWebARサービス『RITTAI』や製造・建設業向け3Dスキャンアプリ『RITTAI SCAN』、3D・動画マニュアルツール『RITTAI MANUAL』などSaaSを開発・展開する一方、工場向けのデジタルツインやロボティクス導入、AI・オントロジー構築などの受託開発も手がける。受託での課題解決から得た知見をプロダクトへ還元してSaaS展開するビジネスモデルを強みとし、高い技術の現場実装を両立しているのだ。
いま若手経営人材が飛び込むべき理由
「11名の少数精鋭期。リアル産業のDXインフラを構築し、再現性のある組織の型を白紙から設計する打席」
製造や建設、インフラなど基幹産業のDXボトルネックに対し、先端技術を社会実装する挑戦だ。設立は2023年7月、フルタイムわずか11名の今、組織設計や評価基準は白紙に近い。だからこそ、みずからの意思決定がそのまま会社のスタンダードになるのではないだろうか。ただ既存ツールを導入する仕事に留まらず、自律的に役割を定義し、事業から組織のスケール基盤までを白紙から設計する機会がある。この変革の只中で、みずから新たな仕組みを鋳造する経験こそが、次世代イノベーターとしての確たる存在証明となるはずだ。
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こちらの記事は2026年10月13日に公開しており、
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