連載事業開発のその先へ──アーリー期スタートアップ140選

中小企業のAI推進をまるごと担う「代理店」をつくる──熊本から、リアル産業の変革に挑むLbose

FastGrowが実施した特別アンケートでは、シード〜シリーズAの140社のうち51.8%がCOOを、66.0%が「将来の幹部候補」を募集していた。

だが、同じ肩書を掲げていても、実際に委ねられる経営課題や意思決定の範囲は会社ごとにまったく異なる。本連載「事業開発のその先へ──アーリー期スタートアップ140選」では、アンケートに回答した企業を一社ずつ取り上げ、その会社がいま抱える経営課題と、そこに参画する人材がどこまでの意思決定を担うのかを具体的に見ていく。今回紹介するのは、株式会社Lboseだ。

この会社の魅力を一言でいうと?

3,000名以上のフリーランス・パラレルワーカーのネットワークを活用し、「導入して終わり」になりがちな建設業DXを、現場定着まで支援する事業。


募集中の経営ポジション

シリーズA期の株式会社Lbose(エルボーズ)で、代表・小谷草志氏とともに事業を牽引する将来のCOOやCMO候補。業務のAI推進や事業のDX、新規事業立ち上げ支援を軸に、日本のスタンダードを支えるリアル産業の中小企業の変革を、社外の専門家と組む分散型組織という独自の形で実現していく。製造業や建設業など、地方にこそ多い産業の現場に深く入り込む事業だ。九州発でこの挑戦を推進できる、地方発スタートアップならではのポジションだ。


事業概要

製造業や建設業などリアル産業の中小企業に向けて、業務のAI推進や事業のDX、新規事業の立ち上げを支援する。多くのDXプロジェクトは、ツールを導入した瞬間がゴールになり、現場で使われないまま形骸化してきた。Lboseは「現場で使われる仕組みづくりと成果定着」を掲げ、多様な専門家のネットワークから専門家チームを編成。専属のプロジェクトマネージャーが、課題の定義から業務設計、開発、導入、運用改善までを"実行"で支え、この失敗パターンを断ち切ろうとしている。


FastGrow的「ここがすごい!」

「schoo創業期メンバーが、熊本を拠点に挑むリアル産業のDX」

代表の小谷草志氏は、2012年にオンライン学習サービス「schoo」の創業期に、3人目のメンバーとして長期インターンで参画し、イベント企画・番組ディレクションを担当した。その後、マーケティング調査会社やサバイバルゲームフィールド運営会社での新規事業構築を経て独立し、2017年にLboseを創業後、2020年に本社を熊本へ移転。東京一極集中のスタートアップシーンとは異なり、地域産業の変革に正面から向き合う姿勢が、ユナイテッドやウィルグループ、ANRIといった投資家からの出資にもつながっている。


いま若手経営人材が飛び込むべき理由

「日本の産業構造を支えるリアル産業は、地方にも数多く存在する」

日本経済のスタンダードを支えているのは、必ずしも都市部のスタートアップだけではなく、地方に数多く存在する製造業や建設業といったリアル産業の中小企業だ。Lboseは、社外の多様な専門家とチームを組む分散型組織を活かし、こうした企業のAI・DX化を九州発で推進している。シリーズA期でまだ組織の型が固まりきっていない今だからこそ、東京一極集中ではない新しい事業のつくり方に、経営として挑戦していける。


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こちらの記事は2026年10月22日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

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