不問に付されてきたキャンセル料を、自動で請求し回収する──支払いを社会の常識へと変えるPayn
FastGrowが実施した特別アンケートでは、シード〜シリーズAの140社のうち51.8%がCOOを、66.0%が「将来の幹部候補」を募集していた。
だが、同じ肩書を掲げていても、実際に委ねられる経営課題や意思決定の範囲は会社ごとにまったく異なる。本連載「事業開発のその先へ──アーリー期スタートアップ140選」では、アンケートに回答した企業を一社ずつ取り上げ、その会社がいま抱える経営課題と、そこに参画する人材がどこまでの意思決定を担うのかを具体的に見ていく。今回紹介するのは、Payn株式会社だ。
この会社の魅力を一言でいうと?
ホテルやレストランが抱えるキャンセル料の請求・回収業務を自動化し、無断キャンセルやキャンセル料の未払い問題を解決するサービスを提供する事業。
募集中の経営ポジション
シリーズAで約2.5億円(累計約4.8億円)を調達したPaynで、代表・山下恭平氏とともに事業を牽引する将来のCxO、幹部候補。キャンセル料の請求・回収を自動化する「Payn」の事業拡大を担う。単純な業務効率化ではなく、請求や支払いにともなう痛みをなくし、「キャンセル料の支払いを常識にする」という新しい当たり前を自ら創り上げていく経験ができる。0→1、1→10のステップをスピード感を持って経験でき、会社のカルチャーや風土も一緒につくっていけるフェーズだ。
事業概要
ホテルやレストランなど予約が発生する事業者向けに、キャンセル料の請求・回収業務を自動化するサービス「Payn(ペイン)」を開発・提供する。無断キャンセル(ノーショー)、キャンセル料請求の業務負担、キャンセル料の未払いといった、事業者を悩ませてきた問題の解決を目指す。2022年10月のリリース以降、各業界の予約管理サービスとの連携を進め、特許も取得。ホテルやレストランを中心に導入店舗を着実に伸ばしている。「Payments without Pain.」をミッションに、請求や支払いにともなう痛みをなくしていく。
FastGrow的「ここがすごい!」
「自らの会社を破産させた経験を糧に、同じ領域へ再挑戦する覚悟」
代表の山下恭平氏は、映画館オンデマンド上映サービス「ドリパス」のプロダクトマネージャー、ヤフーを経て、2016年にキャンセル可能な宿泊予約の売買サービス「Cansell」を創業。数億円の資金調達も果たしたが、コロナ禍による旅行・宿泊業界の長期不況を乗り越えられず、2022年3月に破産に至る。それでもすぐに2度目の創業としてPaynを立ち上げ、旅行業界で培った知見を、キャンセル料の請求・回収という事業者側の課題解決に転じた。この経験と覚悟が、投資家からの継続的な支持にもつながっている。
いま若手経営人材が飛び込むべき理由
「『無断キャンセル』『キャンセル料の未払い』という業界の慢性課題に、正面から向き合う」
予約が発生する業界では、無断キャンセルやキャンセル料の未払いが、事業者にとって長年の悩みの種であり続けてきた。Paynは、この慢性的な課題をキャンセル料の請求・回収の自動化という形で解決し、請求や支払いにともなう痛みをなくそうとしている。シリーズAの調達を経て、パートタイムを含め約30名の体制で事業拡大に向かういまだからこそ、単なる業務効率化にとどまらない、業界の新しい常識を自らの手で創り上げていく経験ができる。
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こちらの記事は2026年10月26日に公開しており、
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