連載事業開発のその先へ──アーリー期スタートアップ140選

キャラも声も“人格”も、すべてAIで生み出す──AIシンガーcoyaneを手がけるmegliの野心

FastGrowが実施した特別アンケートでは、シード〜シリーズAの140社のうち51.8%がCOOを、66.0%が「将来の幹部候補」を募集していた。

だが、同じ肩書を掲げていても、実際に委ねられる経営課題や意思決定の範囲は会社ごとにまったく異なる。本連載「事業開発のその先へ──アーリー期スタートアップ140選」では、アンケートに回答した企業を一社ずつ取り上げ、その会社がいま抱える経営課題と、そこに参画する人材がどこまでの意思決定を担うのかを具体的に見ていく。今回紹介するのは、megli株式会社だ。

この会社の魅力を一言でいうと?

AIを前提に音楽・映像・キャラクターを丸ごと生み出す、日本発のAIネイティブエンタテインメント会社。


募集中の経営ポジション

シードで1億円を調達したmegliで、代表・秋山広行氏とともに事業を牽引する将来のCTOや幹部候補。AIシンガー「coyane(コヤネ)」のプロデュースを起点に、音楽・ミュージックビデオ・アニメ・ゲームなど作品全体をAIで生み出す制作体制の構築を担う。AI×エンタメという黎明期の成長分野に、創業初期から一緒に挑戦できるポジションだ。


事業概要

AIを前提とした制作体制で、音楽・ミュージックビデオ・アニメ・ゲームなどのエンタテインメントコンテンツを企画・制作・開発する。既存の制作フローにAIを後付けするのではなく、AIを前提に作品そのものを生み出すことを事業の起点に据えている点が特徴だ。自社IPブランド「megli-ai(めぐりあい)」の第一弾として、キャラクターデザイン、作詞・作曲、歌唱、ミュージックビデオ、そして"人格"に至るまで、すべてをAIで開発したAIシンガー「coyane(コヤネ)」をプロデュース。2026年4月にはデビュー曲「春枯(harugare)」を公開し、YouTubeやXを中心に活動している。


FastGrow的「ここがすごい!」

「『AIで作業を減らす』ではなく『AIでしか生めない表現』を問う逆転の発想」

生成AIはすでにエンタテインメント制作の現場に急速に入り込んでいるが、その多くは既存の制作工程を効率化する「人の手を助ける道具」としての使われ方にとどまっている。megliが向き合う問いはその一歩先にあり、「AIでいかに人の作業を減らすか」ではなく「AIだからこそ生み出せる、まったく新しいエンタテインメントとは何か」を起点に事業を組み立てている。この発想が、AI創作プラットフォーム「PixAI」を運営するMetanomalyやjig.jp、Brave groupといった、AI・エンタメ両分野に精通した投資家からの出資にもつながっている。


いま若手経営人材が飛び込むべき理由

「創業からわずか4ヶ月で1億円。まだ誰も答えを出していない領域」

AIとエンタメの掛け算という領域は、世界的にもまだ黎明期にあり、正解と呼べる型は存在しない。megliは、創業からわずか4ヶ月というスピードで1億円を調達し、AIシンガーという切り口からこの未開拓の市場に挑んでいる。シード期でまだ組織が固まりきっていない今だからこそ、制作体制そのものの設計から、AI×エンタメという成長分野の型づくりに、当事者として関わっていける。


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こちらの記事は2026年10月26日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

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