連載事業開発のその先へ──アーリー期スタートアップ140選

スタートアップ不在の終活領域に、逝去後に届く言葉を実装する──日経クロストレンド選出、“縁起”を形にするそうそう

FastGrowが実施した特別アンケートでは、シード〜シリーズAの140社のうち51.8%がCOOを、66.0%が「将来の幹部候補」を募集していた。

だが、同じ肩書を掲げていても、実際に委ねられる経営課題や意思決定の範囲は会社ごとにまったく異なる。本連載「事業開発のその先へ──アーリー期スタートアップ140選」では、アンケートに回答した企業を一社ずつ取り上げ、その会社がいま抱える経営課題と、そこに参画する人材がどこまでの意思決定を担うのかを具体的に見ていく。今回紹介するのは、株式会社そうそうだ。

この会社の魅力を一言でいうと?

エンディングノートやタイムカプセルレターなど、残す人と残される人の想いをつなぐプラットフォーム「SouSou」を提供する事業。


募集中の経営ポジション

プレシリーズAで累計3億円を調達したそうそうで、代表・日下上総氏とともに事業を牽引する将来のCFOや幹部候補。ライフエンディングというデジタルの介入が少ない領域で、全く新しい仕組みをつくり上げ市場構造を変革する、ダイナミックな仕事に裁量を持って関与できる。葬儀社や決済事業者など多様なパートナー企業との事業連携を、財務・資本政策の面から支える打席がある。


事業概要

残す人(故人)と残される人(遺族等)の想いをつなぐことに着目した、エンディングプラットフォーム「SouSou」を開発・提供する。自身のエンディングに必要な情報を整理できるデジタル上のエンディングノート機能、大切な人へ生前のメッセージを逝去後に届けるタイムカプセルレター機能、追悼のための想い出を集めるメモリアルページ機能を備える。基本機能は無料で、製本お届けサービスや提携先への送客・データ連携手数料でマネタイズするBtoBtoCモデルを確立しており、会員数は1万人を突破している。


FastGrow的「ここがすごい!」

「父の死をきっかけに、コンサル出身の代表がゼロから築いたライフエンディング体験」

代表の日下上総氏は、父の死を契機に、大手コンサルティングファームでデジタル技術に関わる多くのプロジェクトを手がけてきた経験を活かし、「デジタル技術だからこそ実現可能な新しいライフエンディング体験」を提供するためSouSouを構築した。国内最大級の葬儀社であるアルファクラブ武蔵野や、大手ヘルスケアグループ子会社のCHCPトラスティといった企業との事業連携を実現し、日経クロストレンド「未来の市場をつくる100社」にも選出されている。


いま若手経営人材が飛び込むべき理由

「ベンチマークとなる企業がまだ存在しない、スタートアップ不在の業界」

ライフエンディング(終活・葬儀等)というある種の難しさを抱える領域には、まだスタートアップも少なく、ベンチマークとなる企業もほとんど存在しない。そうそうは、この空白地帯に「「手続き負担の最小化」と「供養の時間の最大化」」というミッションのもとテクノロジーで挑んでいる。ウェルネットとの決済連携やmy FinTechとのFPoSライブラリ導入など、異業種パートナーとの共創も次々と進んでおり、誰もが安心して人生を終えられる社会の実現という壮大な構想に、経営として関わっていける。


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こちらの記事は2026年10月26日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

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