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CHROとしてイングリウッドに入社してから、まず何を変え、どのような人事フローを設計されましたか?

質問

CHROとしてイングリウッドに入社してから、まず何を変え、どのような人事フローを設計されましたか?

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回答掲載日
2020.10.29
上河原 圭二

1982年生まれ。2005年に関西大学商学部卒業後、株式会社セプテーニ入社。名古屋支社立ち上げや子会社経営、社長室室長を経て、2013年2月にコミックスマート株式会社を設立し、同社取締役COOに就任。2018年、株式会社セプテーニ・ホールディングス グループ執行役員。2019年4月、株式会社イングリウッド取締役兼CHROを務める。

まず1人の人間として信用を勝ち取ることに徹しました。いきなりCHROとして入社するわけですから、挨拶やマナーはもちろん、カルチャーや働く社員の想いを理解するためにとにかくコミュニケーションを大切にしました。

その上で、はじめに取り組んだのは、社内外への情報発信の仕組み作りです。社長の考えや会社のビジョンを、社内だけでなく社外にもしっかりと発信する仕組みを設計しました。前提として、私は人事と広報はセットだと考えています。社内の考えや思いをきちんと吸い取り、それを外部に発信する。つまり、社内と社外に同じメッセージを発信することがイングリウッドのCHROの仕事です。

入社当時、社員数は80名ほど。しかし、社外に積極的に発信をしていなかったので、「イングリウッド」と検索してもほとんど情報が出てこないような状態でした。ですので、しっかりとイングリウッドという会社の「過去・現在・未来」を社内外に伝えられるように情報発信に取り組んだわけです。

一例ですが、社員の多くの方々とランチや面談を通じて、会社としての「キーワード」をいくつか抽出することで発信しやすい状態をつくりました。なぜイングリウッドに入社し、どんな思いを持って働いているのかというところから、会社全体としてのビジョンや方向性を言語化。そこで得られたキーワードをいくつかセットしておくことで、関連することが社内で起こったらすぐに発信できるという体制が出来上がりました。

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