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コロナという大きな変化要因によって、人々の価値観はどう変わり、市場やビジネス環境はどのようになっていくと考えますか?

質問

コロナという大きな変化要因によって、人々の価値観はどう変わり、市場やビジネス環境はどのようになっていくと考えますか?もしくは貴社においてコロナ前後で変わったこと・変わらなかったことがあれば教えていただけますと幸いです。

3件の回答

回答3
回答掲載日
2020.10.29
大塚 雄介

早稲田大学大学院修了、物理学修士号取得。株式会社ネクスウェイを経てレジュプレス株式会社(現:コインチェック株式会社)に参画。2014年2月に取締役に就任。2018年4月に執行役員に就任し、マーケティング・事業開発などを統括。現在は、バーチャル株主総会支援のSaaS事業を統括するほか、2022年1月に立ち上げたWeb3時代を牽引するスタートアップを支援する「Coincheck Labs」に従事し、当社におけるWeb3領域への投資活動や啓蒙をリードしている。

変化することと不変なところを見極めることはもちろん大事ですが、むしろ「コロナだから」と悲観する必要はないと思っています。そもそもマーケット環境はコロナに関係なく常日頃から変化するものなので、あくまで一つの要因として捉えています。何より、暗号資産のボラティリティを経験しているので、あまり動じなくなりました(笑)。

一方で、コロナによって商習慣や生活が変化し、一気にデジタル化が進みました。コインチェックもこれまでは直接会って話しながら業務した方が効率が良く、いいサービスが作れると考えていたので、原則出社で業務することにこだわっていました。しかし、いざリモート体制に移行してみると、案外変わらないということがわかりました。もちろん、業務を円滑にするための工夫やコミュニケーションを増やすための施策もいろいろ実施していますが、元々Slackでオープンにコミュニケーションをする文化が定着していたこともあり大きなトラブルは今のところ上がってきていません。

コインチェックでは、コロナウイルスの感染拡大をきっかけに「Sharely」を開始しましたが、そのほかにも新規事業を複数立ち上げており、原則オフィスに出社でなくても問題ないなと実感しています。

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回答2
回答掲載日
2020.10.29
斎藤 拓泰
  • 株式会社Gracia 代表取締役/CEO 

1996年生まれ。福井県出身。東京大学 経済学部経営学科2019年卒。幼少期をアメリカで過ごす。大学在学中にビジネスに興味を持ち、COO中内を含めた友人数名で家庭教師斡旋の事業を立ち上げる。2016年より株式会社Candleでのマーケティング経験を経て2017年に株式会社Graciaを創業。

大きな流れとしては大量生産・大量消費を前提とした資本主義の流れが一度止まって、家族との時間・人生の中で本当に大切なもの、等を見つめ直すような流れに変わってきてるのではないでしょうか。

会社の飲み会が減り、人との接触も減ったことでより親密な人とのコミュニケーションやアクティビティが今後一層増えていくのではないかなと思います。その中で新しいビジネスチャンスが生まれてくるのかなと個人的には考えております。ことギフトの文脈では人とのコミュニケーションを支える手段という点で、「形式的なギフト」よりも「気持ちを伝える」ギフトが今後も拡大していくのではないかなと考えております。

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回答1
回答掲載日
2020.10.29
岩崎 由夏

大阪大学理学部卒業後、2012年株式会社ディー・エヌ・エーに新卒入社。新卒、中途の採用を担当。2016年子会社ペロリに出向し経営企画を担当。2017年株式会社YOUTRUSTを設立。

ユーザーサイドも企業サイドも、副業という市場において「リモート」はかなり大きなインパクトがありました。通勤時間などがなくなり時間的余裕が生まれたことに加えて、このような不安定な状況が生む将来に対する漠然とした不安感は、ユーザーサイドの副業意欲を高める要素になっています。

また、企業サイドもコロナをきっかけに価値観が大きく変わっているように感じます。もともとは「毎日オフィスで隣にいてくれないとマネジメントできない」と思い込んでいたものが、突然リモートで働かざるを得ない状況になった。そしたら「意外に大丈夫」と、実体験ベースで理解できたので、副業やリモートワーカーも積極的に採用できるようになっています。

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