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NUMBER
89

製造業にもDXのトレンドが。
金属部品取引プラットフォームMitsuriが3.25億円調達──押さえておきたい資金調達ニュース

資金調達が活況となり、日々のニュースが溢れている。

全てを追いきれない読者のために、 FastGrowでは週次で国内外スタートアップの資金調達ニュースを紹介。

今週も日本から4社をピックアップした。

2020年3月16日〜2020年3月22日分 過去の週報はこちら

  • TEXT BY KEISUKE KOSAKAI
  • EDIT BY KAZUYUKI KOYAMA
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REGALI:気に入ったコーディネートをすぐに買えるファッションSNS

REGALI

資金調達概要

調達額
総額1億7500万円
調達先
グローバル・ブレイン株式会社
株式会社ジェネシア・ベンチャーズ
AGキャピタル株式会社

サービス概要

ユーザーが投稿したコーディネート写真の着用アイテムをすぐに購入できる、ファッション特化型ショッピングSNS「PARTE」を展開する、REGALI。

PARTEでは、25~40歳の女性を中心とした、トレンド感のあるきれいめカジュアルなコーディネートが毎日更新されており、多数のインフルエンサー(Instagram上の合計フォロワー数が600万)もユーザーとして参加。これまではファッションコミュニティ形成とユーザーに愛されるプロダクト作りに注力してきた。

今回の資金調達により、アパレルブランドとの提携拡大、PARTEの機能拡充、ブランディング強化、組織体制強化をおこなう予定だ。

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ZENKIGEN:WEB面接の手間を解決

ZENKIGEN

資金調達概要

調達額
8億円
調達先
株式会社デライト・ベンチャーズ
PKSHA SPARXアルゴリズム1号投資事業有限責任組合
パーソルキャリア株式会社、株式会社エスプール
株式会社ツナググループ・ホールディングス
WiL, LLC.
株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ
その他

サービス概要

WEB面接サービス「HARUTAKA」を展開する、ZENKIGEN。

WEB面接機能はもちろん、採用業務の効率化・管理、などをおこなえる、WEB面接に係る多面的な機能を提供している。

2018年より、会話の中から候補者の隠れた能力を発見するなどの技術を、東京大学と共同で研究するなど研究開発にも力を入れる。

今回の資金調達により、エンジニア・研究者の採用強化、HARUTAKAのサービスアップデート、アフェクティブ・コンピューティング(AIにより人の感情や感性を扱うコンピューター技術)領域の研究開発の加速、候補者と面接官の面接体験を改善する面接サポートAI「ZIGAN」の早期事業化を目指す予定だ。

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Catallaxy:金属部品の取引を円滑に

Catallaxy

資金調達概要

調達額
総額3.25億円
調達先
インキュベイトファンド
SMBCベンチャーキャピタル
みずほキャピタル

サービス概要

金属部品を発注したい人のための金属加工受発注プラットフォーム「Mitsuri」を展開する、Catallaxy。

Mitsuriでは、欲しい金属部品の設計・製図サポート、全国200社の金属加工工場からの一括見積り、イメージ検索ができ、金属部品取引における複雑なやりとりを簡略化している。

2018年にリリース後、2019年に依頼総額10億円を超え、2020年3月現在、全国200社の協力工場と4,500社の発注社数を抱えるプラットフォームへと拡大した。

今回の資金調達により、プラットフォームの拡充を図る予定だという。

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INFORICH:スマホの充電をいつでも・どこでも

INFORICH

資金調達概要

調達額
30億円
調達先
ゴールドマン・サックス
日本郵政キャピタル株式会社
GMCMベンチャーキャピタルパートナーズ
チャートウェル キャピタル
株式会社ホリプロ

サービス概要

スマホ充電器レンタルサービス「ChargeSPOT」を展開する、INFORICH。

コンビニエンスストアや商業施設などで、「どこでもレンタル出来て、どこでも返却できる」スマホ充電器をレンタルする場所(ChargeSPOT)を設置・展開する。

レンタル方法はアプリでChargeSPOTに記載されているQRコードをスキャンするだけ。数百円で気軽に利用でき、どのスタンドに返却しても構わない。

中国では既に広く広がっている事業モデルで、国内でも事業者が徐々に増えつつある。同社は国内シェアは97%を超え、海外では4カ国に進出済。東京でスマホ充電器を借りて香港で返却することも可能だという。

2018年4月にリリース後、わずか1年で日本全国47都道府県に広がり、2021年までに100,000カ所のChargeSPOTの設置が計画されている。今回の資金調達により、現在既に国内10,000台体制となったスマホ充電器レンタルChargeSPOTの更なる展開をおこなう予定だ。

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執筆

小酒井 圭祐

国内スタートアップの資金調達ニュースをまとめていきます。トレンドの変遷を追っていくことに興味があります。趣味は筋トレとプログラミング。

編集

編集者。大学卒業後、建築設計事務所、デザインコンサル会社の編集ディレクター / PMを経て、weavingを創業。デザイン領域の情報発信支援・メディア運営・コンサルティング・コンテンツ制作を通し、デザインとビジネスの距離を近づける編集に従事する。デザインビジネスマガジン「designing」編集長。inquire所属。

デスクチェック

1986年生まれ、東京都武蔵野市出身。日本大学芸術学部文芸学科卒。 「ライフハッカー[日本版]」副編集長、「北欧、暮らしの道具店」を経て、2016年よりフリーランスに転向。 ライター/エディターとして、執筆、編集、企画、メディア運営、モデレーター、音声配信など活動中。

こちらの記事は2020年03月25日に公開しており、記載されている情報が異なる場合がございます。