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Zehitomoが総額8.2億円を調達──押さえておきたい資金調達ニュース

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資金調達が活況となり、日々のニュースが溢れている。

全てを追いきれない読者のために、 FastGrowでは週次で国内外スタートアップの資金調達ニュースを紹介。

今週も日本から4社をピックアップした。

2020年6月8日〜2020年6月14日分 過去の週報はこちら

  • TEXT BY KEISUKE KOSAKAI
  • EDIT BY HUSTLE KURIMURA
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Zehitomo:手軽にプロに依頼するプラットフォーム

株式会社Zehitomo

資金調達概要

調達額
総額8.2億円
調達先
【新規引受先】
株式会社DG Daiwa Ventures
株式会社環境エネルギー投資
三菱地所株式会社
PERSOL INNOVATION FUND合同会社
株式会社エアトリ
【既存引受先】
SMBCベンチャーキャピタル株式会社
みずほキャピタル株式会社
Coral Capital(旧500 Startups Japan)
DNX Ventures
株式会社KVP
株式会社アコード・ベンチャーズ
Social Starts
株式会社ベクトル

サービス概要

仕事をお願いしたい依頼者と、カメラマン、ヨガ講師、リフォームや工事事業者など様々な「プロ」をつなぐプラットフォーム「Zehitomo(ゼヒトモ)」を展開する、Zehitomo

依頼者は条件に合ったプロとマッチングし、Zehitomo内のチャットなどを使って連絡を取ることが可能。全職種で現在20万以上のプロが登録しており、これまでに累計100億円以上の仕事依頼が発生しているという。2019年には、AIがZehitomoのデータベースから条件にぴったり合うプロを判断し、依頼者に最適な提案を送る新機能も開発された。

同社は、2015年、CEO ジョーダン・フィッシャー氏とCOO ジェームズ・マッカーティー氏の両名によって設立。ジョーダン氏は、結婚式の時、カメラマンやDJを依頼しようとしたが、価格に対して自分の希望に合ったサービスをしてくれるのか分からなかったそうだ。その経験がきっかけとなり、前職の金融機関で働きながら、自己資金でZehitomoを開始した。

今回の資金調達により、中小企業や個人事業主のオンラインでの集客を支援するとともに、積極的な採用活動に着手し、組織を拡大する予定だという。

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Mantra:世界の言葉でマンガを届ける

Mantra株式会社

資金調達概要

調達額
合計約8,000万円
調達先
株式会社ディープコア(DEEPCORE)
合同会社DMM.com(DMM VENTURES)
株式会社レジェンド・パートナーズ
エンジェル投資家ら

サービス概要

マンガに特化した機械翻訳技術および法人向けサービス『Mantra Engine』の開発を行う、Mantra

マンガには、手で描かれた特殊なフォント・独特な話し言葉・ストーリーの背景にある複雑な文脈など、翻訳を難しくする要素が多く含まれている。そこで同社は、東京大学FoundX・IPA未踏アドバンスト事業・東大IPC等の支援を受け、世界最高精度のマンガ機械翻訳技術(国際特許出願中)を開発し、2020年7月にサービス公開する予定だ。

これにより、マンガ専用の画像認識技術、外国語組版の自動化技術を組み合わせ、マンガ翻訳を大幅に省力化・高速化する予定だという。また、従来出版社がアクセスしにくかった海外市場への展開も視野に入れているそうだ。

創業者の石渡氏と日並氏は、創業直前までそれぞれ自然言語処理と画像認識を研究した経験を持つ。また、マンガの編集やゲーム広告のディレクションの経験を持つメンバーがいることも、同社の強みの一つだ。

今回の資金調達により、Mantra Engineや基盤技術の研究開発および人材採用をおこなう予定だという。

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PR Table:新時代の社員名鑑ツール

株式会社PR Table

資金調達概要

調達額
非公開
調達先
STRIVE株式会社
三井住友海上キャピタル株式会社
株式会社UB Ventures
みずほキャピタル株式会社が運営するファンド

サービス概要

「社内交流」「採用力強化」「営業・マーケティング」等のビジネスシーンにおける社員コンテンツの作成・活用を支援するプロダクトの名称を、「PR Table」から「talentbook」へリニューアルした、PR Table

同社は、社員一人ひとりに注目し、社内報が担っていた組織活性化、オウンドメディアが担っていた自社の魅力訴求の両方を担う新しいコンテンツプラットフォームとして、「talentbook」を提供している。

CEOの大堀航氏と大堀海氏は兄弟であり、2014年に共同創業。大堀(航)氏は、総合PR会社のオズマピーアールや、レアジョブにてPRチームの立ち上げを歴任。一方の大堀(海)氏も、同じくPR業界で勤務した経験を持つ。読者モデルの派遣やマスメディアへのパブリシティなどに従事した後、兄の航氏と同社を創業した。

今回の資金調達により、talentbookのマーケティング強化、ユーザーの利便性をさらに向上する機能の開発をおこなう予定だという。

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フーモア:エンタメで“わかりにくい”を“わかりやすく”

株式会社フーモア

資金調達概要

調達額
合計1億3000万円
調達先
株式会社Preferred Networks
りそなキャピタル株式会社が運営する投資ファンド

サービス概要

イラストや3DCGを用いたエンターテイメントコンテンツを制作する、フーモア

ゲームイラスト制作、漫画制作、エンタメ共創、ゲーム会社とクリエイター人材のマッチングソリューションを主に提供。取引先は、ゲームやアニメなどエンタメを得意とする企業はもちろん金融や不動産、医療など、業界や業種を問わない。

創業者の芝辻幹也氏は、26歳まで漫画家を目指していたが断念し、就職の道を選んだ。その後、外資系コンサルティング企業、トライバルメディアハウスで勤務。ある日、結婚式用に80人の似顔絵を描いてほしいというオーダーを受けたことをきっかけに、自身が描いた似顔絵は価値のあるものだと認識した。「絵で何か事を成したい」と強く思い、同社の創業に至ったという。

今回の資金調達により、AIを活用したゲームクリエイティブ制作の高速化・効率化、外部のゲーム会社へクリエイター向けツールを提供、他分野への進出などに力を入れるという。

こちらの記事は2020年06月17日に公開しており、
記載されている情報が異なる場合がございます。

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執筆

小酒井 圭祐

国内スタートアップの資金調達ニュースをまとめていきます。トレンドの変遷を追っていくことに興味があります。趣味は筋トレとプログラミング。

編集

ハッスル栗村

1997年生まれ、愛知県出身。大学では学生アスリートを取材し、新聞や雑誌の制作・販売に携わる。早稲田大学文学部在学中。

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