オフィスの賃貸をテクノロジーで円滑に。
estieが約2.5億円を調達──押さえておきたい資金調達ニュース

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「イノベーターの成長を支援し、未来社会を共創する」をミッションに掲げるFastGrowは、さまざまなコンテンツやイベントなどを通して、いま注目すべき次世代の成長企業と出会う機会を提供している。

『資金調達の週報』では、編集部が厳選したスタートアップの資金調達ニュースを毎週お届けしている。資金調達の様子を定点観測していれば、次の成長企業が見えてくるはずだ。

今週は、累計4億円を調達し国内最大級のオフィスプラットフォーム構築に挑むestieや、注目の大企業DX領域で存在感を示すテックタッチなど、急成長のポテンシャルを秘めたスタートアップ4社をピックアップした。

2020年7月6日〜2020年7月12日分 過去の週報はこちら

  • TEXT BY KEISUKE KOSAKAI
  • EDIT BY HUSTLE KURIMURA
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estie:オフィス探しを迷わずシンプルに

株式会社estie

資金調達概要

調達額
約2.5億円
調達先
グロービス・キャピタル・パートナーズ(GCP)
東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)

サービス概要

AI・機械学習アルゴリズムを活用した賃貸オフィスマッチングサービス『estie』、オフィス賃貸業向けデータプラットフォーム『estie pro』を提供するestie

『estie』は、賃貸オフィス探しをシンプルにするための物件探索・提案プラットフォームだ。ユーザーは、オフィスを探す企業と大手不動産仲介会社をつなぎ合わせる「マッチング機能」、不動産仲介会社とやり取りする「メッセージ機能」、リコメンドAIによりおすすめ物件を探せる「e-Map」、AIによる推定賃料を用いて理想のオフィスを探せる「検索機能」などを利用することができる。

『estie pro』は、オーナー・管理会社・元付仲介会社のオフィス空室情報と客付仲介会社をつなぐ日本最大級のプラットフォームである。オーナー・管理会社・元付仲介会社は、競合物件を含む希望の土地の賃貸情報をスピーディに閲覧でき、自社の賃貸募集情報を正確にマーケティングできる。また、客付仲介会社は毎日更新される空室情報と賃料を閲覧し、その場で貸主に物件確認が可能だ。

CEOの平井瑛氏は東京大学経済学部卒業後、三菱地所株式会社に入社。米国・英国・ASEAN・中国における不動産投資運用、賃貸、開発と新事業創造部を兼務後、オフィスビル賃貸営業を経て、2018年12月株式会社estieを創業した。

不動産領域のビジネスに造詣が深い同氏が、今後どのような仕掛けを行っていくのか、引き続き目が離せない。

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AMATELUS:今までにない新たな視聴体験を世界に広げる

AMATELUS 株式会社

資金調達概要

調達額
非公開
調達先
長友佑都氏ら個人投資家7名
ちばぎんキャピタル株式会社(ひまわりG4号投資事業有限責任組合)
山口キャピタル株式会社

サービス概要

自由に視点を変えれる映像をWEB配信できる『SwipeVideo(スワイプビデオ)』を展開する、AMATELUS

『SwipeVideo』は、自由視点映像をWEB配信できる世界初の独自配信技術を活用したサービス。WEBの技術だけで動作するため、視聴者がストレスなく任意のタイミングで画面をスワイプし、映像の視点を自由に切り替えて視聴できることが特徴だ。エンターテイメントや教育現場、イベント等の中止・延期時のライブ動画配信等で利用されているという。

CEOの下城伸也氏は、法政大学在学時に友人3名とCMS開発、販売のIT企業を設立した経験を持つ。アーティストのVRをつくっていた際、クライアントから「被写体をまわりから見ている映像はつくれないのか」とリクエストされ、SwipeVideoのアイデアを思いついた。

今回の資金調達により、プロダクト開発からサービスの拡充、スポーツ・エンタメ・技術教育・EC・イベントなどへの展開までをおこなう予定だという。

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IoTBASE:IoTサービスをワンストップで提供

IoTBASE株式会社

資金調達概要

調達額
非公開
調達先
インキュベイトファンド
G-STARTUPファンド

サービス概要

企業のIoT導入をワンストップで実現するクラウドサービス『IoTBASE Cloud』を展開する、IoTBASE

IoTデバイスの導入プロセスは複雑で、ハードウェア・回線・ソフトウェアの組み合わせを調節していく必要があるが、『IoTBASE Cloud』ではワンストップで提供。「IoTデバイス選定(Planner)」「IoTデバイス管理(Manager)」「データ可視化(Canvas)」の3つのプロセスをSaaSでワンストップ提供することで、あらゆる企業が手軽にIoTサービスを利用できる。

CEOの澤和寛昌氏は、IoT事業会社で新規事業開発を歴任し、2015年2月にIoTBASE株式会社を創業した。

今回の資金調達により、プロダクト開発やカスタマーサクセス部門を強化する予定だという。

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テックタッチ:ユーザーがシステムを使いこなすマニュアルを構築

テックタッチ株式会社

資金調達概要

調達額
5億円
調達先
DNX Ventures
Archetype Ventures
DBJキャピタル
など

サービス概要

大企業向けにwebシステム操作ナビゲーションを構築するSaaS『テックタッチ』を展開する、テックタッチ

『テックタッチ』は、稼働しているwebシステムに対してリアルタイムで画面上に操作ナビゲーションを表示し、システムを初めて触ったとしても円滑に運用できるようサポートする。新規にシステムを導入・刷新する企業やDXを推進したい企業、顧客向けのシステムにおけるオンボーディング・問合せに悩む企業が主な利用顧客だという。

利用顧客数は数十社に及び、ほとんどすべてが大企業。利用ユーザーについては、現在で8万名を超え、まもなく9万名に到達する見込みだという。

CEOの井無田仲氏は、金融業界、ユナイテッド株式会社での勤務を経て、世界一周を経験。そのなかで、日本企業のIT革新が遅れていることを再認識し、それを後押しする企業をつくりたいと考えたことが創業のきっかけになった。

こちらの記事は2020年07月15日に公開しており、
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執筆

小酒井 圭祐

国内スタートアップの資金調達ニュースをまとめていきます。トレンドの変遷を追っていくことに興味があります。趣味は筋トレとプログラミング。

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編集

ハッスル栗村

1997年生まれ、愛知県出身。大学では学生アスリートを取材し、新聞や雑誌の制作・販売に携わる。早稲田大学文学部在学中。

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デスクチェック

長谷川 賢人

1986年生まれ、東京都武蔵野市出身。日本大学芸術学部文芸学科卒。 「ライフハッカー[日本版]」副編集長、「北欧、暮らしの道具店」を経て、2016年よりフリーランスに転向。 ライター/エディターとして、執筆、編集、企画、メディア運営、モデレーター、音声配信など活動中。

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