連載資金調達の週報

アーティストに国境は必要ない
トライセラが総額1億1,500万円を資金調達──押さえておきたい資金調達ニュース

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「イノベーターの成長を支援し、未来社会を共創する」をミッションに掲げるFastGrowは、さまざまなコンテンツを通して、いま注目すべき次世代の成長企業と出会う機会を提供している。

『資金調達の週報』では、編集部が厳選したスタートアップの資金調達ニュースをまとめてお届け。資金調達の様子を定点観測していれば、次の成長企業が見えてくるはずだ。今週は4社をピックアップした。

2021年2月1日〜2021年2月7日分 過去の週報はこちら

  • TEXT BY KEISUKE KOSAKAI
  • EDIT BY YUI TSUJINO
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トライセラ
アーティストのためのボーダレスEC

株式会社 TRiCERA

資金調達概要

調達額
総額1億1,500万円
調達先
有安伸宏氏及び複数の投資家を引受先とした第三者割当増資
融資

サービス概要

世界中のアーティストが自由な形式でアート作品を発表・販売出来るノーボーダーEC『TRiCERA.NET』を運営する、TRiCERA(トライセラ)

『TRiCERA.NET』は、世界中のアーティストがアート作品を発表・販売出来るノーボーダーEC。80を超える国と地域から、2,400名を超えるアーティストが参画。総出品数は17,000点を超えている。

今回の資金調達により、『TRiCERA.NET』のUI/UX改善、ブランドの認知向上にむけたプロモーション強化をおこなう予定だという。

「日本のアート作品を世界中からオンラインによる購入を可能にし、日本のアーティストをキャリア面・収入面の両方からサポートしていく。マーケットプレイスを確立させ、日本のアート業界に変革をもたらしていく必要があるのです」そう語るのは、代表 井口泰氏。ぜひ井口氏のnoteもご覧いただきたい。

Ep1:アート業界の現状

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ランプ
京都発、飲食店のテイクアウト予約・決済サービス

株式会社ランプ

資金調達概要

調達額
総額約1億円
調達先
ANRI、個人投資家を引受先とする第三者割当増資
金融機関からの借入
事業譲渡

サービス概要

飲食店向けのテイクアウト予約・決済サービス『TakeEats』を運営する、ランプ

『TakeEats』は初期費用・月額費用無料で利用できる、飲食店向けのテイクアウト予約・決済サービス。昨年6月のリリースから7ヶ月間で全国500店舗の飲食店に導入されている。

また、京都のMKタクシーと連携した『MKタク配』、大垣市のスイトタクシーと連携した『スイトタク配』など、ユーザーの自宅までデリバリー配達をおこなう。

今回の資金調達により、『TakeEats』の新機能追加、バージョンアップ、優秀な人材の採用等を加速する予定だという。

代表 河野匠氏は、大学在学中にファッション通販サイトを立ち上げた経歴を持つ。そこで培ったウェブマーケティングのノウハウを活かして、TakeEatsの事業を手がけている。

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メロディ・インターナショナル
安心・安全な妊娠・出産環境の実現を目指す

メロディ・インターナショナル株式会社

資金調達概要

調達額
約1.6億円
調達先
MBC Shisaku1号投資事業有限責任組合(株式会社Monozukuri Ventures)
SGインキュベート第1号投資事業有限責任組合(SGインキュベート株式会社)
KSP6号投資事業有限責任組合(株式会社ケイエスピー)
イノベーションディスカバリー1号投資事業有限責任組合(栖峰投資ワークス株式会社)
既存投資家や個人投資家など合計11の法人・個人から第三者割当増資を実施

サービス概要

国内初のIoT型胎児モニター『分娩監視装置iCTG』、周産期遠隔医療プラットフォーム『Melody i(メロディ・アイ)』など、妊婦の安全な妊娠をサポートするメロディ・インターナショナル

『分娩監視装置iCTG』は、胎児の心拍・妊婦のお腹の張りを、病院または自宅などでも測ることが出来るデバイス。

『Melody i』は、妊婦さんが計測した結果をかかりつけ医師に送信でき、遠隔で受診推奨など医師からアドバイスを得ることができるコミュニケーションプラットフォーム。

今回の資金調達により、製品出荷体制の充実、さらなるユーザーサポートと営業体制の構築に向けた人材育成・人材採用、海外でのマーケティング体制構築、各国の医療機器規制への対応、開発体制の充実をおこなう予定だという。

代表 尾形優子 氏は、2002年に電子カルテ事業を営むミトラを起業し、産婦人科医療に関わりを持つようになった。そこで、電子カルテだけでは解決できない「胎児や妊婦を継続的に見守る」課題を解決するため、メロディ・インターナショナルを創業した。

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1SEC
AIバーチャルヒューマンという新たな存在

資金調達概要

調達額
累計約2.7億円
調達先
セレス
gumi venturesファンド
イグニス
East Ventures
國光宏尚
内藤裕紀
他複数の個人投資家、複数の著名人、1SEC代表

サービス概要

AIバーチャルヒューマン事業を世界27カ国で展開する、1SEC

AIバーチャルヒューマンとは、人間の顔をしたビジュアル、音声認識・映像認識・特化型対話などのAIで構成されたもの。

今まで以下のようなAIバーチャルヒューマンを展開してきた。

日本初男性バーチャルヒューマン『LIAM NIKURO(リアム・ニクロ)

米国・ロサンゼルス出身のマルチプロデューサー。世界27か国以上で話題になっている。

堀江貴文氏のバーチャルヒューマンプロジェクト 『ホリエ・ロイド・タカフミ』

堀江貴文氏が好きなこと、やりたいことに注力し、面倒事をホリエ・ロイド・タカフミに任せるために誕生した。

『Lewis Hiro Newman(ルイス ヒロ ニューマン)』

俳優・起業家の水嶋ヒロ氏の分身としてデビュー。 水嶋ヒロ氏がロデューサーを務めるファンションブランドを展開するなど、ファッション、アート、音楽などのジャンルでグローバルな活動を展開している。

今回の資金調達により、AIバーチャルヒューマンのテクノロジー強化、技術革新をおこなう予定だという。

代表 宮地洋州氏は、D2Cブランド「エイミー・イストワール(EIMY ISTOIRE)」や動画制作などを手掛ける3ミニッツなどを起業したシリアルアントレプレナー。3ミニッツをゲーム大手のグリーに売却後、その資金をもとに今年3月に1SECを創業した。

こちらの記事は2021年02月10日に公開しており、
記載されている情報が異なる場合がございます。

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執筆

小酒井 圭祐

国内スタートアップの資金調達ニュースをまとめていきます。トレンドの変遷を追っていくことに興味があります。趣味は筋トレとプログラミング。

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編集

辻野 結衣

1997年生まれ、東京都在住。関西大学政策創造学部卒業し、2020年4月からinquireに所属。関心はビジネス全般、生きづらさ、サステナビレイティ、政治哲学など。

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