連載資金調達の週報

日本のeスポーツを産業化させる
REJECTが約3.6億円を資金調達──押さえておきたい資金調達ニュース

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「イノベーターの成長を支援し、未来社会を共創する」をミッションに掲げるFastGrowは、さまざまなコンテンツを通して、いま注目すべき次世代の成長企業と出会う機会を提供している。

『資金調達の週報』では、編集部が厳選したスタートアップの資金調達ニュースをまとめてお届け。資金調達の様子を定点観測していれば、次の成長企業が見えてくるはずだ。今週は4社をピックアップした。

2021年4月19日〜2021年4月25日分 過去の週報はこちら

  • TEXT BY KEISUKE KOSAKAI
  • EDIT BY YUI TSUJINO
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REJECT
日本から世界に挑戦するeスポーツチーム

株式会社REJECT

資金調達概要

調達額
約3.6億円
調達先
ジャフコ グループ
Z Venture Capital
East Ventures
AGキャピタル株式会社

サービス概要

eスポーツチーム『REJECT』を運営する、REJECT

『REJECT』は、2018年発足のプロeスポーツチーム。世界的に人気なシューティングゲームを中心に9タイトルに渡り部門を保有。

特にモバイルシューティングゲームの領域において日本トップの実績を誇り、PUBG MOBILE部門は同タイトル最多となる6度の世界大会出場経験を誇る。

今回の資金調達により、トレーニング環境投資、新規事業開発、ライフスタイルブランド事業を促進する予定だという。

これまでの2年半の何倍ものスピードとクオリティで世界に勝負していく。ただの遊びじゃない。立ち止まったり、ためらっている暇はない。絶対に世界で1番になる。

そう語るのは、代表 甲山翔也氏だ。eスポーツに対する熱い想いが綴られたnoteもぜひご覧いただきたい。

REJECTに関わる全ての人へ。3.6億円の資金調達の背景と決意表明。

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Hacobu
物流ビッグデータを活用し、サプライチェーン全体の最適化を図る

株式会社Hacobu

資金調達概要

調達額
総額約9.4億円
調達先
JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合
NREGイノベーション1号投資事業有限責任組合(野村不動産グループ)
豊田通商株式会社
Logistics Innovation Fund投資事業有限責任組合
(セイノーホールディングス株式会社をアンカーLPとするSector-Focused Fund)
SMBC社会課題解決投資事業有限責任組合
株式会社ダイワロジテック(大和ハウスグループ)
三井不動産株式会社

サービス概要

Hacobuは物流に関わる企業間(発着荷主、物流企業、運送会社)のやり取りや物流現場の業務をDX化するアプリケーション『MOVO(ムーボ)』シリーズを展開する、Hacobu

物流業界は、トラックドライバーの人手不足という課題を抱えている。企さらに、業間のやり取りが電話やFAX・紙帳票などの非効率なツールが中心になっているため、DXによる業務の効率化が急務となっている。

そこで、Hacobuでは現在4つのアプリケーション(トラック予約受付サービス『MOVO Berth』、動態管理サービス『MOVO Fleet』、流通資材モニタリングサービス『MOVO Seek』、配送案件管理サービス『MOVO Vista』)を提供しており、メーカー、小売、物流企業など、500社以上の企業に導入されている。

今回の資金調達により、アプリケーションの開発・販売にかかる人員の増強、物流ビッグデータ分析基盤の強化にかかる人員の増強、物流業界初となるビッグデータ・ガバナンス体制の立ち上げ、運用等の施策をおこなう予定だという。

代表 佐々木太郎氏は、アクセンチュア、博報堂コンサルティングを経て、米国留学。卒業後、ブーズアンドカンパニーのクリーブランドオフィス・東京オフィスで勤務後、ルイヴィトンジャパンの事業開発を経てグロッシーボックスジャパンを創業。その後、食のキュレーションEC&店舗FRESCAを創業した後、物流業界の変革を志してHacobuを設立した。

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EDGE
人事課題に特化したコミュニケーションプラットフォーム

EDGE株式会社

資金調達概要

調達額
総額1億5,600万円
調達先
大石 崇徳氏(株式会社エアトリ 取締役会長)
PCIソリューションズ株式会社
株式会社インサイト
株式会社Legaseed
りそな銀行からの融資

サービス概要

エアリーマネジメントクラウド』、『エアリーフィードバッククラウド』など、人事課題解決に特化したコミュニケーションプラットフォーム『エアリー』シリーズを展開する、EDGE

『エアリーマネジメントクラウド』は、発達心理学をベースに意識構造のどの階層にいるかを診断。その人の価値観や幸福度を可視化することができるアセスメントツールである。診断結果より、社員一人ひとりの状況把握や価値観に合わせた個別フォロー、マネジメント、目標設定を可能にし、社員それぞれに寄り添う伴走型のマネジメントを実現させる。

『エアリーフィードバッククラウド』は、音声分析から1on1中の上司・部下の感情の推移を可視化。さらに、発話割合を計測することで、理想的な1on1に近づけていくことを支援するHRテクノロジーだ。

今回の資金調達により、既存事業の更なる事業拡大、コロナ禍において顕在化した組織課題に対するソリューションも新規事業として提供開始する予定だという。

HRテクノロジーの領域はもっと伸びるし、“事務作業をテクノロジーで効率化しました”というだけでなく、色々なものが可視化されて、もっと人が幸せに働ける環境作りにテクノロジーが貢献できるはずだ!と思い、2018年から資金調達に動き始めました。

そう語るのは、代表 佐原 資寛氏だ。佐原氏が同社にかける想いがまとめられたnoteがあるので、ぜひご覧いただきたい。

資金調達と今後の事業展開

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Morght
睡眠から日本人の働き方を改善する

株式会社Morght

資金調達概要

調達額
総額1億円超
調達先
ANOBAKA
TLM
個人投資家複数名

サービス概要

寝返りを科学し、からだの痛みにアプローチするマットレス『NELL マットレス』を展開する、Morght

『NELL マットレス』は、”寝返り”に特化して設計された、からだの負担を軽減し、質の高い睡眠をサポートするマットレス。

体圧分散に優れたポケットコイルを最大数使用し、腰部分を固くするなど部位ごとに固さを変えることで、快適な睡眠をサポートする。

今回の資金調達により、マットレス以外の寝具関連製品の研究開発や広告展開、オフラインイベント開催、ブランド価値の向上をおこなう予定だという。

どうすれば朝起きてから活力を持って仕事に集中し、人々の生活を豊かにできるのか」について考え続けた結果、行き着いた答えが“睡眠”という領域でした。睡眠領域について、調べれば調べるほど、現在の日本人の睡眠に対する様々な“不”を感じました。

そう語るのは、代表 土井皓貴氏だ。日本人の睡眠を改善するためにマットレスを開発するに至ったnoteをぜひご覧いただきたい。

睡眠素人の僕が高級ホテルのマットレスの「倍良くて、倍安い」商品を作れた理由

こちらの記事は2021年04月28日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

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執筆

小酒井 圭祐

国内スタートアップの資金調達ニュースをまとめていきます。トレンドの変遷を追っていくことに興味があります。趣味は筋トレとプログラミング。

編集

辻野 結衣

1997年生まれ、東京都在住。関西大学政策創造学部卒業し、2020年4月からinquireに所属。関心はビジネス全般、生きづらさ、サステナビレイティ、政治哲学など。

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