【ベンチャーキーパーソン名鑑】HR責任者編Vol.3:バニッシュ・スタンダード 磐井 友幸氏
「あの会社の急成長は、なぜ実現できたのか?」その答えは、最前線で事業の課題と格闘し、成果を出し続けている「ベンチャーキーパーソン」の仕事術に隠されています。
本連載では、スタートアップやベンチャー企業が事業を伸ばす上で避けて通れない具体的な「業務の壁」を、彼ら/彼女たちがどう乗り越えてきたのかを徹底解剖。
日々の業務ですぐに役立つ実践的なノウハウ、困難な意思決定を支えた思考プロセス、そしてリアルな成功と失敗の事例、そこから得たノウハウを、ご本人たちの言葉で共有する。(掲載希望企業はこちらのフォームからご回答ください。)
彼ら/彼女たちの生きた経験は、あなた自身の課題解決のヒントとなり、スタートアップやベンチャーでの活躍、あるいはキャリアアップを加速させる具体的な「処方箋」となるはずだ。
バニッシュ・スタンダードにおける「HR」の魅力とは?

以下、話者は磐井さん
自分にとって仕事の根源的な面白さは「人に会うこと」に尽きるのですが、それが一番体感できるのがバニッシュ・スタンダードの人事責任者だと思っています。当社が提供する店舗スタッフDXサービス「STAFF START」は、店舗スタッフ一人ひとりの実力と頑張りを正当に評価し、収入やキャリア、働きがいを向上させることを目的にしています。
現在では国内外3,000ブランドに導入いただき、社会的な責任が生まれているこの事業に集まってきてくれる人はとてもユニークですし、その人たちとともに「バニッシュっぽい」カルチャーを作っていけることに責任と面白さを感じます。
HRの処方箋
処方箋 その1:毎日会食に行く
僕は「一次情報を取りに行く」ことを何より大切にしています。人伝に聞く二次、三次情報は信じません。聞きたいことや知りたいことがあれば直接本人に会って聞くようにしています。
この信念と自分自身が人と話をしながら美味しいご飯を囲むことが好きなこともあり、かれこれ10年以上は毎日会食をするようにしています。知人と初めましての人の割合は半々くらいですね。
処方箋 その2:知らないこと、やったことがないことは全部やってみる
これも一次情報を取りに行くことと通じますが、自分がわからない領域については調べるよりも体験することを大事にしています。
最近だと仮想通貨やVRゴーグルなどですね。たとえば仮想通貨では、100円でもいいから自分のお金で購入すると「自分ごと」になります。そういった「自分ごと化」に時間を使うよう意識しています。
処方箋 その3:頼まれたことは断らない
自分を信用して頼んでくれたことは、基本的には断りません。どうしてもできないこともありますが、どうしたらやれるか、やれる方法をまず探すようにしています。考え始めて悩んでしまうとどうしても面倒くさくなるので、まずはそういう思考で動くということを癖づけて習慣にするようにしています。
HRを学べるオススメコンテンツ
オススメ:「人に会うこと」
コンテンツと言ってしまっては失礼かもしれませんが…自分は本は読まないので、最近評判の良いビジネス書などがあれば、その作者に会いに行くようにしています。僕は本を読むことが苦手ですし、本は対大勢用に書かれた情報です。それであれば、「好き」なことである「人に会う」をしながら、その人自身が僕用に話してくれる一次情報を欲しいと思ってしまうので、そうするようにしています。
帰り道にPIVOTやNewsPicksとかの動画コンテンツで知り合いが出ているものを聞き、その人と会ったときに「あの話もっと詳しく聞かせて」と話すネタにすることはあります。
キーパーソン磐井氏から皆さんへのメッセージ
私たちの事業は「人」の可能性を最大化することに主眼を置いています。だからこそ、テクノロジーの力で新しい価値を創造するスキルはもちろんですが、何よりも「人が好き」で、その想いを共有できる方と一緒に働きたいと考えています。
人の熱量を理解し、それをITと掛け合わせて新しい事業やサービスを生み出していく。そんな情熱を持った方からのご応募をお待ちしています。
貴社の急成長を支えるキーパーソンの「仕事術」も、この連載で解き明かしませんか?掲載ご希望の企業様はこちらのフォームよりご応募ください。
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こちらの記事は2025年08月07日に公開しており、
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