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Githubのワークフローを参考にしているとのことですが、逆になぜこれまで属人化されていたのでしょうか?また、なぜログラスはここに入り込むことができたのでしょうか。

質問

Githubのワークフローを参考にしているとのことですが、逆になぜこれまで属人化されていたのでしょうか?また、なぜログラスはここに入り込むことができたのでしょうか。

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回答掲載日
2020.11.17
布川 友也
  • 株式会社ログラス 代表取締役CEO 

慶應義塾大学 経済学部卒。 新卒で投資銀行に勤務。M&A、IPOアドバイザリー業務に従事。 その後、上場直後のITベンチャー企業に経営戦略担当として参画し、IR・投資・経営管理等を中心に業務を行い、東証一部への市場変更を経験。 株式会社ログラスを創業、代表取締役に就任。

属人化していた原因は、管理会計自体の特性にあります。管理会計はそもそも明確なルールが定まっておらず、各企業が最終的には同じようなものを生み出しているにも関わらず、オリジナルのテーブルを組んでおり、さらにそれを自由に運用できてしまうエクセルという存在が属人化を生んでしまっていました。実は20年近く前から同じようなソリューションをオンプレミス型で提供しているサービスはあったものの、このタイミングでログラスが展開できたのには3つの理由があります。

1点目は、BtoB SaaSに優秀なエンジニアがジョインしてくれるようになったこと。ほんの5年前までは、優秀なエンジニアはC向けサービスにいくことが一般的でしたが、SaaSのエンタープライズ化が進む中で、セキュリティやパフォーマンス面でより高度なエンジニアリングが求められるようになり、彼らにとって魅力的な働き口になってきています。

次に重要なのが、マーケットのモメンタムです。大手企業も積極的にSaaSを導入していこうという機運が高まっていますよね。例えば5年前だったらまだタイミングとしては早かったのですが、今ではDXがバズワード化していることからもわかるように、企業規模問わず経営管理を改善できるタイミングであると感じています。

最後は、先駆者たちの存在です。具体的には、GoogleやMicrosoftなどが展開するクラウドグループウェアが大手企業にも導入されるようになり、さらに浸透してきていることが大きな要因の一つです。予算情報をはじめとするインサイダー情報を他社へ渡すのは、セキュリティが担保されているとはいえ大手企業からすると怖いはず。しかし、すでに社内でクラウドの導入事例があると意外と抵抗なくLoglassも導入してくれると感じています。

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