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プロダクトマネージャーとして意識していることや「哲学」はありますか?

質問

プロダクトマネージャーとして意識していることや「哲学」はありますか?

4件の回答

回答4
回答掲載日
2020.12.03
大見 周平
  • 株式会社Chompy 代表取締役 

東大法学部を卒業後、2012年4月にDeNA新卒入社。入社後2年間は韓国ゲーム事業に従事し、1年弱のソウルオフィス赴任を挟みつつ、現地マーケティングチームの立ち上げ・新規ゲーム開発を担当。2014年4月から新規事業部署に異動となり、自動車領域・個人間カーシェアへの投資決定を推進し、Anyca(エニカ)の事業責任者を務める。2017年9月、子会社の株式会社DeNAトラベル代表取締役社長に就任。2018年5月、DeNAトラベルの売却を実施。2019年5月にDeNAを退職し、2019年6月に Syn, Inc. を創業。

直近の #pmconf2020 でもお話させていただいたのですが、機能価値と感情価値の両側面をプロダクトに反映する点を大切にしています。

■登壇資料:
https://speakerdeck.com/shuheeeeei/anycatochompydexue-nda-gan-qing-falsexi-ifang-number-pmconf2020

インターネットやソフトウェア技術ってすごい勢いで世の中を変えて便利にして来てると思うのですが、それで結局自分たちって幸せになれてるんだっけ?っていうのが今後もっと問われるべきと思ってるんです。いくら便利な世の中になったとしても短期的/刹那的な幸せしか提供できない気がしていて、本質的には人とのつながりや誰かに貢献できているかって感じれるかが大事と思うので、機能的な価値のみならず感情的な価値をプロダクトやUXに埋め込むことができるかが大事だと思ってます(この辺は当社SYNの会社のビジョンでもあります)。

プロダクト関連の施策決めについても上記思想は反映して行きたいと思っていて、定量的/合理的に判断すべき領域と、定性的/感情的に判断すべき領域をうまく共存させられるかは気にしています。そもそものチームメンバーの構成、日々の論点の出し方や意思決定の軸など、プロダクト開発にまつわる各要素を上記考え方で設計するようにも心がけてます。

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回答3
回答掲載日
2020.12.02
木下 慶

筑波大学大学院コンピュータサイエンス専攻修了。NTTデータでのSE職、ランサーズでのエンジニア・プロダクトマネージャー職を経て、2016年6月株式会社メルカリに入社。メルカリのUS版、UK版のプロダクトマネージャーを務め、2019年7月より日本版メルカリのHead of Productに就任。

お客さまが第一であることと、プロダクトは手段の一つであるということです。お客さまは何か目的がありプロダクトを使ってくれているに過ぎず、もしかしたらそのための解決策としては機能やUIではなく、カスタマーサポートやオフラインの支援かもしれません。プロダクトマネージャであるものの、プロダクトにこだわり過ぎないように意識しています。

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回答2
回答掲載日
2020.12.02

ソフトウェアエンジニアとして日本、シンガポール、サンフランシスコにて10年以上ソフトウェア開発に従事。DeNAにてOSSゲームワークや、全米No.1となったソーシャルゲームの開発を行ったのち、シンガポールのVikiに入社し、プロダクトエンジニアとして製品開発をリード。その後サンフランシスコへ移住し、現地スタートアップに初期メンバーとして参画。2016年に退社しAutify, Incを米国にて創業。2019年1月米国トップアクセラレーターAlchemist Acceleratorを日本人として初めて卒業。

当然、Burning needsを解決することなのですが、実は3つに細分化していて、会社のバリューにもしています。1つ目は「Problem first」。課題がない状態で議論をすべきではないし、解くべき課題を適切に見つけることが先決です。

次は「Dig deeper」。「ディグる」とも言ったりしますが、表面的な意見ではなく、本質的な根本課題を探るという意味です。なぜその課題は課題なのか?というのを深掘り続ける。根本原因を探ると、わざわざ開発するまでもないようなソリューションで解決できたりすることもありますし、何より最適な打ち手に辿り着くことができるので必須だと思っています。

最後は「最短経路を見つける」ことです。100%の労力を割いたら100%の成果が得られる可能性はありますが、リソースがないスタートアップの戦い方としては間違っていると思います。理想は、50%のリソース投入で80%の価値を生み出すといった、価値の要点を押さえた戦い方です。例えばプロダクト開発でも全部をきれいにつくり切る必要はなく、顧客にとって本当に燃えている課題さえ解決できれば80%の達成度でもいいのです。

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回答1
回答掲載日
2020.12.02
高橋 京輔

株式会社サイバーエージェントの米国支社、CyberAgent America, Incの創業に参画し、北米向けスマートフォンゲーム事業の立ち上げを経験。国内大型ゲームタイトルのプロジェクトマネジャーを経て、2016年より株式会社メルカリにて米国向け、日本向けのアプリのプロダクトマネージャーとして、製品開発に従事。中学高校時代の同級生である田とドクターズプライムを創業。

「解くべき問いが正しいか」と「同じことを繰り返さない」という2つはよく意識しています。1つ目に関しては、特にスタートアップのようなスモールチームにとっては大事なことだと思っています。リソースが限られた中で成果をあげなければならないので、いくつにも分散させるのではなく、資源を集中させる必要があり、そのために常に「これは本当に今解くべきイシューなのか?」と問うようにしています。

2つ目の「同じことを繰り返さない」というのは、似たようなことをやっているように見えても、必ず前回よりは前進している状態をつくるということです。僕らはアジリティー高く意思決定しているのですが、そうすると、外から見ると何度も同じことをしているように見えてしまいます。ただ、実際には左右に行ったり来たりしているだけではなく、螺旋階段を登るように前進しているのです。これを実現するためにも、ドキュメンテーションする文化は強く根付いていて、商談からヒアリングまでほとんどすべてがドキュメントとして残っています。

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