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M&A後の起業家たちの挑戦

2018年、日本企業によるスタートアップのM&Aが、件数・金額ともに過去最高を記録した。 米国に比べ、日本はIPOによるイグジットの割合が多いことで知られていたが、状況は少しずつ変わりつつある。

ただ、M&Aを果たした起業家は、ロックアップ期間を終えると退任し、次のチャレンジへと進むことが多い。 しかし、そうした“通説”に囚われず、別の選択肢を選ぶ起業家もいる。

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M&Aは結婚だ。コインチェックが事件を経て黒字化、新規事業と再起を遂げた理由

大塚 雄介
  • コインチェック株式会社 共同創業者/執行役員 

早稲田大学大学院修了、物理学修士号取得。株式会社ネクスウェイを経てレジュプレス株式会社(現:コインチェック株式会社)に参画。2014年2月に取締役に就任。2018年4月に執行役員に就任し、マーケティング・事業開発などを統括。現在は、バーチャル株主総会支援のSaaS事業を統括するほか、2022年1月に立ち上げたWeb3時代を牽引するスタートアップを支援する「Coincheck Labs」に従事し、当社におけるWeb3領域への投資活動や啓蒙をリードしている。

公開日2020.10.06
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M&A後に自由がなくなるのは、起業家の怠慢──インフラトップが、DMM.comグループ入り後に急成長できた理由

大島 礼頌
  • 株式会社インフラトップ 代表取締役/CEO 

2014年に(株)サイバーエージェントキャピタルにアソシエイトとしてジョイン。シード期に特化したファンド立ち上げを実施。同年11月(株)インフラトップを創業、代表取締役を務めながら、2015年に(株)リクルートジョブズのIT戦略室でタウンワークのデジタルマーケティング業務に従事。その後プログラミングスクールWEBCAMPを立ち上げて、業界最高水準の転職成功率を実現し、2018年11月にDMM.comにグループイン。

公開日2020.06.30
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M&Aはパートナー選び──イグジット後も過去最⾼益を更新し続ける、ゲームエイトの軌跡と展望

西尾 健太郎
  • 株式会社Gunosy 代表取締役社長 
  • 株式会社ゲームエイト 代表取締役会長 

首都大学東京(現 東京都立大学)在学中に株式会社Labit共同創業、2013年代表取締役就任。リクルートホールディングス子会社に事業を譲渡後、株式会社ゲームエイトを創業し、現在、代表取締役会長。2015年株式会社GunosyからのM&Aを経て入社。2018年9月執行役員、2020年8月取締役を歴任し、2023年12月より代表取締役社長に就任。

公開日2019.04.12
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M&Aは“本質”に近づくための手段。事業譲渡と社名変更を経て、グラムが打つ次の一手

小出 悠人
  • グラム株式会社 代表取締役 

1991年東京都出身。上智大学在学中、株式会社ECナビ(現 株式会社CARTA HOLDINGS)など複数のベンチャー企業でエンジニアやディレクターとしてインターンを経験。2012年、KDDIが行う起業支援プログラム「KDDI∞Labo」に当時最年少である20歳で採択され、2012年6月、株式会社U-NOTEを創業。2015年10月、株式会社イグニスによる連結子会社化。2018年10月、ビジネスマン向けメディア「U-NOTE」を株式会社PR TIMESに事業譲渡し、グラム株式会社に社名変更。現在は、「成しうる者が為すべきを為す」社会を実現するため、性格診断データを用いた転職サービス「Jobgram(ジョブグラム)」を開発中。

公開日2019.02.12

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