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19-02-27-Wed

押さえておきたい資金調達ニュース──新しい音声体験を届けるメディアや、ネット発のキャラクター会社など

TEXT BY TOMOAKI SHOJI
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資金調達が活況となり、日々のニュースが溢れている。
全てを追いきれない読者のために、FastGrowでは週次で国内外スタートアップの資金調達ニュースを紹介。
今週は日本から4社をピックアップした。

2019年2月18日〜2019年2月24日分

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Chapter
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Voicy:200以上のチャンネルが無料で聞けるボイスメディアの運営

Voicy

資金調達概要

調達額
7億円
調達先
グローバル・ブレイン
D4V
TBSイノベーション・パートナーズ
株式会社電通イノベーションパートナーズ
中京テレビ放送株式会社
株式会社電通イノベーションパートナーズ
株式会社スポーツニッポン新聞社

サービス概要

「音声xテクノロジーでワクワクする社会を創る」というビジョンのもと、ボイスメディア「Voicy」の提供や音声配信インフラの開発などの事業を手掛けている。

自社メディアであるVoicyでは、ビジネスの専門家やミュージシャン、インフルエンサーなどによる「声のブログ」をはじめ、ニュースや天気予報のような情報、事業会社のオリジナルチャンネルなど、200チャンネル以上を無料で放送している。

今回の資金調達では、Voicyの利用者数が2018年に30倍以上に伸びたことや、ユーザーコミュニティの深さ、音声コンテンツのマネタイズ戦略などが評価されたとしている。

今後は、エンジニアやUI/UXデザイナーなどの採用強化やVoicyのアプリリニューアル、音声インフラの再構築などを経て、新しい音声の体験と価値を提供していくという。

Chapter
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テラスマイル:農業に特化した経営分析を行うクラウドサービス

テラスマイル

資金調達概要

調達額
非公開
調達先
ドーガンベータ
山口キャピタル
三井住友海上キャピタル
宮崎太陽キャピタル
マイファーム
ちくぎん地域活性化投資事業有限責任組合
石井歓氏
松岡恭子氏
矢野修作氏
志賀口裕輔氏

サービス概要

農業に特化した経営分析を行うクラウドサービス『RightARM』を提供。農業経営のなかで蓄積したデータを見える化し、経営を支援するという。

RightARMは2017年12月に実証実験を開始し、2018年5月に有償サービスの提供を始めた。現在は約100の農業経営者や法人が利用しており、約20万件の出荷量データなどを管理している。本社を置く宮崎県や宮崎経済連とは、営農情報の連携を進めているそうだ。

今回の資金調達により、パートナーセールスやエンジニアの採用をはじめ、AIによる出荷予測や経営分析、シミュレーションを軸としたRightARMのメニュー拡充を行う。

Chapter
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クオン:インターネット発のキャラクター会社

株式会社クオン

資金調達概要

調達額
4億円
調達先
ニッセイ・キャピタル
ABCドリームベンチャーズ
オー・エル・エム・ベンチャーズ
みずほキャピタル
SMBCベンチャーキャピタル
三井住友銀行
みずほ銀行

サービス概要

「ベタックマ」「うさぎゅーん」といったインターネット発のキャラクターを手掛ける。2015年頃から全世界のチャットアプリと提携し、スタンプを展開。累計ダウンロード数は、2018年12月末現在で26億件、累計送信回数は240億回を超えたという。

有料スタンプの売り上げに加え、人気の出たキャラクターのライセンス展開をグローバルで開始しており、中国とタイには既に子会社を設立した。韓国と台湾、香港でも現地のキャラクターエージェンシーと契約し、グッズ販売やプロモーションコラボなどを行っている。

2018年9~12月時点でのキャラクター事業における海外売上比率は約65%。今後はライセンス営業組織を構築し、国内外でのキャラクターコラボレーションや、スタンプの共同開発などに対応していく。また、VTuberやブロックチェーンなどを活用した新規メディア、テクノロジー向けのキャラクター開発にも注力するとした。

Chapter
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Onepair:企業で活躍するエースと直接つながれる転職サービス

Onepair

資金調達概要

調達額
1000万円
調達先
NOW
Candle代表取締役 金靖征氏
坂本達夫および複数の個人投資家

サービス概要

企業で活躍するエースと10分間のビデオチャットを通して、「働きたい場所」を見つけられる転職サービス「Onepair(ワンペア)」を提供。

ユーザーはサービスに登録すると、興味を持ってもらった企業のエースから直接「話してみたい」というオファーをもらえる。各エースのインタビュー記事も掲載されており、読んで共感をしたら、ユーザーはそのエースに直接アプローチも可能だ。

2018年9月から2か月間限定でサービスのβ版を提供開始しており、今回の資金調達のタイミングで正式版のリリースを発表。アプリは2019年2月現在、iOSのみの対応となっているが、Android版も事前登録の受付を開始している。

今週は計4社の調達状況を紹介した。今後も、FastGrowは週次で調達状況を発信していく。

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押さえておきたい資金調達ニュース──新しい音声体験を届けるメディアや、ネット発のキャラクター会社など
[文]庄司 智昭

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