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レキピオが総額1.7億円を調達──押さえておきたい資金調達ニュース

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「イノベーターの成長を支援し、未来社会を共創する」をミッションに掲げるFastGrowは、さまざまなコンテンツを通して、いま注目すべき次世代の成長企業と出会う機会を提供している。

『資金調達の週報』では、編集部が厳選したスタートアップの資金調達ニュースをまとめてお届け。資金調達の様子を定点観測していれば、次の成長企業が見えてくるはずだ。今週は4社をピックアップした。

2020年9月14日〜2020年9月20日分 過去の週報はこちら

  • TEXT BY KEISUKE KOSAKAI
  • EDIT BY HUSTLE KURIMURA
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レキピオ:30分以内になんでも届けるデジタルコンビニ

株式会社レキピオ

資金調達概要

調達額
総額1.7億円
調達先
株式会社UB Ventures
マネックスベンチャーズ株式会社
株式会社サイバーエージェント・キャピタル
株式会社FGN ABBALab
F Ventures LLP
赤坂優氏
中川綾太郎氏
吉田浩一郎氏
日本政策金融公庫

サービス概要

食品やお酒、日用品を注文から30分以内に自宅へ届けるデジタルコンビニアプリ『QuickGet(クイックゲット)』を展開する、レキピオ

『QuickGet』の特徴は、自社倉庫に商品在庫を抱えることで、実店舗をもつ小売店と同等の販売価格を実現している点にあるという。また、常時1,000点以上の商品がそろう豊富なラインナップも魅力だそうだ。1,000点以上を常時取り扱っており、ラインナップが豊富だ。

同サービスは現在、東京都港区と渋谷区の一部エリアで展開されている。2019年11月のβ版リリース以降、港区の六本木エリアのみでアプリ内累計流通額が数千万円を超えており、1カ月間で数十万円分の買い物をするへビーユーザーもいるそうだ。

今回の資金調達により、『QuickGet』の事業拡大に向けた採用活動、サービス提供エリアの拡大を中心におこなう予定だという。

代表の平塚登馬氏は、19歳で人材領域の事業立ち上けに二度挑戦し、いずれも失敗。その苦い経験から、同志社大学ではマーケティングを学ぶとともに、京都のベンチャー企業で新規事業責任者を務める経験も積んだ。その後、2017年9月に同社を設立。当初は料理に特化したAIチャットボットを開発・運営していたが、2年ほど前にピボットし、『QuickGet』の開発を開始したそうだ。

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subsclife:新品のデザイン家具を毎月定額で利用できるサービス

株式会社subsclife

資金調達概要

調達額
約30億円
調達先
【第三者割当増資引受先】
YJキャピタル株式会社
株式会社エニグモ
ユナイテッド株式会社
KDDI株式会社(KDDI Open Innovation Fund 3号:グローバル・ブレイン株式会社)
ダブルシャープ・パートナーズ株式会社
SMBCベンチャーキャピタル株式会社
株式会社セゾン・ベンチャーズ
三菱UFJキャピタル株式会社
【既存株主による第三者割当増資引受先】
XTech Ventures株式会社
株式会社サイバーエージェント・キャピタル

サービス概要

家具のサブスクリプションサービス『subsclife』を展開する、subsclife

同サービスの特徴は、家具をレンタルすることにより、初期費用を大幅に軽減できるほか、新品でデザイン性の高い家具や家電を購入よりも手軽に利用できる点だという。また、気に入った家具や家電は買い取りが可能である点も魅力の一つだそうだ。

他社の家具・家電サブスクリプションサービスとの差別化については、商品のレンタル提供価格を抑えている点に加え、一つの家具や家電をサブスクリプションで利用し続けたとしても、商品価格を超えない料金設定にしている点を挙げている。

同社は今回調達した資金を、『subsclife』のシェア拡大に向けた施策の実行へ投資する予定だという。

代表の町野健氏は、日本ヒューレット・パッカードでコンサルタントとして従事したのち、マクロミルで経営企画や海外事業立ち上げを歴任。その後2012年に、グライダーアソシエイツを起業し、キュレーションマガジン『Antenna』を立ち上げた。同サービスを累計500万ユーザーの規模まで成長させたのち、2015年5月にKAMARQ HOLDINGSにCo-founderとして参画。2016年にカマルクジャパン(現subsclife)を起業した。

事業を立ち上げた経緯や業界の常識を破るサービスをPMF(Product Market Fit)させるまでのストーリーについては、subsclifeに投資するXTech Venturesの手嶋氏と町野氏の対談記事をぜひご一読いただきたい。

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Portl:船での遊びをより身近なものに

株式会社Portl

資金調達概要

調達額
非公開
調達先
株式会社KVP
株式会社エムアウト

サービス概要

チャーター船の予約プラットフォームサービス『Portl(ポートル)』を展開する、Portl

『Portl』は2020年9月20日にローンチしたばかりの、チャーター利用できるヨットやモーターボートを所有しているオーナーと、船を利用したいユーザーをマッチングさせるサービスだ。

ユーザーは、『Airbnb』を利用するサイト同じように、船のオーナーと直接やり取りをしながら希望にあった船を探せるという。また、ユーザーにとっては船舶免許などの特別な資格なく、これまでより手軽に船をプライベート利用できる一方、船のオーナーにとっては使用頻度の少ない船を貸し出すことで収益を上げることも可能であり、それらを同サービスを活用する魅力に挙げている。

同社は今回調達した資金を、プラットフォームの構築に加え、カスタマーサクセスやセールスの強化に投資するとともに、掲載する船舶のラインナップの拡充を目指すという。

齋藤氏 Facebookアカウント

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キビテク:ロボットの制御を簡単に

株式会社キビテク

資金調達概要

調達額
6,840万円
調達先
株式会社シンク・アイ・ホールディングス
株式会社匠
株式会社ウイルテック

サービス概要

ロボットの高度自律型遠隔制御システム『HATS』の開発およびロボット用制御ソフトウェアの受託開発を行う、キビテク

『HATS』は、Highly Autonomous Teleoperation System(高度自律型遠隔制御システム)の略称。AIを搭載した自律型ロボットが、現場でより円滑に、より高度な業務に対応できるよう、オペレーションセンターから人がロボットを遠隔サポートするサービスだ。

近年、物流現場や店舗など数々の現場でAIを搭載した自律型ロボットが導入されている一方、現場ごとにさまざまな場面で不具合が発生しており、かえって業務効率が低下したり、復旧作業に多くのリソースを割く必要が生じたりすることが課題となっているという。同社は『HATS』の開発・運営を通じて、こうした課題を解くことに注力していくそうだ。

同社は今回の資金調達により、来年度の本格サービスインに向け、各種現場の知識に基づいた遠隔アシスト機能実現のためのソフトウェア開発やオペレーションセンター体制の構築をおこなう予定だという。

代表の林摩梨花氏は、東京大学人型ロボット研究室JSK(情報システム工学研究室)の出身。同大学で学際情報学博士課程を修了したのち三菱電機での勤務を経験し、2011年に同社を創業した。同氏は、経済産業省情報処理推進機構(IPA)未踏スーパークリエータにも認定されている。

こちらの記事は2020年09月23日に公開しており、
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執筆

小酒井 圭祐

国内スタートアップの資金調達ニュースをまとめていきます。トレンドの変遷を追っていくことに興味があります。趣味は筋トレとプログラミング。

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編集

ハッスル栗村

1997年生まれ、愛知県出身。大学では学生アスリートを取材し、新聞や雑誌の制作・販売に携わる。早稲田大学文学部在学中。

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