受発注を変革するインフラを創る、ユニラボが14.4億円を資金調達──押さえておきたい資金調達ニュース

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「イノベーターの成長を支援し、未来社会を共創する」をミッションに掲げるFastGrowは、さまざまなコンテンツを通して、いま注目すべき次世代の成長企業と出会う機会を提供している。

『資金調達の週報』では、編集部が厳選したスタートアップの資金調達ニュースをまとめてお届け。資金調達の様子を定点観測していれば、次の成長企業が見えてくるはずだ。今週は4社をピックアップした。

2020年11月9日〜2020年11月15日分 過去の週報はこちら

  • TEXT BY KEISUKE KOSAKAI
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ユニラボ:受発注のやり取りをスムーズにする

株式会社ユニラボ

資金調達概要

調達額
14.4億円
調達先
Spiral Capital株式会社(リード投資家)
日本郵政キャピタル株式会社(リード投資家)
モバイル・インターネットキャピタル株式会社
SBIインベストメント株式会社
株式会社博報堂DYベンチャーズ
日本ベンチャーキャピタル株式会社
株式会社UB Ventures
三菱UFJキャピタル株式会社
池森ベンチャーサポート合同会社

サービス概要

BtoB受発注プラットフォーム『アイミツ』、受発注SaaSサービス『アイミツCLOUD』を展開する、ユニラボ

『アイミツ』は、BtoBに特化した国内最大級の受発注プラットフォームサービス。

システム開発、SaaS、マーケティング、人事総務、士業など、多ジャンル・多業種の受発注に対応し、7万社以上の企業が掲載され、累積15万件の見積もり依頼を受けている。また、受発注にまつわるビッグデータによって、相見積もりのマッチング精度を向上。さらに、あらゆるジャンルに精通したプロが”コンシェルジュ”として、発注担当者の見積もり取得から比較検討資料作成まで一気通貫で代行する。

『アイミツCLOUD』は、企業内に分散した受発注に関わる様々なデータやノウハウを一元管理することで、受発注に関わる業務の効率化をサポートする。今後は、アイミツCLOUDの開発に力を入れていくとそうだ。

今回の資金調達により、エンジニア、ビジネス職を中心に今後1~2年間で100名程度の正社員を採用する予定だという。

「弊社は2019年に、初めて外部からエクイティファイナンスを実施していました。自己資本経営の創業期を終えて、上場を目指して大きく経営方針を転換することにしています。」と語る代表 栗山規夫氏。上場に対して意気込みが書かれた熱いnoteもぜひご覧いただきたい。

総額21億円の資金調達を終えて

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SALOWIN:美容師一人ひとりが活躍・稼げる社会を目指す

サロウィン株式会社

資金調達概要

調達額
非公開
調達先
マネ―フォワードベンチャーパートナーズ株式会社
HIRAC FUND

サービス概要

美容師向けシェアサロン『SALOWIN』、シェアサロンを出店させるサービス『SALOWINLINKS』、オリジナルのヘアケアブランドを立ち上げれるサービス『SALOWIN MADE』を展開する、SALOWIN

『SALOWIN』は美容師一人ひとりが活躍・稼げる社会を目指し、売上80%を還元する美容師向けシェアサロン。

全席半個室となっており、美容師が働きやすい環境を整備するために、特注のセット椅子やフルフラットシャンプー台などを完備し、機材備品関係は無償で使い放題というメリットがある。

2019年9月に1号店をオープンさせ、現在は原宿、表参道、池袋の3店舗を展開。

『SALOWINLINKS』では、既存美容室が空いている席をシェアサロンとして貸すことができるサービスだ。

出店後は、すでに『SALOWIN』に登録するフリーランス美容師が席を利用することで、美容室経営者は「採用」も「集客」も不要で稼働売上に応じた使用料を受け取ることが可能。

『SALOWIN MADE』は、製造コストも在庫リスクも不要で美容師個人がオリジナルのヘアケアブランドを立ち上げることができるサービス。ブランドサイトの制作、サブスクリプション販売に必要な機能や決済システムの提供まで一気通貫でサポートする。

今回の資金調達により、渋谷、銀座など都心部を中心にさらに店舗を拡大予定だという。

「やはり、当社のミッションの1つにある”美容師の所得向上”に繋がるサービスを増やしていきたい。という想いから形にした感じです。」とnoteで語るのは、代表者 阿部友哉氏だ。阿部氏はセブンイレブン・ジャパン、美容室などを展開するアトリエはるかにて店舗開発業務に従事したプロフェッショナルだ。さらに、阿部氏がどのような思いで美容室業界に革命を起こそうとしているかも書かれているので、ご覧いただきたい。

美容師個人がブランドを持つ時代を作りたい

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Gaudiy:企業とユーザーをブロックチェーンで直接繋ぐ

株式会社Gaudiy

資金調達概要

調達額
3億円
調達先
STRIVE株式会社

サービス概要

ブロックチェーンを活用し、エンタメ領域のデジタル化を推進する、Gaudiy

現在、世の中のIPコンテンツはヒットするとさまざまな企業と組んでゲーム化や映画化、アニメ化、宣伝コラボなどが展開されている。しかし、企業はユーザーとの接点が直接持てず、ユーザー情報や決済を含むマーケティングデータが蓄積されない状況だという。

そこでGaudiyは、ブロックチェーン技術を活用したコミュニティサービスを提供し、IPコンテンツ事業者に、直接顧客接点をもつ機会を創出している。

また、1つのIPをに基づいて、異なるサービスを提供する企業間が連携を可能にするコミュニティを形成。その結果、コミュニティ内外のさまざまな接点で一貫したユーザー体験を提供できる”IPコンテンツ中心型”の新たな顧客体験とビジネスモデルを提供している。

現在、週刊少年ジャンプ(集英社)やソニー・ミュージックエンタテインメント、アニプレックス、大手ゲーム会社、大手スポーツチームなど数十社の日本を代表する大手エンタメ企業と共同事業を開始。

今後は、日本が誇るIPコンテンツを軸としたグローバル展開や大手企業とのソリューション共創事業の推進に注力し、事業拡大・採用強化を加速する予定だという。

代表 石川裕也氏は、10代から先端テクノロジー業界などで事業開発を経験。19歳でAI企業を創業。2018年5月に、ブロックチェーン×エンタメで世界に挑戦する為に、株式会社Gaudiyを設立した経歴を持つ。

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笑農和:100年先を見据えた水稲農業のアップデートを目指す

株式会社 笑農和

資金調達概要

調達額
1億円
調達先
株式会社Monozukuri Ventures
三井住友海上キャピタル株式会社
スカイランドベンチャーズ株式会社

サービス概要

マート水田サービス『paditch(パディッチ)』の開発、運営を手掛ける、笑農和

『paditch(パディッチ)』は、農作業工程で一番時間と労力を使う水管理工程を遠隔操作、自動制御化した製品だ。スマートフォンのボタン1つで水門や給水栓の開閉を一括で行うことができるシステムになっている。

水位や水温に合わせて自動開閉したり、タイマー設定して自動開閉することもできるため、paditch導入により水管理の労力が80%削減したとの実証結果も得ている。また、豪雨時や、夏場の高温時にリスクを冒して水門・給水栓の調整をしにいく必要がないため、農作業事故の防止にも繋がっているそうだ。

2020年11月現在、全国490か所に導入され、水管理の時間と労力の削減に一役かっているだけではなく、稲の収量、品質の向上にも貢献している。

今回の資金調達により、従来のサービスの強化や、遠隔で田んぼダム化可能な排水バルブの開発をおこなう予定だという。

代表 下村豪徳氏は、農家の長男に生まれ、IT業界に就職。IT業界ではプログラム、システムエンジニア、ソリューション営業、マネージメントなど開発の現場から営業・管理の現場まで一通り経験。その後、製造業で培ったITの技術が農業で役に立つのではと思い起業に至ったという。

下村氏のTwitterアカウント

こちらの記事は2020年11月18日に公開しており、
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執筆

小酒井 圭祐

国内スタートアップの資金調達ニュースをまとめていきます。トレンドの変遷を追っていくことに興味があります。趣味は筋トレとプログラミング。

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