連載資金調達の週報

オフィスにいるような気分が味わえるバーチャル空間、oViceが約1億円を資金調達
──押さえておきたい資金調達ニュース

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「イノベーターの成長を支援し、未来社会を共創する」をミッションに掲げるFastGrowは、さまざまなコンテンツを通して、いま注目すべき次世代の成長企業と出会う機会を提供している。

『資金調達の週報』では、編集部が厳選したスタートアップの資金調達ニュースをまとめてお届け。資金調達の様子を定点観測していれば、次の成長企業が見えてくるはずだ。今週は4社をピックアップした。

2020年12月14日〜2020年12月20日分 過去の週報はこちら

  • TEXT BY KEISUKE KOSAKAI
  • EDIT BY YUI TSUJINO
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oVice:オフィスのような会話ができるバーチャル空間

oVice株式会社

資金調達概要

調達額
総額1億円
調達先
OneCapital
MIRAISE

サービス概要

オフィスにいるような感覚を味わえるバーチャル空間『oVice(オヴィス)』を開発した、oVice(元NIMARU TECHNOLOGY)。

『oVice』は、ウェブサイト上で自分のアイコンを自由に動かし、相手のアイコンに近づけることで簡単に会話できる新感覚のバーチャル空間。自分のアイコンに近いアイコンの声は大きく、遠いアイコンの声は小さく聞こえる。それはまるで、現実のオフィスで話しているような感覚を味わうことができる。

今年8月末から12月半ばまでに、トライアル含め約700社に利用されている。

今回の資金調達により、人材採用、『oVice』の機能拡充、外部ツールとの連動などを推進する予定だという。

代表 ジョン・セーヒョン氏は、過去にも起業し、東証一部上場企業に会社を売却した経験もある。今年2月、チュニジア出張中に突然ロックダウンに巻き込まれ、仲間とのリモートコミュニケーションの壁を感じたという。リモートワークでもよりスムーズにコミュニケーションができるように開発されたのが『oVice』だ。

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パートナーサクセス:メーカーと代理店の連携を自動化

パートナーサクセス株式会社

資金調達概要

調達額
総額1億円
調達先
Coral Capital
ALL STAR SAAS FUND

サービス概要

メーカーと販売代理店の連携を自動化するクラウドサービス『PartnerSuccess』を展開する、パートナーサクセス

メーカーが契約している販売代理店の案件進捗や行動を可視化し、メーカーの代理店本部の担当者やアシスタントが行っている面倒な事務作業の大部分を自動化できる。

例えば、次のようなことが可能となる。

  • 販売代理店の企業情報や契約更新時期、販売代理店毎に商品金額や支払い報酬金額を設定可能。
  • 販売代理店の受発注の申請をシステム上で簡略化することが可能。
  • 販売代理店の営業活動をリアルタイムで可視化。等

今回の資金調達により、今後はプロダクトの開発ならびに人材採用に充当し組織基盤の強化をおこなう予定だという。

代表 永田 雅裕 氏は、10年以上代理店営業を経験してきており、NTT関連企業やGoogle、リコーなど大企業の代理店制度の構築も手がけてきた。その中で、メーカーと代理店のアナログな関係性に疑問を持ち、同社を創業。

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hokan:チームのコミュニケーションをなめらかに

株式会社hokan

資金調達概要

調達額
総額2.5億円
調達先
Archetype Ventures(リード投資家)
Sony Innovation Fund
SansanBEENEXT

サービス概要

保険営業向けクラウド型顧客・契約管理システム『hokan』の提供。さらに、保険業界向けにソフトウェア事業・コンサルティング事業を展開する、hokan

『hokan』は、保険を契約しそうな見込み顧客の発見から契約成立までの一連の流れを、一元管理できる。

例えば、次のようなことが可能となる。

  • 個人法人問わない顧客の情報と契約の管理が可能。
  • あらゆる条件での検索が可能で、顧客の契約情報を自由に表示。
  • 顧客に適した推奨保険商品を自動的にレコメンド表示。等

週1回以上のアップデートしながら、現在は全国31都道府県・127拠点で利用されている。

今回の資金調達により、システムの開発や販促体制強化を目的とした人材採用、セキュリティ・データ活用技術を中心とした技術投資をおこなう予定だという。

代表 尾花政篤氏は、ベイカレント・コンサルティングにて、保険業界を中心にマーケティング戦略・IT戦略立案・投資管理・PMOなどに従事。 2017年8月にhokanを設立。尾花氏が保険業界で挑戦する意気込みが語られたnoteがあるので、ぜひご覧いただきたい。

保険業界が魅力的な業界であり続けるために、hokanが実現したいこと

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クラッソーネ:解体工事業界のDX化

株式会社クラッソーネ

資金調達概要

調達額
総額約8億円
調達先
JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合
(JICベンチャー・グロース・インベストメンツ)
BIG2号投資事業有限責任組合(Bonds Investment Group)

サービス概要

解体工事の一括見積もりWebサービス『くらそうね』を展開する、クラッソーネ

『くらそうね』は、全国約1,300社の解体工事会社と施主をマッチングする一括見積もりWebサービス。口コミや工事実績などの会社情報を公開しており、施主が安心して工事会社を選択できる。

現在までに累計3万8,000件以上の見積もり依頼実績があり、施主と工事会社の双方を支援。

今回の資金調達により、『くらそうね』のブランド認知拡大、開発体制強化を推進する予定だという。

代表 川口 哲平氏は、大学卒業後にセキスイハイムにて住宅営業に6年間従事。3,000人の従業員の中で最優秀営業賞を受賞した経歴を持つ。

こちらの記事は2020年12月23日に公開しており、
記載されている情報が異なる場合がございます。

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執筆

小酒井 圭祐

国内スタートアップの資金調達ニュースをまとめていきます。トレンドの変遷を追っていくことに興味があります。趣味は筋トレとプログラミング。

編集

辻野 結衣

1997年生まれ、東京都在住。関西大学政策創造学部卒業し、2020年4月からinquireに所属。関心はビジネス全般、生きづらさ、サステナビレイティ、政治哲学など。

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