連載資金調達の週報

AIが営業の成功パターンを導き出す
datagustoが8,500万を資金調達──押さえておきたい資金調達ニュース

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「イノベーターの成長を支援し、未来社会を共創する」をミッションに掲げるFastGrowは、さまざまなコンテンツを通して、いま注目すべき次世代の成長企業と出会う機会を提供している。

『資金調達の週報』では、編集部が厳選したスタートアップの資金調達ニュースをまとめてお届け。資金調達の様子を定点観測していれば、次の成長企業が見えてくるはずだ。今週は4社をピックアップした。

2021年5月24日〜2021年5月30日分 過去の週報はこちら

  • TEXT BY KEISUKE KOSAKAI
  • EDIT BY YUI TSUJINO
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datagusto
企業が持つデータを分析して成功に導くAI

株式会社datagusto

資金調達概要

調達額
8,500万
調達先
DEEPCORE
East Ventures
ゼロワンブースター
G-STARTUP

サービス概要

企業にとって重要なデータを自動で分析し、成功に導くAIツール『datagusto(データグスト)』、datagusto

『datagusto』では、“レシピ”と呼ばれる分析テンプレートをクリックするだけで、企業が抱える疑問に対する答えをデータから導出できる。

例えば、「何時に荷電すれば担当者につながるのか」など、従来は担当者の感覚でしか把握できていなかったことを知れるようになっている。

今回の資金調達により、『datagusto』の製品版(21年10月リリース予定)開発、人材採用強化に充てる予定だという。

代表 パー 麻緒氏は、大学卒業後に外資系コンサルティング会社に就職し、企業のデータガバナンス案件やBI,AI案件に2年半従事。Tableauのエヴァンジェリストに選出され、社内のコミュニティ形成の専門性も持つ。その後、AIスタートアップにて事業開発担当を経てdatagusto創業。

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Rehab for JAPAN
介護事業所のリハビリ支援業務をDX化

株式会社Rehab for JAPAN

資金調達概要

調達額
総額7億円
調達先
CYBERDYNE株式会社
CEJキャピタル株式会社(サイバニクス・エクセレンス・ジャパン1号投資事業有限責任組合)
株式会社MTG Ventures(MTGV投資事業有限責任組合)
SMBCベンチャーキャピタル株式会社(SMBCベンチャーキャピタル6号投資事業有限責任組合)
豊島株式会社が運営するCVCファンド
三菱UFJキャピタル株式会社(三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合)
小野薬品工業株式会社
KIRIN HEALTH INNOVATION FUND(KIRIN・GB投資事業有限責任組合)
株式会社キャピタルメディカベンチャーズ(ヘルスケア・ニューフロンティア投資事業有限責任組合)

サービス概要

介護事業所向けリハビリ支援クラウド『リハプラン』を展開する、Rehab for JAPAN

『リハプラン』は、リハビリ支援業務を誰でも簡単・安心・効果的に行える介護事業所向けクラウド。

今までは専門職員が独自に行っていたリハビリ訓練計画。それを自動化し、最適なリハビリメニューを提案する。

最新の高齢者データベースをもとに2,200種類、目標・運動プログラムから最適な計画・訓練を自動で提案することが可能になっている。

今回の資金調達により、既存プロダクト強化、新規事業の創出、事業拡大に伴う組織拡充・採用強化に投資する予定だという。

人類史上未踏の超高齢社会は世界に先駆けてこの日本で起こっています。そこで私たちは“世界No.1のリハビリシステム企業になる”というビジョンを掲げ、全力で立ち向かいたいと思っております

そう語るのは、代表 大久保亮氏だ。実際に介護事業所でリハビリ支援をおこなったことがある大久保氏が綴ったnoteもぜひご覧いただきたい。

Rehabを創業したワケ

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エイトス
組織の改善提案活動をDX化

エイトス株式会社

資金調達概要

調達額
約6,000万円
調達先
株式会社ジェネシア・ベンチャーズ
日本政策金融公庫からの創業融資

サービス概要

現場の改善提案の状況を可視化するクラウド『Cayzen(カイゼン)』を展開する、エイトス

『Cayzen』は、従業員の提案を集約し、現場の業務改善や新規商品などの提案をしてくれるサービス。

提案されたアイデアの効果額や実行状況をリアルタイムに分析したり、提案活動の状況を可視化したりと、スピード感もって現場の改善活動ができる。

今回の資金調達により、『Cayzen』の更なる機能強化のための開発費、及び顧客サポート等の組織体制強化に活用する予定だという。

エイトスは、働くすべての方々の、創造性と可能性を最大化したいという想いで創業しました。日本の“改善活動”は、世界にも“KAIZEN”として広がり、製造業をはじめとした現場で働く方の創造性を組織の発展に繋げてきました。私達は、改善活動のご支援を通して、現場の“個”の能力を最大限に発揮できる環境づくりを支援したいと考えています

そう語るのは、代表 嶋田亘氏だ。

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Civichat
面倒な公共制度手続きをサポートする

株式会社 Civichat

資金調達概要

調達額
1,500万円
調達先
East Ventures

サービス概要

行政手続きなどで発生する細かな疑問を解決するチャットツール『Civichat』を展開する、Civichat。

『Civichat』は、“申請主義”と呼ばれる煩雑なやりとりが発生する、公共制度の手続きを簡素化するチャットツール。

例えば、奨学金、妊娠・出産に関する助成費用、子育てに関する保険等のやりとりが、LINE上で全て完了する。

今回の資金調達を機に更なるプロダクト開発と体制の強化をおこなう予定だという。

行政という領域で民間が事業をするのは簡単ではないけど、ゆっくりでも包括的でヘルシーな世界線を目指せる可能性があるなら手を動かしてみたい

そう語るのは、代表 高木俊輔氏だ。申請主義をテクノロジーでどのように解決するかまとめたnoteも、ぜひご覧いただきたい。

テクノロジーを用いた申請主義からの脱却

こちらの記事は2021年06月02日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

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執筆

小酒井 圭祐

国内スタートアップの資金調達ニュースをまとめていきます。トレンドの変遷を追っていくことに興味があります。趣味は筋トレとプログラミング。

編集

辻野 結衣

1997年生まれ、東京都在住。関西大学政策創造学部卒業し、2020年4月からinquireに所属。関心はビジネス全般、生きづらさ、サステナビレイティ、政治哲学など。

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