連載資金調達の週報

音楽×ITで、クリエイターの収益化を支援。オーディオストックが総額6.7億円を資金調達──押さえておきたい資金調達ニュース

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「イノベーターの成長を支援し、未来社会を共創する」をミッションに掲げるFastGrowは、さまざまなコンテンツを通して、いま注目すべき次世代の成長企業と出会う機会を提供している。

『資金調達の週報』では、編集部が厳選したスタートアップの資金調達ニュースをまとめてお届け。資金調達の様子を定点観測していれば、次の成長企業が見えてくるはずだ。今週は4社をピックアップした。

2021年11月23日〜2021年11月29日分 過去の週報はこちら

  • TEXT BY OHATA TOMOKO
  • EDIT BY YUI TSUJINO
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オーディオストック
音楽クリエイターが適切な収益を得られる世界を目指す

株式会社オーディオストック

資金調達概要

調達額
総額6.7億円
調達先
リード投資家
米国Susquehanna International Group
既存投資家
日本ベンチャーキャピタル株式会社
中国銀行グループ
HBCC Technology Investment
新規投資家
株式会社セレス
株式会社ベクトル

サービス概要

音楽の使用ライセンスを売買できるストックミュージックサービス『Audiostock』を運営している、オーディオストック

『Audiostock』で購入手続きを行うと音楽の利用許諾が得られ、映像・ゲーム・アプリなど商用コンテンツに音楽を使用できる。

2021年11月時点で、国内におけるユーザー登録者数は10万人を超え、さらにアジア圏での利用も拡大している。

今回の資金調達により、国内外の新規顧客獲得、Audiostockシステムの強化、良質な音楽コンテンツ獲得・制作を行う予定だ。

代表 西尾周一郎氏は、大学時代に起業し、音楽コンテストの開催を目的とした音楽投稿サービス『CREOFUGA』を運営した経験を持つ。音楽クリエイターが企業と契約して音楽ライセンスを販売するにのに、業界慣習的な課題が多く存在したことから『Audiostock』を立ち上げた。音楽コンテンツにおける流通の課題をテクノロジーでシンプルにし、音楽クリエイターが適切な収益を得られる世界を目指すという。

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ファノーヴァ
フラッと通えて、継続できるセミパーソナルジムを拡大

株式会社ファノーヴァ

資金調達概要

調達額
非公開
調達先
i-nest capital
サイバーエージェント・キャピタル
個人投資家

サービス概要

1対少人数制パーソナルジム『FLATTE』を運営している、ファノーヴァ

『FLATTE』は、1回370円〜(現在実施中のFREE PLANキャンペーン)通うことができ、フィットネス体験以外を全てスマホで完結できる。

2021年6月に駒沢店をオープン。年度内には、世田谷区内で2号店のオープン準備を進めている。

今回の資金調達により、事業拡大、採用活動の強化を行う予定だ。

代表 舟久保匡佑氏は、2019年4月に同社を設立。訪日観光客と美容サロンをつなぐ美容体験プラットフォームを立ち上げていたが、新型コロナウイルスの影響に直面し、ピボットを決意。その後、「美と健康」を軸に、自身がコミットしやすいインナービューティー領域に着目。さらに、緊急事態宣言下で自身の体重が増えたことを機に、セミパーソナルジム『FLATTE』を立ち上げた。

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GauG
“ゲーマーが使いやすい”
コミュニティプラットフォームを実現する

GauG株式会社

資金調達概要

調達額
総額4,000万円
調達先
マネックスベンチャーズ

サービス概要

ゲーマー向けコミュニティプラットフォーム『GauG』を運営する、GauG

『GauG』は、ゲーマー同士が効率的につながれる場を提供する。プロフィールを作成し、掲示板にてチームメンバーを募集したり、配信やイベント告知などを行ったりできる。

また、11月にトーナメント機能をリリースし、多くのゲーム大会が開催されている。

今回の資金調達により、マーケティング強化、開発人材・インターンの採用強化を行う予定だという。

代表 前田名雄人氏は、慶應義塾大学法学部を卒業後、メリルリンチ日本証券に入社。その後、GungHo Online Entertainment America, Inc.に転職し、2021年10月に同社を創業した。ゲーム好きのメンバーが率先してゲームやゲーマーと関わり、より使いやすいコミュニティプラットフォームの開発を進めている。

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Singular Perturbations
犯罪を予測し、世界から悲しい経験を減らす

株式会社Singular Perturbations

資金調達概要

調達額
総額1億円
調達先
B Dash Ventures株式会社

サービス概要

防犯パトロール支援アプリ『Patrol Community』を開発・運営している、Singular Perturbations

『Patrol Community』は、犯罪予測システム『CRIME NABI』を元に、最適な警備経路を策定する。これにより犯罪抑止効果の高いパトロールが可能だ。

今回の資金調達により、『Patrol Community』の開発投資、人材採用の強化を行う予定だ。

代表 梶田真実氏は、イタリアでスリの被害にあった経験から「典型的な犯罪パターンは予測できるのではないか」と思い、犯罪予測アルゴリズムを開発。「コンピューターサイエンスがもたらす知能で安全に関わる全ての人の能力を最大化する」をミッションに掲げ、世界の犯罪を減らすソリューション開発に取り組んでいる。

こちらの記事は2021年12月01日に公開しており、
記載されている情報が異なる場合がございます。

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執筆

大畑 朋子

1999年、神奈川県出身。2020年11月よりinquireに所属し、編集アシスタント業務を担当。株式会社INFINITY AGENTSにて、SNSマーケティングを行う。関心はビジネス、キャリアなど。

編集

辻野 結衣

1997年生まれ、東京都在住。関西大学政策創造学部卒業し、2020年4月からinquireに所属。関心はビジネス全般、生きづらさ、サステナビレイティ、政治哲学など。

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