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18-06-20-Wed

“変なホテル”で活躍するシステムから、警備ロボ、趣味専用SNSなど──押さえておきたい資金調達の週報【〜6月17日】

TEXT BY MASUMI OSAKI
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資金調達が活況となり、日々調達のニュースが溢れている。

一つひとつを追いかけるのが大変な読者のために、
FastGrowでは週次で国内外スタートアップの資金調達ニュースを紹介している。

今週も日本から4社、海外から2社をピックアップしたい。
2018年6月11日〜2018年6月17日分
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favy:飲食店の経営をデジタル化するサービス

favy

資金調達概要

調達額
約5億円
調達先
Draper Nexus Ventures
アプリコット・ベンチャーズ
みずほキャピタル(第三者割当増資)
日本政策金融公庫の資本性ローン(融資)

サービス概要

月間閲覧者数が6000万人を超えるグルメメディア「favy」をはじめ、グルメ領域で複数の事業を展開する『favy』。

飲食店向けのWebページ作成サービス「favyページ」やサービスEC事業「ReDINE」、飲食店の運営など、次々と新しい事業に取り組んでいる同社。現在力を入れているのは飲食店版のマーケティングオートメーションツール(MAツール)の開発だ。

メディアとも連動することで、これまでわからかったような顧客の情報を収集。店舗への来店誘導・集客施策に活用できるほか、予約管理・顧客管理業務を効率化する機能なども合わせて提供し、「飲食店の経営のデジタル化」を推進する。

Chapter
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KURASERU:医療ソーシャルワーカー向けの介護施設マッチング

KURASERU

資金調達概要

調達額
5000万円
調達先
500 Startups Japan

サービス概要

在宅療養が困難な患者と介護施設をマッチングすることで、医療ソーシャルワーカーの退院調整業務を支援する『KURASERU』。

医療ソーシャルワーカーが患者からヒアリングしたエリア、月額利用金額、医療処置の範囲などの情報を打ち込むことで、最適な介護施設情報を瞬時に検索できるシステムを整備。従来は自分たちの知識の中でしか選ぶことのできなかった施設選びの課題を解決する。

また介護施設側は病院の退院予定者リストを個人情報が判定できないレベルで閲覧可能。施設側から病院に対して直接入所のオファーができる仕組みも構築した。2018年1月のサービスリリース以降、神戸市内の46の病院と128の介護施設が利用している。

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SEQSENSE:自律移動型ロボット

SEQSENSE

資金調達概要

調達額
10億円
調達先
三菱地所
TIS
ジャフコ

サービス概要

レーザースキャナーを用いた3次元マッピング技術によってロボット周辺環境をリアルタイムに把握。GPSや事前の地図情報無しにスムーズに移動できる。加えて、形状から人間を判別でき、人が多い商業施設やオフィスビルでも利用できるのが特長だ。

まずは24時間の巡回警備を要する施設など高度なセキュリティレベルが求められる領域からサービスの提供を始める方針。本格的な実証試験を行った後、2018年度中の商用化を目指す。

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UsideU:デジタル派遣サービス「コラボロイド」

UsideU
画像:コラボロイド開発のUsideUが日米市場でB2Bスタートアップ投資を行う独立系VCファンド「Draper Nexus」、ソフトバンクグループ「DEEPCORE」のAI特化型ファンドから資金調達を発表|株式会社UsideUのプレスリリース

資金調達概要

調達額
非公開(数千万円規模との報道あり)
調達先
Draper Nexus
DEEPCORE

サービス概要

タブレット画面やロボットに映るアバターが対話業務を効率化する「コラボロイド」開発元の『UsideU』。

コラボロイドでは遠隔にいるスタッフとAIが協力し、アバターによる音声やジェスチャー、画面に表示されるタッチパネルなどを通じて、販売や案内における対話業務の効率化を図る。すでにハウステンボスが運営する変なホテル内の「変なバー」のロボットシステムとして導入実績があり、今後は商品販売や接客人員の自動化にも取り組む方針。

Chapter
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Back Market:中古デバイスのマーケットプレイス

Back Market

資金調達概要

調達額
4800万ドル(シリーズB)
調達先
Groupe Arnault
Eurazeo
Aglaé Ventures
Daphni

サービス概要

スマートフォンやPCなど、整備をした中古デバイスを取り揃えるマーケットプレイス『Back Market』。

日本でもフリマサービスを中心としたリユース市場が伸びているように、必ずしも新品にこだわらないという人は一定数存在する。Back Marketはそんなユーザーと中古のデバイスをマッチングするサービスだ。

現在170のパートナーが約30万点の商品を販売。フランスをはじめとするヨーロッパのほか、アメリカでも展開している。

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Amino:250万以上のコミュニティが存在、趣味でつながるSNS

Amino

資金調達概要

調達額
4500万ドル(シリーズC)
調達先
GV
Venrock
Union Square Ventures
Goodwater Capital
Time Warner Investments
Hearst Ventures

サービス概要

K-POPやポケモン、アニメ、メタルなど...。あらゆる趣味ごとにファン同士でコミュニケーションがとれるコミュニティアプリ『Amino』。

各コミュニティ内では自身のブログやニュース記事、動画や画像をシェアできるほか、メンバー間でテキストチャットやボイスチャット、クイズコンテンツを通じて会話を楽しめる。すでに作成されたコミュニティの数は250万以上。管理者用のアプリから、自分でコミュニティを立ち上げることもできる。

今週は計6社の調達状況を紹介した。今後も、FastGrowでは週次で調達状況を発信していくので、引き続きチェックしていただきたい。

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[文]大崎 真澄

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