連載資金調達の週報

従業員のウェルビーイング向上を。
メンタル課題に特化したサービスを展開する「emol」が資金調達──押さえておきたい資金調達ニュース

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資金調達が活況となり、日々のニュースが溢れている。

全てを追いきれない読者のために、 FastGrowでは週次で国内外スタートアップの資金調達ニュースを紹介。

今週も日本から4社をピックアップした。

2019年12月2日〜2019年12月9日分 過去の週報はこちら

  • TEXT BY KEISUKE KOSAKAI
  • EDIT BY TOMOAKI SHOJI
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emol:メンタル課題に特化したサービスを展開

emol work

資金調達概要

調達額
2,000万円
調達先
F Ventures
MIRAISE
山本敏行氏
松村映子氏
海野弘成氏

サービス概要

仕事上でのメンタル課題に特化したサービスを展開し、会社に属する一人ひとりのメンバーの組織に対するエンゲージメントを高める法人向けサービス「emol work(エモルワーク)」を提供。

emol workは今回の調達とともに発表されたサービスで、アメリカ心理学会会長が提唱する「ポジティブ心理学」を活用し、導入企業の社員はアプリ上のコンテンツでメンタルトレーニングができる。感情記録やアンケート、Slackなどのコミュニケーションツールから交流情報を読み取り会話データに基づいて関係性を判断するなど、従業員のメンタル状態の評価も行うという。

また、同社はコンシューマー向けにAIとチャットで会話しながら日記がつけられるiOS向けアプリ「emol」もリリースしている。同アプリはリリースから1年強で、20万ダウンロードを突破。今後はコンシューマー向けにも、emol workのようなメンタルトレーニングを提供していく予定とした。

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issues:市民の声を政治家に届ける

issues

資金調達概要

調達額
2,350万円
調達先
浅野千尋氏
堅田航平氏
瀧俊雄氏
三橋克仁氏

サービス概要

くらしの悩みをみんなで解決するWebサービス「issues」を提供。

このサービスは2019年3月に提供を開始している。同社や連携企業などが設定した政策について、選挙区あたり10人のユーザーが賛否やメッセージを登録したら、市区町村議員に届けるという仕組みだ。その政策に共感した政治家がユーザーとやりとりしながら、実現を目指す。

今後は、民間から行政への政策提言の支援や政党による有権者へのマーケティング支援で収益化を進めるという。他にも「PoliTech(政策×テクノロジー)」関連のサービス展開を予定しており、6兆円規模とされている政治産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるとした。

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キッチハイク:食事の楽しみを日本に広める

HOPPIN' GARAGE

資金調達概要

調達額
2.5億円
調達先
Mistletoe Japan合同会社
株式会社MTG Ventures
株式会社OPENSAUCE

サービス概要

複数人が集まって食事をする料理イベントの開催、検索、参加ができるコミュニティサイト「キッチハイク」を運営。2013年5月にβ版、2017年にアプリをリリースしてからユーザーは順調に増加し、これまでの累計参加者数は5万人を超えたという。

2018年にはサッポロビールと事業提携を行い、オリジナルのビールを作り、仲間とシェアができる「HOPPIN' GARAGE(ホッピンガレージ)」をリリース。年間400件を超えるビールに関連したイベントを開催し、現在はコミュニティから生まれたオリジナルビールも発売されている。このような企業や自治体とのパートナーシップ拡大も積極的に進めているようだ。

今回調達した資金をもとに、企業理念に掲げる「食でつながる暮らし」を実現するため、CMOやエンジニア、コミュニティアライアンス、インターンなどを中心に採用を強化していく。

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ActEvolve:VRでのライブ体験をスタンダードに

VARK

資金調達概要

調達額
非公開
調達先
NOW

サービス概要

VR専用のライブプラットフォーム「VARK」を提供。「隣に来て歌ってくれる」「音楽やMCに合わせて様々なアクションができる」など、バーチャルタレントのパフォーマンスをあたかも自分がコンサート会場にいるかのような“VR×ライブハウス”ならではの体験ができる。

これまでの対応機種は「Oculus Go」のみだったが、2019年12月4日から世界で最も普及している「Oculus Quest」にも対応。今後は、アーティストが自由に今までにない距離感でライブを開催できる新機能「VARKプラットフォーム(仮)」の開発を進めることも発表した。

今回の資金調達により、人材採用とVARKプラットフォームの開発を進めていくという。

こちらの記事は2019年12月11日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

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執筆

小酒井 圭祐

国内スタートアップの資金調達ニュースをまとめていきます。トレンドの変遷を追っていくことに興味があります。趣味は筋トレとプログラミング。

編集

庄司 智昭

ライター・編集者。東京にこだわらない働き方を支援するシビレと、編集デザインファームのinquireに所属。2015年アイティメディアに入社し、2年間製造業関連のWebメディアで編集記者を務めた。ローカルやテクノロジー関連の取材に関心があります。

デスクチェック

長谷川 賢人

1986年生まれ、東京都武蔵野市出身。日本大学芸術学部文芸学科卒。 「ライフハッカー[日本版]」副編集長、「北欧、暮らしの道具店」を経て、2016年よりフリーランスに転向。 ライター/エディターとして、執筆、編集、企画、メディア運営、モデレーター、音声配信など活動中。

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