連載ベンチャー人事報

エンジニア1人目採用の要領…プレックスの事例──21年8~9月の注目人事情報

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ベンチャー・スタートアップの成長に影響する変数はさまざまあれど、最も重要なものは果たして何か。

それを「人」に見るのがFastGrowだ。月刊で「ベンチャー界隈の注目すべき人事情報」として、転職や異動、その他人事施策を取り上げていく。企業のスケールを推進するのは、起業家や事業家だけではない。対象は幅広く扱う。

「人」の流れをみることによって、皆さんに事業戦略だけでなくキャリアとしても、気づきを与えたい。

第12回目となる今回、取り上げたのは、石塚淳氏、猿渡歩氏、竹内真氏、鳥海忠氏の計4名。

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エンジニア1人目採用の要領

物流ドライバーに特化した人材紹介プラットフォーム『プレックスジョブ』を提供するプレックスに1人目エンジニアがジョインした。昨今スタートアップにおけるエンジニアの獲得競争が激化する中、これから1人目のエンジニアを採用しようと考えている企業なら間違いなく注目すべき事例だ。

詳しくはジョインした石塚氏のnoteをご参照いただきたいが、実際にプレックスに入社を決めたポイントが三つ挙げられている。一つ目が事業への解像度の高さ、二つ目が人材紹介事業からの事業拡張、そして最後に企業文化へのマッチだ。

さらに石塚氏は上記意思決定のきっかけとなったプレックス側のアクションをさらに3つ挙げている。

  1. 事業解像度を高める
    • エンジニアがいなくてもMVPは作れる
    • 入社後のイメージや期待する役割を伝えることにも繋がる
  2. 中長期での採用を見据えた定期的なコミュニケーション
  3. 副業や業務委託から少しずつ関わってもらう

リファラル採用のみならず、中途採用などを活発に行なっている企業であればどれも目新しいことではないように思えるが、このような地道なアクションの積み重ねが成否を分けると改めて実感させられる。

石塚淳
バンク・オブ・イノベーション→ Gunosy→ 起業→ フリーランス→プレックス
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猿渡氏TENTIAL社外取締役、アンカー・ジャパン CEOに

この1ヶ月、猿渡氏の人事報から目が離せない。

猿渡氏は2021年9月22日、ウェルネスD2Cブランドを展開するTENTIALの社外取締役に就任したことを明らかにした。同氏は現在に至るまで上場企業からスタートアップまで会社のフェーズ問わず、多くのD2C/EC領域で顧問を勤めている。その中で今回TENTIALの追加の資金調達および取締役会の設置を受けての参画となった。

このニュースから2週間も経たずして、もとより取締役COOを勤めていたアンカー・ジャパン代表取締役CEOに就任したことを発表した。

輝かしい経歴から意外と思われる方も多いかもしれないが、猿渡氏はまだ34歳。一体これからどんなキャリアを積んでいくのか、期待したい。

猿渡歩
アンカー・ジャパン取締役COO→アンカー・ジャパン代表取締役CEO 兼 TENTIAL社外取締役
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ベテラン経営者をボードメンバーに加えるタイミング

中古住宅のマーケットプレイス『cowcamo(カウカモ)』などを運営するツクルバは、ビジョナル取締役CTOの竹内真氏を新たに社外取締役候補者に選任した。定時株主総会後、正式に就任する。

竹内氏といえば、ビズリーチの創業メンバーとして、ビズリーチ及びVisionalグループの成長を牽引してきた人物だ。また一般社団法人日本CTO協会理事として、テクノロジーやソフトウェア開発組織についての幅広い知見を持つ。

ツクルバのような急成長テック企業が、コーポレートガバナンスを維持しつつも、さらなる事業成長を図るために”ベテラン経営者”をボードメンバーに加える動きはもはやそれほど珍しい話ではないが、今後のさらなる成長を期待させるには十分すぎるニュースだ。

同社では、共同創業者の一人だった中村真広氏が2021年8月に代表取締役を退任し、創業から続いていた共同代表体制に変化が訪れたところだ。竹内氏も含めた新経営体制のもと、これからどのような事業展開を見せてくれるのだろうか。

竹内真
ビジョナル取締役CTO→ビジョナル取締役CTO 兼 ツクルバ社外取締役候補者
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XTech一号エンジニアがBranditにCTOとしてジョイン

ファッション業界のDXを推進するBranditに、HameeやXTechなどで数々のシステム開発を手掛けてきた鳥海忠氏がCTOとして就任した。

鳥海氏はまさにCTOに相応しい経歴を持つ。複数のITベンチャーに勤務したのち、起業と経営を経験。その後サイバーエージェントに入社しネットビジネス部門にて新規事業の立ち上げを担当し、子会社にて開発の責任者も務めた。その後Hameeでは開発部のマネージャー、執行役員を歴任。XTechではエンジニア第一号として活躍。2021年よりBranditに参画し、執行役員CTOに就任した。

Branditのエンジニアチームは、まだ9名という小さな体制。開発の急速なスピードアップを実現するため、EC事業への造詣も深くマネージャーとしても経験豊富な鳥海氏がジョインした形となる。

優秀なCTOを採用したいという声は多い。鳥海氏を惹きつけたBranditの採用手腕、今後も注目していきたい。

鳥海忠
起業→サイバーエージェント→Hamee→XTech→Brandit 執行役員CTO
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あなたの会社のキーパーソンを教えていただけませんか?

さて、今月は石塚淳氏、猿渡歩氏、竹内真氏、鳥海忠氏をご紹介した。どの企業にも必ず成長を支えるキーパーソンがいるはず。あなたの会社のキーパーソン、ぜひFastGrowに紹介いただけませんか?

こちらのフォームより、ぜひ教えてください!

こちらの記事は2021年10月25日に公開しており、
記載されている情報が異なる場合がございます。

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