「自分が感じた負」と「世の中の大きな流れ」が選定理由です。当時は100個以上の事業アイデアを考えていましたが、自分自身がアルバイトをしようとした時の負が大きかった原体験と、当時の「人材不足」「働き方改革」というマストレンドの波が重なったことが要因として大きいです。
事業アイデアやマーケット選びに関しては、日頃からニュースやメディアを細かくチェックすることが大事だと思っています。消費動向がどうなっており、国としてどこに向かおうとしているのか。僕自身も当時からそこは感度高くアンテナを張っていましたし、必ず役に立つと思います。
一方で、マストレンドになっているような領域では必ず先行してるプレイヤーが存在します。なので闇雲に飛び込むのではなく、まずは競合のサービスを実際に自分で使用してみることが重要です。実際に自分で体験してみて、課題が全くないと感じたら、参入するのはやめた方がいいでしょう。逆に、課題があるなと感じたらその部分で勝てるものに尖らせたプロダクトをつくると良いと思います。