変革期のたばこ産業、
未来の嗜好品のかたち
変革期のたばこ産業、
未来の嗜好品のかたち
要因として挙げるとすれば、
たばこに対する世界的な規制強化や、
人びとのたばこに対するイメージの変化が起きていることだろう。
イメージの変化で特に顕著なのが、
「健康リスクの低減」や「周囲への配慮」への意識が高まっていることだ。
それに対するひとつのアプローチとして現れた加熱式たばこ/電子たばこが、
市場変化の加速に一層拍車をかける。
特に日本では世界で類を見ないスピードで、
喫煙者の加熱式たばこへの移行が進んでいる現状なのだ。
国内外のたばこ市場を席巻してきた日本たばこ産業、JTはその現実に直面。
加熱式たばこ/電子たばこを
喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品(Reduced-Risk Products:RRP)と定義し、
加熱式たばこ、プルームシリーズを開発した。
いままでJTが強みとしていた紙たばこの「旨み」だけでなく、
使用者の志向性や使用シチュエーションを掛け合わせて開発された製品こそ、
JTの目指す未来の嗜好品、「良いプロダクト」という。
世の中の注目が集まっているたばこのもつ負の部分に対し、
培ってきた開発力・ノウハウを生かしながら、自らも変化し思想を変える挑戦。
「嗜好品としてたばこを楽しむこと」と「周囲への配慮」の両立だ。
およそ70年間イノベーションが起きなかった市場が動いている。
次は変化を待たずして、新たなゲームチェンジをやり返すJTを特集していく。
JTの海外たばこ事業は、戦略的な買収、および新規・既存市場における投資を通じて成長を目指すとともに、海外でも広がりを見せるRRPカテゴリにおいても積極的にその展開国数を増やしている。
国内たばこ事業については、成長を続けるRRPカテゴリに、Ploom TECH+、Ploom Sという2つのシリーズを新たに投入することで、ポートフォリオの拡充を実現。お客様支持の獲得に向けた競争はさらに激しさを増していく──。