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組織拡大に伴いベンチャー気質は薄れていくと思います。どうやってベンチャースピリッツを維持すれば良いですか?

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組織拡大に伴いベンチャー気質は薄れていくと思います。どうやってベンチャースピリッツを維持すれば良いですか?

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回答掲載日
2021.06.09
金子 英樹

1987年 一橋大学法学部 卒業、同年アーサー・アンダーセン(現アクセンチュア)に入社。外資系ベンチャーを経て、1991年 ソロモン・ブラザーズ・アジア証券(現シティグループ証券)に入社。1997年 ソロモン・ブラザーズ時代のチームメンバーとともに独立し、シンプレクスの前身であるシンプレクス・リスク・マネジメントを創業。2016年 単独株式移転により、シンプレクスの持株会社としてシンプレクス・ホールディングスを設立。

「そもそもベンチャーって何なんだ?」という定義づけが曖昧なのでそこからしたいと思います。私の解釈では「既存勢力では生み出せない付加価値を生み出せる会社」がすなわちベンチャーです。

似たような事業をしている企業は世界中にいくつもありますが、他社には真似できない付加価値を創出し、事業として成立させているという確信があればそれはベンチャーだと思います。

そしてベンチャーとして成長して、人財育成でも成功して、ブランドができればできるほど、「フツーな人も近寄ってくる」リスクは発生します。多くの人に知られれば、今言ったようなリスクも発生するし、社内の雰囲気が変わってしまうリスクも生まれてくる。

なので経営者がちゃんと時々「このままの組織、人財戦略でいいのか?」と不安になる、ということもベンチャー気質の維持には不可欠だと思うようにしています。

そんな私自身、「不安だなあ」で止まっていてはイノベーションなど起きないので、2019年にはこれまでにない取り組みとして、可能性を秘めた若手起業家への出資や提携も検討しながら、シンプレクスのミッション達成に近づく方法があるのかどうか、たくさんの人に会いながら模索しているところです。

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