ベンチャー上場時にCFOであるための、キャリアの王道は存在するのか?~94社を調査対象にしたCFOキャリア研究~

資金調達や上場のニュースが飛び交う際に注目を集める要職、CFO。20~30代前半の金融機関で働く人の中には、将来ベンチャーのCFOになりたい、と思っている方もいるのではないだろうか。しかし、どのようなキャリアを経験した人が、企業の上場承認時にCFOであったのかを知る人はそう多くは無いであろう。今回は独自の基準で選定した94社を対象に、CFOないしはそれに類する責務を負う人がどのような経歴の持ち主なのかリサーチした結果を紹介しよう。

2017.04.10 Mon

調査対象企業

上場日(上場承認日ではない)が2014年1月1日~2017年4月30日の企業のうち、設立20年以内のメディア関連・テクノロジー関連を中心に選抜。CFOないしはそれに類する責務を負う役員(執行役員を含む)に関する情報が不確かな企業を除いた、94社が調査対象。一次情報としては、上場時目論見書や過去に登場したメディアから収集した。

調査結果と考察

(追記:17/4/9)マイネット嶺井様よりご指摘いただいた点を精査し、本文内の数値やグラフを修正いたしました。ご指摘ありがとうございました。

およそ4社に1社しかCFOという役職を設けていない

調査対象企業のうち24.4%(94社中23社)しか、そもそも「CFO」という肩書をもつ役員がいなかった。管理部長、コーポレート本部長など、実質的に「CFO」と同じ役割を担っているであろう肩書も多く見られたが、「CFO」という役職はそこまで浸透していないようである。

※以下文中における「CFO」とは、対象企業において実質的にCFOとみなして良いと判断される役職に就いている人のことを指している。

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