連載いくつ知ってる? 海外で安定成長中のグローバルベンチャー14選
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海外で安定成長中のグローバルベンチャー14選(前編)
国内企業が海外進出を狙う場合、大手企業であっても苦戦を強いられる場合がある。
また、ベンチャー企業がいざ海外進出し拠点を構えたは良いものの、事業が伸び悩んだり、数年で撤退したりするケースも散見される。
そんな中、海外で着実に実績を上げているベンチャー企業もあるという事実はあまり知られていない。
今回はFastGrowとして注目の14社を紹介しよう。
- TEXT BY FastGrow Editorial
BEENOS株式会社
BEENOS株式会社は国内外の各種Eコマース事業を行うグループ企業であり、グループ会社に株式会社ネットプライス、tenso株式会社、株式会社デファクトスタンダードなどがある。
事業としては海外転送・代理購入事業やグローバルショッピング事業など、海外通販サービスを各子会社にて行っている。

株式会社LIFULL(旧:ネクスト)
株式会社LIFULLは「LIFULL」ブランドの元、不動産情報サービス事業の「LIFULL HOME'S(ライフル ホームズ)」を運営している。主要な海外事業としては世界最大級のアグリケーションサイト「Trovit」があり、世界53カ国にてサービスを展開している。
2016年度の「海外事業」の売上比率は16.12%となっており、売上収益は31億9339万7000円であった。

株式会社アイスタイル
株式会社アイスタイルではコスメ情報専門サイトである@cosmeの運営をしている。2016年度の 「Global事業」の売上比率は13.97%となっており、売上収益は18億6600万円であった。
海外事業では既存のコスメサービスに加えて小売店事業の展開の動きもあり、2017年5月5日には@cosmeブランドの実店舗サービス、アットコスメストアの海外1号店を台北にオープンしている。

株式会社アカツキ
株式会社アカツキは「サウザンドメモリーズ」や「あつめて!リラックマ」などの主要タイトルを持つゲーム事業と、ライブエクスペリエンス事業を展開する企業である。
海外向けに展開しているゲーム「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」がアメリカ・フランス・ベルギー・香港・スイス 5地域のApp Store、Google Play両ストアにて、セールスランキング1位を獲得している実績を持つ。

株式会社アドウェイズ
株式会社アドウェイズは国内最大級のアフィリエイトサービス「JANet」「Smart-C」の運営などによる広告事業や、メディア開発・運営事業を行っている。
全世界対応のスマホ向け効果測定システム「PartyTrack」が、Facebook®認定パートナー“Mobile Measurement Partners”やGoogle社の「App Attribution Partner」に認定されるという実績を持つ。
2016年度の 「海外事業」の売上比率は9.96%となっており、売上収益は31億9339万7000円であった。

アライドアーキテクツ株式会社
アライドアーキテクツ株式会社は「SNSを活用したデジタルマーケティング事業」として、法人向けSNSマーケティングプラットフォーム「monipla」などの運営をしている。
海外の子会社「ReFUEL4」はFacebook社より「Innovator of the Year 2016」を受賞しており、2016年の間で最も革新的なマーケティングサービスとして表彰されている。

株式会社エス・エム・エス
株式会社エス・エム・エスは介護・医療・キャリア支援・ヘルスケア・シニアライフ・海外など、多領域へ情報サービスを展開する企業である。
海外事業の動向としては、2015年10月に、アジア・オセアニア地域12カ国と香港で医薬情報サービスを展開するMIMSグループを買収。
MIMSグループが運営する医療従事者が170万人登録しているサービス「MIMS」と、韓国の看護師向けコミュニティサイト「Nurscape」の運営を行っている。
2016年度の「海外分野」の売上比率は20.76%となっており、売上収益は47億8659万1000円。

こちらの記事は2017年05月26日に公開しており、
記載されている情報が異なる場合がございます。
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