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外部資本を入れたということは、上場を目指すということでしょうか?

質問

外部資本を入れたということは、上場を目指すということでしょうか?

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回答掲載日
2021.06.11
伊藤 豊
  • KMFG株式会社 代表取締役社長 
  • 株式会社エルテス 社外取締役 
  • 一般財団法人ルビ財団 代表理事 

1977年栃木県宇都宮市生まれ。2000年に東京大学文学部行動文化学科(心理学)を卒業し日本アイ・ビー・エムに入社。2005年にスローガン株式会社を創業し2022年2月までの約17年間代表取締役社長を務めた。2022年には東京大学出身の上場企業創業者有志を中心に立ち上げたUT創業者の会ファンドを立ち上げ、現在もファンドのジェネラルパートナーを務める。2021年から経済同友会のノミネートメンバーに選出され、教育改革委員会副委員長を務め2023年より経済同友会会員。著書に「Shapers 新産業をつくる思考法」。2023年3月にKMFG株式会社を立ち上げ、スタートアップ向けのアドバイザリー業務を中心に提供開始。また、財団・NPOの立ち上げも準備中。

もともとは、上場する必要があると思えば考えるし、必要ないとかすべきじゃないと思えばしない、という教科書的な考えを持っていました。

しかし、自分たちの事業はとても社会性のある事業だし、ミッション・ビジョンも社会性の高い広がりをもったものなので、これが本当に実現すると特定の個人が所有するプライベートカンパニーである方が違和感だと感じたんです。

また自分自身も半永久的にスローガンの社長なのではなく、自分より適切な経営者がいたら社長を譲り、引退すべきだと思えるようになったこともあり、なおさらプライベートカンパニーにすべきじゃないんじゃないと思うようになりました。今はまだまだ未熟ですが、このままやり続ければ、将来的に必ず社会の公器にふさわしい事業グループになるという確信はあります。

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