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VALUは救世主か破壊者か? 開発者・小川晃平インタビュー

破壊的イノベーション。なんて心地よい響きだろう。SNSとクラウドファンディングを掛け合わせたようなウェブ サービス「VALU」はその評判誉れ高い。俄然注目度はうなぎ上りだ。サービス開始は5月31日であるにも関わらず 、先の国会閣議後の記者会見で、麻生太郎財務・金融相がこのサービスについて見解を述べたほど。個々人の価値 をトレーディングカードのようにトレードすることができるサービスだが、なぜこれほどまで多くの人が 話題にしているのだろうか。
TEXT BY REIKO MATSUMOTO
17-08-25-Fri
小川 晃平(おがわ・こうへい)
株式会社VALU 代表取締役

ユーザー数は7月31日時点で約4万人。反響の大きさについて運営元である株式会社VALU代表取締役の小川晃平氏自身驚いているという。

「サービス開始前には、どんな人にどんな風に使ってもらえるか測りきれないところがあった」と言い、人気ぶりのみならず、予想だにしなかったユーザーたちのVALU活用方法に、日々対応に追われている。

VALUを簡単に説明すると、ユーザーのSNSフォロワーを解析し、時価総額を算出。そして「VA」(サービス内の模擬株式)として発行し、トレーディングカードのように他者に買ってもらうことができる。取引通貨はビットコイン。買い手は発行者の将来性や優待に対し、支援をするわけだ。

「VALU」とは

世間的認知度も高まった今、VALUを取り巻く現状はどのような展開を見せているのか。

暗号通貨の難解さに加え、毎日何らかのニュースが舞い込むVALU。様々な印象を抱きつつ、くしくもビットコイン分裂後の8月、YouTuberヒカルのVALU騒動があった翌日に小川氏に時間をもらった。

「個人が活躍する時代」のニーズに合っていた

サービス開始2か月で約4万人が登録した理由はなぜでしょうか?

時代背景に合っていたんでしょうね。今は「個人の時代」と言われていて、会社の肩書とかのバックグラウンドなしに個人が活躍する社会になってきています。

国内クラウドファウンディングの新規プロジェクト支援額推移

だから、クリエイターや実業家でVALUを活用してくれている人が多いのはもちろん、普通のサラリーマンのユーザーもいます。しかも、自分をアピールする才能に長けた人は、たとえば一般企業の営業職であっても時価総額(発行VA数×VA単価)をどんどん上げています。

一方で、(VALU上で)目立たないサラリーマンがいるのも事実です。サラリーマンでも企業の顔になってるくらいの人はVALU主(=VALUにおける株主)にとっては魅力的ですが、そうでなければ注目してもらうのは難しい。それを救うべきなのか、それはそれでよしとするのか、今は検討中です。

でも、そういう人にとってVALUを使ってみることが意味がないかというとそんなことはなくて、

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