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90社354名を徹底調査。ベンチャー上場時の役員報酬はいくらなのか?

毎回好評をいただいているFastGrow Editor's Insight。今回は、ベンチャー上場時の役員報酬に着目した。上場前からボ...
17-06-22-Thu

毎回好評をいただいているFastGrow Editor's Insight。今回は、ベンチャー上場時の役員報酬に着目した。上場前からボードメンバーとして会社に貢献している取締役たちは、上場という大きな節目に一体どれほどの報酬を得ているのだろうか。或いは、実際のところあまりもらえていないのだろうか。独自基準で選定した90社を対象に、上場時の役員報酬をリサーチした結果を紹介する。

調査対象企業90社一覧(期間内で企業名50音順)

上場日(上場承認日ではない)が2014年1月1日~2017年4月30日の企業のうち、設立20年以内のメディア関連・テクノロジー関連を中心に、その規模に関わらず選抜した、90社が調査対象。役員報酬等総額の内訳が不明瞭で、報酬調査に適さない企業は対象外とした。一次情報としては、『新規上場申請のための有価証券報告書』や過去に登場したメディアから収集した。

  • 株式会社Aiming
  • AppBank株式会社
  • CYBERDYNE株式会社
  • 株式会社FFRI
  • GMO TECH株式会社
  • GMOメディア株式会社
  • GMOリサーチ株式会社
  • 株式会社gumi
  • 株式会社Gunosy
  • Hamee株式会社
  • LINE株式会社
  • 株式会社LITALICO
  • MRT株式会社
  • 株式会社MS-Japan
  • 株式会社SHIFT
  • 株式会社U-NEXT
  • 株式会社VOYAGE GROUP
  • 株式会社アイモバイル
  • 株式会社アイリッジ
  • 株式会社アカツキ
  • アトラ株式会社
  • 株式会社アルファポリス
  • 株式会社イード
  • 株式会社イグニス
  • 株式会社イトクロ
  • 株式会社イノベーション
  • 株式会社インターワークス
  • 株式会社インベスターズクラウド
  • 株式会社うるる
  • 株式会社エイトレッド
  • 株式会社エクストリーム
  • 株式会社エディア
  • 株式会社エボラブルアジア
  • 株式会社エルテス
  • 株式会社エンバイオ・ホールディングス
  • 株式会社オークネット
  • 株式会社オプティム
  • 株式会社オロ
  • 株式会社カナミックネットワーク
  • 株式会社カヤック
  • 株式会社キャリア
  • 株式会社クラウドワークス
  • 株式会社グリーンペプタイド
  • 株式会社グローバルウェイ
  • サイジニア株式会社
  • 株式会社サイバーリンクス
  • ジグソー株式会社
  • 株式会社シャノン
  • 株式会社ショーケース・ティービー
  • シリコンスタジオ株式会社
  • シルバーエッグ・テクノロジー株式会社
  • 株式会社セラク
  • 株式会社セレス
  • ソーシャルワイヤー株式会社
  • 株式会社ダブルスタンダード
  • 株式会社チェンジ
  • 株式会社ディー・エル・イー
  • データセクション株式会社
  • 株式会社デジタルアイデンティティ
  • 株式会社デファクトスタンダード
  • テモナ株式会社
  • 株式会社ネットマーケティング
  • 株式会社パートナーエージェント
  • 株式会社はてな
  • 株式会社ビーグリー
  • ピクスタ株式会社
  • 株式会社ファーストロジック
  • 株式会社フィックスターズ
  • 株式会社ブランジスタ
  • 株式会社フリークアウト
  • フリュー株式会社
  • 株式会社ベガコーポレーション
  • 弁護士ドットコム株式会社
  • マークラインズ株式会社
  • 株式会社マーケットエンタープライズ
  • 株式会社マイネット
  • 株式会社みんなのウェディング
  • 株式会社メタップス
  • メディカル・データ・ビジョン株式会社
  • メドピア株式会社
  • 株式会社モバイルファクトリー
  • 株式会社ユーザーローカル
  • 株式会社ユーザベース
  • 株式会社リクルートホールディングス
  • リネットジャパングループ株式会社
  • 株式会社リンクバル
  • 株式会社レアジョブ
  • 株式会社レノバ
  • 株式会社レントラックス
  • 株式会社ロコンド

1社あたり取締役の平均人数は3.94人

ここでいう取締役は、各社の役員区分の中で、社外取締役を除いた取締役のことを指す。

調査対象企業90社の取締役の総数は354人で、一社あたりの平均は3.94人であった。

71.1%(90社中64社)の企業では、取締役が4人以下で、中でも3人の企業が最も多かった。

取締役が最も少ない企業では2人、最も多い企業では7人であった。

平均値は1649万5440円

次に、調査対象企業90社の役員報酬の平均値を算出した。

算出は各社の『新規上場申請のための有価証券報告書』を元に、“役員報酬等”の欄の“取締役(社外取締役を除く。)”の項目に記載の、基本報酬と賞与の合計を取締役の人数で割って求めた。ストックオプションや退職慰労金等、役員報酬総額には含まれるものの、イレギュラーな要素が強い数字は計算から除外している。

尚、代表取締役と取締役という取締役間での報酬の差を考慮せずに算出していること、また、企業によっては常勤の取締役より報酬が低いと思われる非常勤の取締役が人数に含まれており、平均値を下げている可能性があることにより、実際の報酬額とは必ずしも一致せず、あくまで平均値であることをご理解いただきたい。

354人の役員報酬の総額は58億3938万6000円で、平均値は1649万5440円、中央値は1329万4750円であった。

平均値が中央値を上回っているのは、最大で6366万6667円を貰っている人がいる一方で、390万8333円しか貰っていない人もおり、そのばらつきが非常に大きいためである。

実際に69.2%(354人中245人)の取締役が平均値以下の役員報酬を受け取っている。

平均値上位3社は…

では、最も高額の平均役員報酬を支払っている企業上位3社を紹介する。

1位 株式会社リクルートホールディングス

取締役の基本給と賞与の合計は3億8200万円で取締役は6人。一人あたりの役員報酬は6366万6667円。

2位 LINE株式会社

取締役の基本給と賞与の合計は2億9617万7000円で取締役は5人。一人あたりの役員報酬は5923万5400円。

3位 株式会社ベガコーポレーション

楽天市場、ヤフーショッピングで数々の受賞歴がある家具ECサイトのLOWYAや、越境ECプラットフォームを中心としたコマースIT事業の展開を行っている企業だ。同社の役員報酬等の総額は1億6800万円で取締役は3人。一人あたりの役員報酬は5600万円であった。

全90社354名。役員報酬ランキング

当然のことながら、ベンチャーと一口に言っても、企業ごとに役員報酬額が大きく異なっている。

それでは3位以降を含めた90社すべての上場時役員報酬ランキングをリスト形式で公開しよう。