【全90人】 京大出身起業家・創業経営者リスト(未上場企業含む)
京都大学出身の起業家・創業経営者をFastGrow独自調査によってまとめた。
スタートアップから上場ベンチャーまで幅広くカバーした完全保存版リストを公開する。
出身企業やキャリアで見る京大出身起業家のリアル

東大出身者と同様に、学生起業が最多数で全体の2割を占める。他は目立って、ここの企業出身者が多いという傾向がないことも特徴と言えるかもしれない。
【前回記事】【9/4更新・最新版】34名追加。全191人 未上場企業含む。東大出身起業家・創業経営者リスト
東大との大きな違いは、マッキンゼーとBCGがランクインしていないこと。京大出身でマッキンゼー出身の起業家は調査範囲においては、レノバの木南陽介氏のみだった。
東大と比べて、就職活動において外資コンサルファームに入社する人が少ないことも影響しているかもしれない。
面白いのはゴールドマンサックスが出身企業としては最多である点だ。2017年9月に東証マザーズに上場したウォンテッドリーの仲暁子氏やFOLIOの甲斐 真一郎氏など5名が該当する。他の外資金融出身者も含めるとモルガンスタンレー出身でミライセルフの表孝憲氏やリーマンブラザーズ出身でGood Moneygerの清水俊博氏など合計11名が該当する。
金融出身の起業家が多い特徴ともリンクする傾向かもしれないが、FinTech系で注目のベンチャーが多いのも特筆すべき点かもしれない。上述のFOLIO、Good Moneyger以外にも、2017年9月に東証マザーズに上場するマネーフォワード、コイニーなどが注目のFinTech系として著名だ。

出身高校については、出身高校が判明している44人分について調べたところ、最多数だったのは、甲陽学院で4人が該当。マネーフォワードの辻庸介氏をはじめ、ミドクラの加藤隆哉氏、Incrementsの海野弘成氏、リクシィの安藤正樹氏など、有望なスタートアップの創業者が名を連ねている。
他に2名以上該当した高校としては、洛星、奈良(県立)、高松(県立)があった。
【保存版】京大出身起業家・創業経営者リスト【全90人】
FastGrow独自調査によって判明した京大出身の起業家・創業経営者のリストを公開。さまざまなメディアでの公開情報、FacebookやLinkedinなどのソーシャル情報なども参考にしながら、以下の要件を満たす人をピックアップした。
京大出身者であることの定義としては、中退者もカウントしている。また、学部は他大学で大学院以降の京大在籍者も含めている。
創業者、もしくは創業メンバー(共同創業メンバーで取締役以上)が対象。また、創業期に参画して代表者になったケースも含めた。創業から4年以上経っている会社に途中参画して代表に就任したケースなどは起業家・創業経営者と呼べないと判断して除外している。
個人事業的に起業している方(会社のページはあるが社員がいない、あるいは採用情報が見当たらないなど)はリストアップ対象外。
このリストが、読者にとって同窓ネットワークや先輩後輩のつながりを活用する一助になれば幸いである。
※上場企業については証券コード順に並べ、未上場については社名の五十音順(アルファベット表記の会社を先にしてアルファベット順)の並びとした。
※表中、敬称略

こちらの記事は2017年09月22日に公開しており、
記載されている情報が異なる場合がございます。
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