連載ベンチャーキーパーソン名鑑

【ベンチャーキーパーソン名鑑】BizDev編 Vol.32:株式会社Relic 臺 健太郎氏

臺 健太郎

同志社大学経済学部卒業。国家公務員として省庁で勤務した後、東京都庁、福島県庁など複数の地方自治体においても政策立案・施策推進に従事。国・自治体双方の行政現場で制度設計と実務を経験する。その後、株式会社Relicに入社し、スタートアップ領域へ転身。グローバル展開するクラウドファンディング・ECプラットフォームの開発においてリードエンジニアを務めるほか、iOS/Androidアプリのバックエンド・インフラ開発の責任者として複数プロジェクトを牽引。SRE(Site Reliability Engineering)を主戦場とし、可用性・拡張性・運用性を重視した新規事業開発を強みとする。現在、クラウド・AI・ハードウェア技術を活用したソリューション提供を担うx-AI事業部の事業部長に就任。2023年12月株式会社Pro3Labを設立し、代表取締役CEOに就任。

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「あの会社の急成長は、なぜ実現できたのか?」その答えは、最前線で事業の課題と格闘し、成果を出し続けている「ベンチャーキーパーソン」の仕事術に隠されています。

本連載では、スタートアップやベンチャー企業が事業を伸ばす上で避けて通れない具体的な「業務の壁」を、彼ら/彼女たちがどう乗り越えてきたのかを徹底解剖。

日々の業務ですぐに役立つ実践的なノウハウ、困難な意思決定を支えた思考プロセス、そしてリアルな成功と失敗の事例、そこから得たノウハウを、ご本人たちの言葉で共有する。(掲載希望企業はこちらのフォームからご回答ください。)

彼ら/彼女たちの生きた経験は、あなた自身の課題解決のヒントとなり、スタートアップやベンチャーでの活躍、あるいはキャリアアップを加速させる具体的な「処方箋」となるはずだ。

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株式会社Relicにおける「BizDev」の魅力とは?

以下、話者は臺さん

x-AI事業部長として、AI・クラウド・ハードウェアを掛け合わせた新規事業開発を牽引しています。この職種の醍醐味は、単なるエンジニアリングに留まらず、技術的知見を武器に「いかにビジネスとして成立させるか」という事業家レイヤーの意思決定に深く関与できる点です。

Relicでは、要件が決まったものを作るのではなく、顧客の抽象的な想いをヒアリングから読み解き、価値を定義する「攻め」の開発が求められます。予算や人員を最適化し、自らの判断で事業をグロースさせる責任感と、技術が社会実装される手応えをダイレクトに感じられるのは、「事業共創カンパニー」を掲げるRelicならではの面白さです。

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BizDevの処方箋

処方箋その1:徹底した期待値調整と、それを超えていく実行力

不確実性の高い新規事業では、リスクを隠さず「何ができて何ができないか」を誠実に伝え、共通認識を持つことが信頼の土台となります。その上で、提供価値が期待値を上回るよう全力でコミットします。過去、初回案件で圧倒的な成果を出したことで、バイネームでの指名や数年にわたる継続支援に繋がった経験からも、「期待値を適切にコントロールし、結果でそれを超え続けること」が真の信頼構築に不可欠だと確信しています。


処方箋その2:相手のメリットを自分事として考える「義理と信頼」の構築

仕事は人間性で決まると考えています。自分の利益だけを追求するのではなく、「相手にどのようなメリットがあるか」を常に意識し、誠実に向き合うことで、困った時に頼られる関係性が築けます。リモート中心の世の中だからこそ、会食などの対面によるコミュニケーションも大切にし、泥臭く信頼を積み重ねることが、結果として事業を円滑に回し、大きな成果を呼び込む近道になると考えています。

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BizDevを学べるオススメコンテンツ

オススメその1:漫画「MAJOR(メジャー)

書籍情報
著者満田拓也
出版社小学館
出版日1995/1/18
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主人公の茂野吾郎が、絶対王者である強豪校に挑むため、あえて野球部のない弱小校に入り、仲間を集めてゼロから組織を創り上げる姿に強く共感しています。既にある大きな組織に属すのではなく、自らの手で道なき道を切り拓き、巨大な壁に挑戦していく姿勢は、私のキャリア観のバイブルです。新規事業という困難な領域において、いかに高いモチベーションを維持し、仲間と共に挑戦し続けるかを教えてくれる作品です。


オススメその2:YouTubeチャンネル「BMRスモールビジネス研究所

華やかな資金調達を目指すスタートアップモデルとは対照的に、本コンテンツでは限られた予算内でいかに収益を上げ、堅実に事業を立ち上げるかという「現実的な事業開発」の知見を学べます。Relicでの支援や自社でのSaaS開発において、リソースをいかに最適化し、営業や集客において「どこに注力すれば成果が出るのか」を判断するという視点は非常に重要です。青写真を描くだけでなく、地に足をつけて事業を存続・成長させるための、極めて実践的な教訓が得られます。

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キーパーソン臺氏から皆さんへのメッセージ

Relicは、新しい事業を一から創り出すことに「大志」を持つ挑戦者を全力で応援する会社です。私自身、執行役員として事業部を率いながら、Relicのスタートアップスタジオから出資を受け「株式会社Pro3Lab」を設立しました。

現在は社内のナレッジ活用や問い合わせ自動化をAIで効率化する自社サービス「Qaless(クアレス)」を開発し、自ら事業化に邁進しています。Relicには、大手企業の新規事業を支援する「共創」の経験と、自らオーナーとして起業する「実践」の場の両輪があります。私のように起業家精神に溢れ、「自らの手で事業を、そして未来を切り拓きたい」と願う方にとって、これ以上ない挑戦の舞台です。共に、新たな価値を創り上げましょう。




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こちらの記事は2026年03月11日に公開しており、
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