【ベンチャーキーパーソン名鑑】PdM編 Vol.13:株式会社XAION DATA 清水 遼氏
「あの会社の急成長は、なぜ実現できたのか?」その答えは、最前線で事業の課題と格闘し、成果を出し続けている「ベンチャーキーパーソン」の仕事術に隠されています。
本連載では、スタートアップやベンチャー企業が事業を伸ばす上で避けて通れない具体的な「業務の壁」を、彼ら/彼女たちがどう乗り越えてきたのかを徹底解剖。
日々の業務ですぐに役立つ実践的なノウハウ、困難な意思決定を支えた思考プロセス、そしてリアルな成功と失敗の事例、そこから得たノウハウを、ご本人たちの言葉で共有する。(掲載希望企業はこちらのフォームからご回答ください。)
彼ら/彼女たちの生きた経験は、あなた自身の課題解決のヒントとなり、スタートアップやベンチャーでの活躍、あるいはキャリアアップを加速させる具体的な「処方箋」となるはずだ。
株式会社XAION DATAにおける「PdM」の魅力とは?
以下、話者は清水さん
AI採用プラットフォーム『AUTOHUNT』のプロダクト責任者兼PdMは、既存プロダクトの改善に加え、新規事業開発までを担うポジションです。顧客の採用課題や市場の変化を起点に、プロダクトの方向性設計、機能開発の優先度判断、開発チームとの合意形成を一気通貫でリードしています。
営業・コンサル双方の視点も取り入れながら、「本当に価値があるか」「事業として成立するか」を軸に意思決定できる点が特徴です。顧客との距離が近いAUTOHUNTだからこそ、仮説検証から実装、新規事業の立ち上げまでを高速で回せる。プロダクトを起点に事業を創り、育てるダイナミズムこそ、このポジションならではの魅力です。
PdMの処方箋
処方箋:仮説をプロダクトとして素早く形にし、お客様と共に検証・改善を重ねること
コンサルティング時代の経験から、課題は机上で考えるだけでは解決に至らず、実運用の中でこそ本質が見えると学びました。
そのため、まずは論点を整理した上でPoCとして現場に落とし込み、実際の利用状況や成果をお客様と一緒に振り返ることを徹底しています。AUTOHUNTは顧客との距離が近く、この協創型の進め方を高速で回せる環境があります。だからこそ、現場で本当に活用され、成果につながるプロダクトを生み出せると考えています。
PdMを学べるオススメコンテンツ
オススメ:「良い戦略、悪い戦略」
| 書籍情報 | |
|---|---|
| 著者 | リチャード P.ルメルト |
| 出版社 | 日本経済新聞出版 |
| 出版日 | 2012/6/1 |
| Amazonリンク | ![]() |
読んでみると「まあそうだよな」と既視感を覚える内容が多いのですが、それらが非常にクリアに言語化されており、腑に落ちる感覚が非常に大きい一冊です。戦略とは何か、が明確に示されており、プロダクトや事業の意思決定を行う立場として何度も立ち返っています。派手なフレームワークよりも、本質を見極める重要性を教えてくれる点で、これから事業やプロダクトに関わる方には一度は触れてほしいコンテンツです。
キーパーソン清水氏から皆さんへのメッセージ
XAION DATAは「AI×DATAで世界中の価値を最大化する」というビジョンのもと、プロダクトやソリューションを通じて、データの可能性を社会の力に変えていくスタートアップです。ここでは職種や経験に関わらず、自ら仮説を立て、実行し、学びを高速で回す文化が根付いています。事業・プロダクト・組織づくりのすべてにおいて、決められた正解をなぞるのではなく、自分たちで考え、試し、磨き続けることを大切にしています。
挑戦の難易度は決して低くありませんが、その分、自身の意思決定や行動が事業の成長に直結する実感を得られる環境です。変化を楽しみながら、次のスタンダードを創りたい方とご一緒できることを楽しみにしています。
こちらの記事は2026年03月06日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。
おすすめの関連記事
キャピタリストが陥った“出がらし”状態と、3年間の修行で見つけた、新たなスタートアップ支援の形【元サムライインキュベート長野英章氏】
- 株式会社Maxeff 代表取締役
そのキャリア戦略に「手応え」はあるか?──大手出身者がPKSHAで見出した、技術とビジネスの“共進化”で描くAI時代の市場価値の高め方
- 株式会社PKSHA Technology PKSHA Technology AI Research&Solutionカンパニー BizDev
専門領域の枠を越え、経営の中枢へ──急成長ヘルステックLinc’wellを支える経営者の右腕
- 株式会社Linc’well 経営戦略
徹底的な「憑依力」でキャリアを拓く──エンプラセールスからデロイト、VCを経て起業。Matilda Books百野氏が実践する“自分自身の売り方”
- 株式会社Matilda Books 代表取締役
「修羅場に挑む。これが最短の成長ルート」──30代以降のキャリアを決定づける、“二度と手に入らない資産”の使い方
- 株式会社ソルブレイン
ポテンシャルは40兆円以上、医療ドメインは“最後の巨大未開拓市場”か──デジタル後進国 日本の医療体験を再設計するLinc’wellの大改革
“商才”なくして事業家を語るな──L&E Group・経営陣が説く、伸び続けるビジネス、ヒトを生み出す経営哲学
- 株式会社L&E Group 執行役員 営業本部長
