遂にNTTからスタートアップ誕生?──設立6年で売上6,000億円を狙う、DXを凌駕する地球規模の変革「GX」事業の全貌とは

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インタビュイー
谷口 裕昭
  • NTTアノードエナジー株式会社 執行役員 グリーンソリューション本部長 

1991年NTT入社。通信設備の保守・企画等の業務を経て、2000年よりNTT西日本の映像配信をはじめとした新規事業業務に従事。2011年NTTスマイルエナジーを設立し初代社長として、太陽光発電の遠隔監視サービス「エコめがね」の事業を立ち上げ軌道に乗せる。2017年より2年間NTT西日本関西エリアの法人営業を担当した後、2019年NTTアノードエナジー設立とともにスマートエネルギー事業の立ち上げに携わっている。

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昨今の事業成長において、DXの推進はもはや当たり前。先進的な企業はもちろん、レガシー産業に属する企業においても取り組みが進んでいることだろう。

もちろん、DXは引き続き重要だ。一方で、深刻な地球温暖化の解決に向けて、世界各国でカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが進む中、企業においても「GX」なる取り組みが動き始めていることはご存じだろうか?

ここでいうGXとは、グリーン・トランスフォーメーションを指す。CO2を含む温室効果ガスを発生させる化石燃料から、太陽光発電をはじめとしたクリーンエネルギーを中心に、経済社会システム全体を変革していくものだ。

読者としては、「DXがブームになったと思ったら、次はGX?」と感じてしまうかもしれない。しかしながら、DXとGXは別物ではあるものの、社会“変革”という意味においてこの2つの本質は共通しているという。その真意は如何に──。

今回は、再生可能エネルギー領域のリーディングカンパニーであり、NTTグループから肝入りの事業として2019年に誕生したNTTアノードエナジーに取材を実施。インタビュイーは、同社執行役員 グリーンソリューション本部長 谷口氏。

同氏はこれまで2011年にオムロンとNTT西日本の共同でNTTスマイルエナジーを立ち上げ、初代代表として6年間経営に携わってきた敏腕経営者。そんな同氏に、GXが社会にもたらすインパクトの大きさや、事業としての可能性を尋ねてみた。

  • TEXT BY YUKO YAMADA
  • PHOTO BY SHINICHIRO FUJITA
  • EDIT BY TAKUYA OHAMA
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DXからGXへ。
次世代のビジネスリーダーが注目すべき新たな視点

谷口NTT全体としての電気使用量は、なんと日本全体の1%以上を占めています。我々のような大量に電気を使う需要家*が世界的な脱炭素の流れに真正面から向き合わなければ、日本全体のCO2削減は実現できません。将来にツケを回してはならないんです。

そして今、エネルギー産業は、かつてインターネットが普及してユーザーが“プロシューマー化"していった状況と同じ構造が起きており、これから大きな変革を迎えるタイミングにあるんです。

*電気の供給を受ける個人や法人を指す

周知の通り、地球温暖化の問題は深刻化している。主な要因は、運輸や発電など化石燃料を燃やした時に排出される、CO2をはじめとした温室効果ガスだ。

現在の予測によると、このまま温室効果ガスを出し続けていると、2100年には地球の気温が4.8°上昇するとされている。(参考)するとどうなるだろうか?真夏日の東京では、日中40℃を超える日が続き、現在のインドの最高気温と変わらない状況が日本でも起きることが予想されている。

「2100年?70年後の未来?だいぶ先の話だな」と思う読者もいるかもしれないが、昨今の異常気象も地球温暖化の影響とされており、世界中で取り組まなければならない喫緊の課題である。

地球温暖化に対する国際的な取り決めがなされたのが、2015年の「パリ協定」だ。その後、2020年に日本政府は「2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにするカーボンニュートラルの実現」を宣言する。

こうした流れを受け、国が率先して進めるGX(グリーン・トランスフォーメーション)、つまり化石燃料をできるだけ使わずにクリーンなエネルギーを活用し、経済社会システム全体を変革する動きが始まったのだ。

そして、そのGXの実現の鍵を握っているのが、冒頭で話があった「エネルギー産業のプロシューマー化」だというが、どういうことだろうか。

谷口これまで消費者は、地域の電力会社から電気を購入することが一般的でした。しかし、現在は電力の自由化によって、消費者が電力会社を自由に選択できるようになっています。加えて、電気の使い方も変化してきています。

例えば最近では、自宅に太陽光発電のパネルを設置する方たちが増えています。昼間は電気料金が安くなるため、昼間の時間帯に電気を利用したり、昼間の電気を蓄電池に貯めて夜間に使ったりなどです。他にも、再生可能エネルギーで動く電気自動車に切り替えたりと、消費者自身が発電や蓄電を行うようになっています。

実はこれ、インターネットによってコンテンツ産業がプロシューマー化していった状況と似ていますよね?その代表が、YouTubeです。

どういうことかと言うと、編集されたテレビ番組よりもスピード感やリアル感が伝わりやすいのがYouTubeの魅力ですよね。そうしたコンテンツを利用して、自身がクリエイターとなりYouTubeチャンネルを運営する人が増え、動画制作から編集、公開まで行い、中には収益化をされている人たちがいます。

再生可能エネルギー産業もこれと同じく、電力やエネルギーがより手触り感のあるものへと変わり、単に電力を消費するだけでなく、自ら電力やエネルギーを生産する側へとなってきました。

つまり、カーボンニュートラルに向けた社会課題はあるものの、再生可能エネルギー産業は、コンテンツ産業と同じくこれから大きなビジネスチャンスが生まれる可能性が高いと感じているんです。

インターネットの普及によってコンテンツ産業にプロシューマー化の波が訪れたように、再生可能エネルギー業界もICT技術やAIの浸透によって、消費者自身による再生可能エネルギーの活用が可能となった。

そうしたデジタル技術(DX)によって消費者の生活様式や行動変容が生まれてきた今、次はGXによって社会全体のエネルギー様式にも変化が生まれようとしているのだ。

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GXとビジネスの統合。
NTTアノードエナジーに学ぶ事業開発事例

NTTアノードエナジーは、NTTグループの技術やアセットを活用したスマートエネルギー事業の推進を目的に、NTTの肝入りの事業で2019年6月に設立された会社だ。

谷口NTTは、主力事業である通信事業により、インターネットやIoT、AIなど技術を取り入れ変化を遂げながら、連続的な成長発展をしてきました。

一方、NTTアノードエナジーは、NTTグループ内での成長分野として投資がなされ、従来のNTT組織の枠にとらわれず、新たな価値の創造を目指して立ち上げられた組織です。

これまでNTTグループでは、再生可能エネルギーや電力自由化、スマートグリッドへの展開(次世代型エネルギー)と幅広くチャレンジしてきましたが、それらを具現化するのがNTTアノードエナジーの立ち位置となります。

NTTアノードエナジーの中期ビジョンによると、「2025年度までにスマートエネルギー事業を売上6,000億円規模へ拡大」「分散エネルギー基盤への投資額を6,000億円」としている。

同社はNTTグループにおいてスタートアップのような立ち位置でありながらも、一般的なベンチャー / スタートアップとは異なる数値目標で事業をスタートさせたのだ。

そんな同社は、グループ会社であるエネットと、NTTスマイルエナジーとともに、「グリーン発電事業」「地域グリッド事業」「需要家エネルギー事業」「構築・保守オペレーション事業」の4つの事業を柱として展開。

太陽光をはじめとした再生可能エネルギー電源を自社で開発し、民間企業や自治体、NTTグループ各社に提供。また、蓄電所の設置を通じたエネルギーの安定化を図り、電力の地産地消を進めている。

そして2023年5月、NTTグループは「新たな価値創造と地球のサステナビリティ」を目指した新中期経営戦略『New value creation & Sustainability 2027 powered by IOWN』を発表。循環型社会の実現に向け、「グリーンソリューションの実現*」や「循環型ビジネスの実現*」を目指す一方、ネットゼロ*に向けて「2040年カーボンニュートラルの実現」を定めている。

*「グリーンソリューションの実現」NTTグループでは、「グリーンエネルギー×ICT」で実現するグリーンソリューションを推進。5年で約1兆円の投資を実施

*「循環型ビジネスの実現」エネルギーを起点としたさまざまな産業間で資源の循環、地域創生のさらなる加速により、持続可能な社会を実現

*「ネットゼロ」温室効果ガス排出量実質ゼロ

取材陣が現時点での進捗状況を尋ねると、「一歩ずつ実現に向かっている」と語り、具体的な事例を挙げてくれた。

谷口民間企業においては、セブン&アイ・ホールディングスとの共創で、国内初の「オフサイトPPA*」を実現し、そのモデルをもとに他の民間企業にも拡大を進めています。

*PPAとは「Power Purchase Agreement(電力販売契約)」の略

簡単に説明すると、従来の「オンサイトPPA」では、顧客の敷地内に太陽光発電パネルを設置して、発電した電気を敷地内の施設で使用できるものの、設置できる太陽光発電パネルには限りがあり、必要な電気をすべて賄うことができませんでした。

そこで、太陽光発電所を遠隔地に設置し、送配電網を介して長期間電力を供給する「オフサイトPPA」の仕組みを構築し、需要に合わせたより多くの再生可能エネルギーを使用できるようにしたんです。

また、地方自治体においては、環境省と共に現在9つの地域で脱炭素に向けた取り組みを進めたり、家庭向けには再生可能エネルギーの『ドコモでんきGreen』をスタートさせています。

一方で、こうしたエネルギー事業は国際情勢や政治的な要因、地政学リスクによる影響を受けやすく、事業を推進する難度が極めて高いのが特徴でもある。

谷口近年、再生可能エネルギーを補う石炭や液化天然ガス(LNG)の需要は高く、ヨーロッパをはじめ各国で資源の奪い合いが生じ、その都度、電力価格が高騰していました。そこへウクライナの問題が起こり、エネルギー市場はますます複雑さを増しています。

また、太陽光や風力などの再生可能エネルギーは天候の影響を受けやすく、いつ発電が止まってしまうか分かりません。そのため、我々はICTを活用して電気の使用量を見える化したり、電力需要の予測や天候予測をもとに蓄電池をコントロールしたりしています。他にも、地域の大手電力会社や大手ガス会社と協業し、安定した電気の調達にも取り組んでいます。

再生可能エネルギー領域における新たなビジネスチャンスとして、NTTグループから垂直立ち上げで生まれたNTTアノードエナジー。

難度の高いエネルギー事業にも関わらず事業を拡大できる理由は、NTTグループの人、技術、資産を活用する一方で、エネットやNTTスマイルエナジーとの協業を中心に、地域の電力やガス事業者との盤石な基盤が構築されているからだ。

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伝統的・半官半民イメージを超えた意欲的な挑戦

ここまでNTTアノードエナジーの取り組みを見てきたが、いわゆる“NTT"と言えば、「電話や光回線を提供している会社」といったイメージを持つ読者が殆どであろう。

また、1985年に民営化されるまでは国が運営していたという背景から、勝手ながら民間企業と比べて公的なカルチャーが根付いているとばかり思っていたが──。

谷口一般的にはそう思いますよね。いくつか事例を挙げると、私がNTT西日本に在籍していたころ、そこの若手社員が個人で始めた音楽Webサービスがユーザー数で日本一になるといったことがありました。

そこから「そのサービスを事業化しよう」となり、NTTグループとエイベックスとでジョインドベンチャーを立ち上げたこともあるんです。

他にも、伊藤忠商事と共にビデオ・オンデマンドサービスも立ち上げています。このように、大規模な組織ではあるものの、ボトムアップで声を挙げやすく、また現場の声に対しても柔軟に応えようとするカルチャーがあるんです。

「意外にも」という表現は適切ではないかもしれないが、世間のイメージよりも自由闊達なカルチャーが浸透しており、新規事業の立ち上げにも積極的のようだ。

実際、谷口氏自身も2011年にオムロンとNTT西日本の共同でNTTスマイルエナジーを立ち上げ、初代代表として6年間経営に携わってきた。

なぜ、NTTグループでは通信インフラという安定した事業がありながら、このように不確実性の高い新規事業に挑戦するのだろうか。

谷口NTTグループでは、トライ&エラーで失敗を恐れずにチャレンジできるカルチャーが浸透しているんですよ。なぜなら、イノベーションの創出を求めているからです。

うちが新規事業でイノベーションなんて聞くと、「もうすでに顧客基盤もあるのに、なんで新たなチャレンジをするんだ」と皆さんは思いますよね(笑)。分かりますよ、その気持ち。

とはいえ、どうしても長く同じ事業にとどまっているわけにはいきません。なぜかと言えば、事業や経営に詳しい皆さんなら分かるでしょう。

“NTT”という看板にあぐらをかいていたら、いつか時代や環境の変化に飲み込まれて市場から撤退しなければならない時が来ます。それは昨今の経済情報を見ていれば一目瞭然ですよね。

なので、NTTグループとしても自ら業界の枠を飛び越えて、変化し続けていく必要があるんです。それが「両利きの経営*」で言われる「知の探索」です。

NTTグループは、我々が持つ技術やアセットを活用して安定的に収益を生み出しながら、一方で新規事業を生み出し成長させていく。そういった環境が用意されているんです。

*「両利きの経営」主力事業の絶え間ない改善(知の深化)と新規事業に向けた実験と行動(知の検索)

つまり、NTTグループでは、イノベーションを生み出すために、大手企業でありながら、ベンチャー / スタートアップのようなチャレンジングな環境が存在しているのだ。その好例が、まさにNTTアノードエナジーなのだろう。

NTTグループという大手企業のもとで立ち上げる新規事業となると、読者は「着実に、手堅く、用意周到」に行っていくものだと思うはず。しかし、実態は真逆。

谷口氏曰く、NTTアノードエナジーは、「NTTグループのアセットを活用できるとはいえ、初めはゼロからのスタート。まさに、スタートアップさながら手探りで事業を進めていった」と語る。

谷口NTTアノードエナジーは、NTTをはじめ各グループ会社からメンバーが集められ、業界未経験者も含めた24名のチームでスタートしました。

これから事業を拡大させていくためには、もっと人を増やさなければならない。ところが、当初は中途採用の規定や仕組みがまだでき上がっていなかったんです。なので、最初の組織づくりにはとても苦労しましたね。

その後、NTTグループから幹部陣が参画するようになり、1年後には50人、その後、80人と徐々に人数を増やしていきました。そして、2022年にはNTTファシリティーズの通信電力の保守部隊と合流して、現在は2,400人弱の組織へと拡大しました。

NTTグループの成長領域として期待を背負ってリードする立場に、プレッシャーを感じることはなかったか?という取材陣の問いかけに対して、谷口氏は次のように答える。

谷口もちろんプレッシャーはありますよ(笑)。元々、NTT西日本で新規事業を経験した当時は、売上規模は数十億円ほど。それに対し、NTTアノードエナジーは数千億円規模の事業を担っていますからね。NTTグループ全体からの期待は並大抵ではありません。

とはいえ、NTTグループのノウハウやリソースを活用して、新規事業をゼロから築き上げ、社会にとって価値あるものを創出できる環境に身を置くことができることはとても光栄に思っています。

NTTアノードエナジーがまだ答えのない環境問題に対して、トライ&エラーでチャレンジできるのも、グループ全体でイノベーション創出に期待を寄せているからだ。

実際、NTTグループでは2027年までの5年間で成長分野に約8兆円の投資を予定しており、今後、既存分野よりも成長分野の方へ投資の比率を増やしていく方針だ。(参考

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再生可能エネルギー領域は、若きチャレンジャーたちが牽引する産業の新たな舞台

ここまで読み進めていくと、大手企業のNTTグループをバックに持つ、NTTアノードエナジーのポテンシャルに興味を持ち始めた読者もいるかもしれない。

「成長できる環境に身を置きたい」「社会にインパクトを与える仕事をしてみたい」と考える若手が、今、NTTアノードエナジーで再生可能エネルギー産業に挑む魅力とはなんだろうか。

谷口それは間違いなく、GXの第一人者としてチャレンジできることでしょう。

これまで環境問題というと、エコやコストカットといった文脈で語られることが少なくありませんでした。ところが、現在は「2050年カーボンニュートラルの実現」に向け、産業構造や社会を根本から変えていこうという流れに変わり、国としてもGXに力を入れています。

また、世界に目を向けると、カーボンニュートラルに向けた取り組みはEUがリードしているものの、まだ決まったルールや勝ち筋があるわけではありません。なので、日本初・GXの第一人者として名乗りを上げていけるチャンスは多いにありますね。

谷口また、GXの大半は、エネルギー転換を産業構造と合わせてどのように実現するか?といったテーマがメインになりますが、カーボンニュートラルに向けてはまだまだ解決できていない課題が山積みです。

例えば、CO2の排出量を減らすだけでなく、人工的にCO2をどうやって吸収して、どうやって閉じ込めるのかなどに対しても、新たな技術を考えていかなければなりません。そういった社会課題と向き合ってみたい人にとってはチャレンジしがいのある領域だと思います。

再生可能エネルギー産業への参入は、世の多くのソフトウェア系スタートアップのように、数百万〜数千万円の資金調達でできる事業ではないことは読者も想像できるだろう。参画するためには、大資本が必要であり、NTTグループのような巨大なアセットを持つ企業にしか担うことはできない。

一般的に大手企業では、組織の規模が大きいがゆえに「やりたいことができない」「意思決定に時間がかかる」と語られることが多い。一方で、NTTアノードエナジーには、そうした大手企業で起こりがちな組織上の課題がないことは、すでに前章で伝えた通り。

とはいえ、若手は上からの指示で現場業務に奔走するだけなのでは?と思う読者もいるに違いない。実際のところ、NTTアノードエナジーでは若手が裁量を持って活躍する機会は存在するのだろうか?

谷口もちろん、20代でも裁量や責任を持って事業を推進していますよ。例えば、地域新電力会社の運営においては若手がリーダーとして活躍していますし、前述の国内初の「オフサイトPPA」の取り組みにおいても20代30代のメンバーが先頭に立ってリードしています。

くり返しますが、環境問題は、まだ誰も解決できていない社会課題が山積みの状態です。さらに、カーボンニュートラルの実現においては何十年も先の話。これらは近年になって生まれた新たな社会問題のため、単にビジネス経験の長い人材だからといって解決できる問題ではありません。

むしろ、課題に対してフラットな視点で挑める若手が率先してリードし、アイデアを実現させていくべき領域だと思うんです。我々としては、若手のアイデアを必要としていますし、これからの活躍に大いに期待しています。

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再生可能エネルギー領域における必要不可欠な存在へ

今回は、エネルギー産業の変革に取り組むNTTアノードエナジーの事業と、この領域に携わる魅力を語ってもらった。同時に、GXという言葉が、DXと同様に社会変革を巻き起こす大きなポテンシャルを秘めていると感じてもらえたら幸いだ。

すでに再生可能エネルギーの活用が多様化し、産業全体が大きな変革を迎えようとする中で、NTTアノードエナジーはこれからどういう未来を描いていこうとしているのか。

谷口我々は、再生可能エネルギー産業におけるリーディングカンパニーとして、また通信インフラを支えるNTTグループとして、持続できる社会づくりに貢献していかなければならないという気概を持って課題に取り組んでいます。

単に再生可能エネルギーの提案をするのではなく、企業や自治体、消費者が自発的に再生可能エネルギーを生み出す仕組みを提供し、カーボンニュートラルの実現を目指していく。NTTグループの人・技術・資産、この3点を活用すれば実現できると思っています。

谷口とはいえ、もちろんそこにはパートナーシップが欠かせません。我々のビジョンである「地域とともに、パートナーとともに、仲間とともに、カーボンニュートラルを実現するエネルギー流通のリーディングカンパニーへ」を実現すべく、NTTグループが目指す循環型社会に向けて、自治体やパートナーとともに大きな社会課題を乗り越えていきたいと思っています。

そして、カーボンニュートラルを実現するために、NTTアノードエナジーが世の中になくてはならない、必要不可欠な企業を目指していきたいです。

NTTアノードエナジーは、再生可能エネルギーの活用を推進し、社会構造を根底から変えることを目指している。この組織は、革新的なエネルギー技術の創造と適用に焦点を当てた場であり、若手ビジネスパーソンが持つ創造性と熱意を引き出す可能性を十二分に秘めている。

自身の技術やアイデアが社会全体の進歩に寄与する場を求める若者にとっては、興味深く魅力的な機会を提供している組織に映ることだろう。そのような環境に若くして身を置くことは、地球環境と社会的課題への深い理解を育むとともに、ビジネスパーソンとしてのプロフェッショナルスキルを磨くことにも繋がる。読者の行動と熱意が、持続可能な未来を切り開く鍵となることだろう。

こちらの記事は2023年07月26日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。

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執筆

山田 優子

写真

藤田 慎一郎

編集

大浜 拓也

株式会社スモールクリエイター代表。2010年立教大学在学中にWeb制作、メディア事業にて起業し、キャリア・エンタメ系クライアントを中心に業務支援を行う。2017年からは併行して人材紹介会社の創業メンバーとしてIT企業の採用支援に従事。現在はIT・人材・エンタメをキーワードにクライアントWebメディアのプロデュースや制作運営を担っている。ロック好きでギター歴20年。

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