連載スタートアップを知りたいならここを見よ!FastGrow注目スタートアップ特集──FastGrow Pitchレポート

営業代行プラットフォーム、AIコミュニケーションに特化したスタートアップが登場──FastGrow Pitchレポート

登壇者
満田 聖也

衣服生産のクラウドソーシング「シタテル」の立ち上げに営業統括として参画。東京、福岡での営業組織を編成し、各地域のアパレルセレクトショップの獲得に成功。この時の営業組織を構築する際のコストと採用難易度の課題から、多くの企業が同じような課題を抱えているという仮説を持ち、「カクトク」の事業構想を開始。

藤井 真樹

株式会社インクス(現SOLIZE)、SOLIZE Innovations カンパニー マネジャー・シニアコンサルタントとして製造業を中心にデジタル化・自動化の変革エンジニアリングプロジェクトを主導、10年在籍し独立後、emotivE創業メンバー(コンサルティング領域)。実績:自動車部品量産ライン自動工程設計システム構築、関連会社ホットランナー設計製造事業黒字化、海外製造拠点立ち上げ支援、対話型AIの複数業界への適用(自動車・金融・製薬・介護・人材・エンタメ業界、等)

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「イノベーターの成長を支援し、未来社会を共創する」をミッションに掲げるFastGrowが、「この会社、将来大きなイノベーションを興しそうだ!」と注目するスタートアップをお呼びして、毎週木曜朝7時にオンライン開催する「FastGrow Pitch」。

登壇するスタートアップが目指すビジョンや事業内容、創業ストーリー、どんな仲間を探しているのかなどをピッチ形式で語るイベントだ。

本記事では、ピッチの模様をダイジェスト形式でお届けする。登壇したのは、カクトク株式会社、株式会社emotivEの2社(登壇順)だ。

  • TEXT BY OHATA TOMOKO
  • EDIT BY RYOTARO WASHIO
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カクトク
営業職の「採用」と「働き方」を変革する、営業代行プラットフォーム

カクトク株式会社

最初に登壇したのは、営業代行プラットフォーム『カクトク』を開発・運営している、カクトク代表取締役の満田聖也氏。

満田氏は衣服生産プラットフォーム『シタテル』の営業統括を経験。その中で営業担当者の採用や、従来から変わらない労働環境に違和感を覚え、同社の創業に至ったという。

満田営業課題を解決するためのさまざまなサービスが登場しています。とはいえ、企業によっては「どのサービスが自社の課題解決につながるのか」が分かっていないケースも少なくありません。また、課題を解決するためにどんな施策を打てばいいのかは分かっているものの営業担当者を採用できず、リソースが足りないために施策が実行できないことも。

他にも、リモート化に伴ってマネジメントに関する課題を抱える企業も増えています。さらに、正社員を雇用すると固定費が増大するため、異なる手段で人員を確保し、人件費を臨機応変にコントロールしたいというニーズから弊社のサービスが求められています。

『カクトク』を利用する企業は、プラットフォーム上で自社の営業課題を解決するための施策を約1万人の登録ユーザー・600社の営業代行会社から公募。採用する施策を決定すると同時に、その施策を推進する人材もプラットフォーム上で募ることができる。つまり、最短7日で自社の課題解決に特化したセールスチームの構築が可能なのだ。

施策の公募は無料で利用可能。営業支援プランの実行は20万円からと正社員1名を雇うよりも低価格に利用できるのが特徴だ。

現在、地方の中小企業から東証一部上場企業まで、幅広い企業に利用されている。

さらに満田氏は「営業人材が、理想の働き方を実現するための後押しにもなっている」と語る。

満田『カクトク』に登録している営業人材は、営業会社の出身者やベンチャー・スタートアップなどで5〜10年ほど営業されていた方が多く、介護や育児などのライフイベントを機に独立されています。

実際に『カクトク』を利用することで、約10ヶ月で年収1000万を超えたり、法人化して年商1億を超える方も現れています。また、オンラインで営業支援などをされている方が、国内の地方や海外に移住するケースも出ている。営業人材の働き方がより自由になっていると感じています。

今後も、営業領域の人材確保と働き方を改革し、さらなる拡大を目指していく同社。「あらゆる業界の企業とアライアンスを組み、営業領域のネットワークを拡大していきたいです。ご興味ある企業がいれば、ぜひご一緒にお話できれば幸いです」と語り、ピッチを締めくくった。

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emotivE
人との高度なコミュニケーションを実現する、認識モデルAI®︎システム

株式会社emotivE

続いて登壇したのは、認識モデルAI®︎システム『OMOHIKANE®︎』を開発・展開しているemotivEのコンサルティング部長CMO・藤井真樹氏。

藤井氏は、冒頭で「心が通じ合うようなコミュニケーションを実現するAIを開発しています」と語った。

藤井Webサービスなどを利用すると、チャットボットを見かける機会が多いと思います。吹き出しのボットで会話する「対話AI」ですが、返答の仕方によっては意味を間違って捉えられたり、求めているものとは異なる選択肢が提示されたりする。そうすると、本当に伝わっているのか不安になりますよね。

もちろん、簡単なQAに答えるだけであれば、シンプルな回答が得られるチャットボットでも良いかもしれません。しかし、我々はAIと利用者がもっと通じ合えるような、インタラクティブなコミュニケーションを実現したいと考えています。

『OMOHIKANE®︎』は、人と区別がつかない高度なコミュニケーションを実現する。また、『OMOHIKANE®︎』を活用したDXソリューションとして、顧客との対話AIを提供する『接客AIエージェント』と、心身の悩みや社会課題を解決する『安心AIエージェント』を展開している。

藤井例えば「初めての投資は何をすれば良い?」とチャットボットで聞くと、多くの場合は「次の選択肢から選んでください」と回答されると思います。

『OMOHIKANE®︎』を活用すれば、利用者の不安や不満などを聞き出し、それらを解消できる情報を与えるなどコンシェルジュのようなコミュニケーションが可能です。

相談誘導型の接客や金融・保険サービスに関する相談・サポートなど、様々な領域で『OMOHIKANE®︎』のニーズが高まっている。実際に大きな効果が得られている例も少なくないという。

藤井導入いただいたあるクライアント様では、Webサイトに訪れた方が、購入につながる次のアクションを起こすのは3%ほどだったそうなんです。しかし『OMOHIKANE®︎』を導入したところ、AIとコミュニケーションを取った40%の利用者が次のアクションを起こすようになりました。つまり、従来の10倍以上ものユーザーの行動を喚起できるようになったわけです。

今後も高度なAIコミュニケーションを実現していきたいと語る、同社。「CXクリエイティブ職など、弊社ならではの職種もあるのでぜひご興味ある方はお声がけください」と参加者に呼びかけた。

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今後も毎週木曜朝7時の「FastGrow Pitch」では、注目スタートアップが登壇し、自ら事業や組織について語る機会をお届けしていく。ぜひチェックしてほしい。

こちらの記事は2022年03月17日に公開しており、
記載されている情報が異なる場合がございます。

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執筆

大畑 朋子

1999年、神奈川県出身。2020年11月よりinquireに所属し、編集アシスタント業務を担当。株式会社INFINITY AGENTSにて、SNSマーケティングを行う。関心はビジネス、キャリアなど。

編集

鷲尾 諒太郎

1990年生、富山県出身。早稲田大学文化構想学部卒。新卒で株式会社リクルートジョブズに入社し、新卒採用などを担当。株式会社Loco Partnersを経て、フリーランスとして独立。複数の企業の採用支援などを行いながら、ライター・編集者としても活動。興味範囲は音楽や映画などのカルチャーや思想・哲学など。趣味ははしご酒と銭湯巡り。

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