「ファンド発」の「AIコンサル」。Boost Consultingの、投資と経営を知るAIネイティブファーム
外から助言するだけが、コンサルティングではない。AIやテクノロジーを武器に、クライアントの事業を“共に創る”当事者として動くファームが増えている。
だが同じ「コンサルティングファーム」を名乗っていても、何を強みとし、若手にどこまで任せるのかは会社ごとにまったく異なる。
本連載「「助言者」から「当事者」へ──次世代コンサルティングファーム特集」では、IT・AI・テック領域のファームを一社ずつ取り上げ、その会社ならではの「違い」と「いま入る価値」を編集部の視点で言語化していく。
今回紹介するのは、ブーストコンサルティング株式会社だ。
この会社の魅力を一言でいうと?
ファンドの買収先で自らAIを使ってPLを動かし、その打ち手をクライアントにも届ける会社
募集中の経営ポジション
COO/CTO/CHRO/VPoE/VP of Sales/事業責任者、およびそれらにつながる将来の幹部候補。現在の求人は戦略コンサルタント/Deployment Strategist/FDE(Forward Deployed Engineer)/AIエンジニア/アソシエイトで、将来は投資先・買収先企業のCxOやグループ内での起業も目指せる(アソシエイトはコンサル未経験可)
事業概要
VCファンドBoost Capitalを母体に生まれたAIネイティブなコンサルティングファーム。「企業のオペレーションをAI前提で再定義し、実装し切る」をビジョンに掲げる。AI活用・導入支援/新規事業開発/M&A支援の3領域で、構想・戦略の策定から実装・定着までを一気通貫で支援する。グループの投資先・買収先企業のプロダクト開発や経営改善も手がけている。
FastGrow的「ここが次世代コンサルだ!」
クライアントに届ける前に、自社グループで結果を出す。ファンド発のAIコンサルティング
元ヤフー社長の小澤隆生氏と、Z Venture Capital社長を務めた堀新一郎氏らが立ち上げたVCファンド、Boost Capital。その子会社として生まれたのがBoost Consultingだ。経営に強いファームを思い浮かべる人は多いだろうが、同社の独自性はこの母体の生かし方にある。
同社は通常のクライアントに加え、Boost Capitalが買収した企業の案件も手がける。買収先のPL改善をAIで実現し、自社グループの中で改善インパクトを出している点が強みだ。提言を外から届けるのではなく、投資・経営の当事者として施策を実行し、数字が動くところまで見届ける。VC・PEが持つこの文化を、そのままコンサルティングに持ち込んでいるのが同社である。
技術への踏み込みも深い。小澤氏は、同社を「AIをフル活用したシステム開発会社」でもあると表現する。コンサルタントもAIで自らプロトタイプをつくって提案し、エンジニアは大手企業や買収先のシステムをAIで開発・刷新している。大手鉄道会社グループの駅ナカ小売店では、需要予測モデルを構築して廃棄削減と売上最大化の両立を実現した。経営とAI実装を、自らの事業で試しながら磨き続ける。それが同社の次世代コンサル像だ。
いま若手経営人材が飛び込むべき理由
コンサルの次は、買収先の経営へ。ファンドが母体だから開ける経営者への近道
同社の入り口は、コンサルタントとエンジニアの双方に開かれている。経営アジェンダから入るのが戦略コンサルタントで、AI戦略の策定から現場への定着までを率いるのがDeployment Strategistだ。エンジニア側には、顧客の現場で課題設定から実装までを担うFDEと、プロダクト開発や共通基盤づくりに集中したい人のためのAIエンジニア職がある。経験を問わず幅広く関われるアソシエイトとして入社する道も用意されている。
案件の成果は、納品とともに消えない。書いたコードや設計は、共通基盤やプロダクト、ナレッジとして自社に蓄積されていく。技術面では、一休・ヤフー・メルカリ・グリーなどでCTOやVPoEを務めた4名のテクニカルフェローに相談できる。
現在は20名規模ながら、同社は5年で売上200億円・1,000名規模を目指している。その先には、投資先・買収先企業へのCxO派遣や、Boost Capitalの支援を受けた起業といった道も開ける。小澤氏が掲げるのは、コンサルティングファームでありながら次世代の経営者を輩出する場であることだ。経営の当事者を目指す人にとって、これ以上ない修行の場だろう。
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こちらの記事は2026年10月30日に公開しており、
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連載「助言者」から「当事者」へ──次世代コンサルティングファーム特集
3記事 | 最終更新 2026.10.30おすすめの関連記事
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