【トレンド研究:シニアマーケット】Amazonでは「買い物」の課題を解消できない──「介護≠成長産業」という大きな罠に迫る
DXの手が日本のレガシー産業を一変させつつある今、新しい商機が静かに息づいている。それは「シニアマーケット」だ。まだ未開の地とも言えるこの分野に、世界中の起業家、投資家たちが熱い視線を注いでいる。
とはいえ、少子高齢化によって拡大していることはわかっても、「シニアマーケット」という言葉から読者の頭に何か具体的なイメージが浮かぶだろうか。答えはおそらく、否。実際、この市場を代表するサービスや商品はまだ存在していない。だが、ここで立ち止まり、「なぜないのか」と考えることが重要だ。市場ポテンシャルの大きさを考えれば、大手企業やスタートアップなどの資本が参入していないのは不自然であるからだ。
そこで今回は、当領域に明るいLIFULL seniorの代表取締役を務める泉氏をお招きし、FastGrow編集部が抱いた疑問を率直にぶつけてみた。取材の冒頭では、我々の前提を覆す驚きのセリフが次々と飛び出した。
「そもそもシニアマーケットってあるんですかね?」
「介護業界は、このままの状態なら伸びるどころか衰退しかねないですよ」
この記事を読み終えたとき、読者のシニアマーケットに対する見方が、きっと変わっているはずだ。高齢者を取り巻く環境、そこから生まれるビジネスの可能性。泉氏の言葉を通じて、この未知なる領域の全貌を、心ゆくまで探求しよう。
- TEXT BY TAKASHI OKUBO
成長産業という認識は幻想。
シニアマーケットの見方を改めよ
矢野経済研究所が公開したシニア関連市場の調査では、今後のシニアマーケットの展望についてこのように記されている。
少子高齢化が進み、人口構成や世帯構成が変化していく中で、消費購買層としてのシニア層の重要度が高まっている。使えるお金や時間に余裕があるとされているシニア層の消費をどのように取り込むかが、今後のマーケティング活動のポイントの一つになるからである。
介護やリハビリのような従来の高齢者向けのサービスだけでなく、趣味や習い事など、シニア層向けのメニューの拡充は日に日に進んでいる。その対象の中心となりつつあるのが、人口として多い団塊の世代(この2023年前後に75歳を迎える世代)だ。しかし、本記事の主題は「消費購買層としてのシニア層をどう取り込むか」という表層的な議論ではない。もっと深く、シニアマーケットの動向や実態に焦点を当てていきたいのだ。
「単に“消費させる”という視点では、このマーケットで生き残るのは難しい」と語る泉氏は、シニアマーケットのなかでも、もっとも市場規模が大きい介護の領域について、独自の見解を示す。
泉介護領域は皆さんが想像する通り、シニアマーケットのなかで一番大きい市場と言われています。
ですが、正直な話、多くの企業がかなり苦労されてますよ。
世間からは、超成長産業のように捉えられていますが、収益性が低くなりがちで、新規参入するプレイヤーも結局は事業を手放してしまうことが多いんです。
それでも生き残っているのは、こうした収益性などを理解した上で継続できる仕組みを考えているか、収益よりも本気で超高齢社会の課題に向き合おうとしているかのどちらかです。
なぜ収益性が低くなってしまうのか。その原因の詳細については、過去の泉氏のインタビューを参照いただきたいが、押さえるべきは「介護の領域の収入源は介護報酬であり、介護保険によって支払われる」ということだ。
泉若者が減って高齢者が増える今、「介護保険」の財源である税収が厳しいんです。このままだと業界自体は衰退の一途を辿ることになりかねません。
というのも、介護施設の主な収入源は「介護報酬」。これは、介護サービスに対する事業所や施設への対価なんです。少子高齢化が進むと税収が減るので、何もしなければ業界は成長どころか縮小してしまいます。
高齢者向けサービスの多くは介護報酬に依存しているが、すべてがそうではない。この報酬を財源とする限り、民間企業のように価格を自由に設定することは難しい。少子高齢化が進み、税収が減少する現在、手放しで急成長マーケットと捉えるのは、業界を深く知るものにとって首をかしげざるをえないのが現状だ。
とはいえ、大きなポテンシャルがあるのも事実である。高齢者の中には豊富な資産を持つ層もいる。この富裕層に焦点を合わせ、彼らが求める価値を提供することで、新たなビジネスチャンスが開けるだろう。実際、こうしたアプローチで成功している企業も存在する。泉氏は、成功したプレイヤーの例と現場で集めた生の声を照らし合わせ、成功の鍵は「信頼」にあると分析する。
泉これは私の仮説なのですが、経済的自由のある高齢者層の市場を開拓する際、最も重要なのは「信頼」だと考えています。
高齢者の方々は一般的に、見知らぬ人に仕事を頼んだり、使ったことのないサービスを利用したりすることを避ける傾向にあるんです。「見知らぬ配送員が頻繁に訪れるのは不安」と感じて、ネットショッピングを敬遠する方も多いのです。
例としてリユースマーケットでは、この傾向は顕著といえます。我々が当たり前のように『メルカリ』を利用する一方で、一部の高齢者の方々は、信用できるかわからないところに買い取ってもらいたくないんですね。
ここで注目すべき事例は、急成長を遂げている『バイセル』です。利益性も高く、その秘訣は「信頼して頼める」スキームを確立している点にあるんだろうと思います。高齢者市場においては、このような信頼関係がビジネスの成功の鍵となるのです。
冒頭から、シニアマーケットに対する印象が一新されたという読者も多いのではないか。また、その実態やポテンシャルについてもっと知りたいという好奇心が湧いてきたかもしれない。そんな新たな視点で、シニアマーケットについての理解をさらに深めていこう。
そもそもシニアマーケットは存在しない?
シニアマーケットとはどういうマーケットなのか。前章にて状況を整理したうえで改めて泉氏に問うてみると、「前提から覆すようで申し訳ないのですが……」と率直な意見を述べてくれた。
泉そもそも「シニアマーケットなんてものはないんじゃないか」とさえ思っているんですよ。単純に人口動態の中で高齢者が増えるだけで、ただの年代の違いでしかない。高齢者だろうと若者だろうと、食事もするし映画も見るし、その消費行動に根本的には大きな差はありません。
ただ「高齢者になって初めて直面する」という意味では、介護領域はシニアマーケットといえます。ですが介護市場の大きさは、対象となる高齢者が増えるからというよりは、課題の重要度が高いからです。身体的な不自由や認知症など、取り組まなければならない課題があるからこそ、解決策に対する需要が高まっているんです。
「マーケットがない」とは言い過ぎかもしれませんが、高齢者に関する事柄を一括りに考えるのは誤りです。課題によって、向き合うべきポイントが全く異なる。共通するのは、年齢に伴う健康や財政面の不安かもしれませんね。
確かに、「シニアマーケット=高齢化=市場拡大」という理解は浅はかかもしれない。重要なのは、シニアというラベルではなく、実際に解決すべき課題を見極めること。年齢を重ねたからといって、単にシニアと分類されることに喜びを感じる人は少ないだろう。このような分類に大きな意味はないのだ。
シニアマーケットへの注目は高まっており、新たに参入する企業も増加している。しかし、上述したマーケットの特性を正しく理解せずに参入し、失敗するケースも少なくない。収益構造、介護現場の実情、高齢者の真のニーズを履き違えることで、失敗してしまうのだ。
泉「高齢者の資産を引き出そう」という単純な発想で作られたサービスは、特に困っていない人たちに対して、無理やりサービスを押し付ける感じが否めません。そういったサービスで大成功を収めている例は、あまり見かけないんですよ。
例として挙げられるのはシニア向けマンションやレジデンスでの成功事例です。うまくいっているところは、「高齢期の不安」をメインテーマに据え、未来に起こり得る問題への備えとしての住まい方を提案しているから。高齢者にとって、本当に意味のあるサービスを考えるとき、彼/彼女らの不安や悩みに寄り添うことが大切なんだと思います。
介護現場の課題を解決するための糸口は、国民一人ひとりの意識にあり?
高齢化が進む中で見逃せないのは、高齢者自身の問題だけではない。この業界は、高齢者をケアする事業者側にも大きな課題を抱えている。
泉介護事業者が直面している大きな課題は「収益性」と「人手不足」です。
先ほども申し上げたとおり仕組み上、介護事業は儲かりにくい構造を持っています。保険制度により、介護報酬は点数制で決まっているため、例えば光熱費が上がっても、他の業界のように価格に転嫁しづらく、その分利益は減少してしまいます。
また、人手不足に関しても、介護の需要はこの先も増え続けているにもかかわらず、供給が現時点で追いついていません。対応策がなければこのギャップは縮まるどころか広がり続けます。そこで業務効率改善という流れになるのですが、まだまだ十分にこの問題に手を付けられていないと言えるでしょう。
収益性については、保険制度の改革がなければ大きな進展は望めない。しかし、国も財源不足で手が出せないという悪循環が続いている。一方、人手不足はテクノロジーを活用して効率化を図ることで、ある程度改善が可能かもしれない。
とはいえ、そう簡単に「テクノロジーによる効率化」が叶えばここまで問題は深刻化していないだろう。重要なのは、どう変化を引き出し、解決の糸口を見つけるかにある。
そして、真の鍵は、単に事業者側の努力だけではなく、国民一人ひとりの行動変化にも潜んでいるのではないか、と泉氏は続ける。
泉身も蓋もない話ですが、そもそもの健康寿命が延びれば、みんなが幸福になると思っているんですよね。
個々人の幸福感はもちろん、家族や介護事業者の負担軽減、さらには国の財政負担まで軽くなる。この好循環が、未来の世代にも経済的な面で恩恵をもたらすことになる。だから我々一人ひとりの健康への意識こそが、一番大切なのかもしれません。そうなれるよう社会全体で啓蒙し、サポートしていくことが望ましいですね。
また、技術革新が全ての問題を解決するわけではありませんが、画期的な出来事は未来に希望をもたらします。
例えば、認知症治療薬の進歩は明るいニュースですよね。軽度の認知症であれば、その進行を遅らせることができるようになりましたし、また早期発見できる検査も生まれつつあります。
こういった取り組みが、健康寿命の延伸に繋がっていくと感じています。
一人ひとりが健康寿命を伸ばすことに努めることは、確かに根本的な解決策だ。しかし、泉氏も、「まあそう簡単にはいかないのが人間ですけどね」と付け加えた。そしてこれこそ、LIFULL seniorをはじめとする多くの企業や起業家たちが、この業界に挑む理由でもある。
次章では、その変革を導くことが期待される介護領域のプレイヤーたちの存在に注目していきたい。
「シニア」と「孫世代の若者」のマッチングアプリ?
──押さえておくべき国内外のプレイヤーたち
泉最近、介護や高齢化に焦点を当てた起業家や事業が増えてきていますね。特に注目すべきは、大手企業の市場参入です。象徴的なのは、数年前のSOMPOホールディングスのような大企業の参入や、つい先日のことですが「日本生命」が介護大手「ニチイ学館」を買収するなどです。今後も業界では大変革が起こっていく。そんな予感がします。
大手企業の業界参入による変革への期待は日に日に高まっている。オープンイノベーションに始まる大企業とスタートアップの協業は、介護業界にも新たな風を巻き起こそうとしているのだ。
泉氏は、LIFULL seniorが介護領域に参入した初期の経緯を振り返りながら、最近注目しているプレイヤーの存在をあらわにした。
泉LIFULL seniorがスタートした頃、介護や介護施設に関する情報が、まだ一般に広まっていなかったんです。そのため、ポータルサイトというわかりやすい形で事業をスタートし、価値を提供することができました。
しかし、今はこの領域一つとっても、実に多くの競合が存在します。そんな中、このマーケットで生き残るには“想い”を持って取り組めているかどうかに尽きますね。
特に注目しているのはIoTデバイスの分野です。例えば、介護業界の大きな課題である「排泄」の問題に取り組んでいるabaさんは、非常に強い“想い”を持っているなと感じさせられます。
現場の深い理解なくしては絶対に生まれないプロダクト。これまで数多の障壁はあったでしょうが、想いをブラさずにここまで実行されている姿は本当に素晴らしいです。
高齢化が進む中で直面する課題は、何も介護だけではない。特に「孤独」は大きな問題だ。心身の機能が衰えつつも、施設入居までは必要ない「フレイル」と呼ばれる状態。この時期には身体的な不自由さや不安から人との接点が減り、孤独感が増すことがあるという。海外では、この孤独の問題に応えるサービスも広がりつつあるという。
泉シニアと孫世代の若者をマッチングし、病院や買い物などに付き合ったり話し相手になったりする、“孫オンデマンド”サービスを手がける『papa』というサービスがあります。
ソフトバンク・ビジョン・ファンドからも出資を受けており、「孫を呼べる」というユニークなコンセプトで注目を集めています。
ここまで読んでくれた方は気付いたかもしれませんが、こうしたサービスで、マッチング件数が既に100万件を超えているのがすごいです。知らない若者を家にあげるなんて、普通は怖いじゃないですか。
それが実現できた理由はやはり、“信頼”にあるんです。調べたところ、スタッフの質を高めることにものすごく力を入れているそうです。信頼できるスタッフのデータベースこそが、このサービスを可能にしているんだと思います。
日本でも同様のサービスが展開されつつあります。AgeWellJapanが運営する「もっとメイト」がその例です。
Amazonですら解消できない課題がシニアマーケットには存在する
徐々に、シニアマーケットの実態や、そこで求められるビジネスの解像度が高まってきたのではないだろうか。しかし、それでもまだ介護領域の表層を捉えたに過ぎない。さらに、現場に焦点を当てるべく、最後の章ではLIFULL seniorの事業『買い物コネクト』における自治体との新たな取り組みを例にして、事業創造のリアルを紐解いていきたい。
『買い物コネクト』は本来、介護施設・福祉施設従事者の買い物代行業務を支援するサービスとしてスタートした。そのサービス内容が自治体に受け入れられ、協業という形で、そのサービスを広げつつある。同社が注目したのは、昨今特に問題視されている「買い物弱者」という存在だ。
泉介護を必要としている方でも、施設に入居されている人の割合は実は少ないんです。大半の方は自宅での介護を受けられています。
しかし、このご自宅の高齢者にも課題がたくさんありまして......。悩み事の上位には日常の「買い物」があるんです。近年、移動スーパーやネットスーパーなどのさまざまな買い物支援サービスが普及していますが、高齢者の方全員がネットを使いこなせるわけではありませんし、やはりそういったサービスが一から“信頼”を築くのは難しい。
そこで我々は、『買い物コネクト』の仕組みを転用する形で、買い物弱者の問題を解消していこうとしているんです。ただ、私たちだけではこの問題に対処するのは難しい。
そこで自治体にも協力を仰いで進めているのが直近の動きです。自治体も「生活支援に取り組まねばならないが、どうしていいか分からず手探り状態」という課題感を抱えていますからね。
最近だと、千葉県君津市と連携させていただいた事例があります。デイサービスと自治体、それぞれが抱えている課題を我々がハブとなり解決し、ご自宅の見守りや買い物の代行業務を提供できる仕組みをつくりました。「買い物」という日常生活において欠かせない部分を支えながら、デイサービス事業者とケアマネージャー、そして離れて暮らすご家族を繋ぐ仕組みを提供しています。
「買い物に行けないならAmazonでいいのでは?」と考える読者もいるかもしれない。それは、まだ身体が自由に動く人にとっては当たり前の感覚かもしれない。しかし、身体的な制約や日常生活で困難に直面する高齢者にとって、既存のオンラインショッピングでは解決できないことが多いのだ。
泉Amazonといったネット通販や、その他の選択肢との違いについては上記の図をご覧ください。
身体に不自由が生じたり、認知機能が低下したり、歳をとると若いときに当たり前にできたことができなくなっていく。「当たり前にできたことができなくなる」ということを理解しなければ、本当の課題は見えてきません。また、介護施設での買い物代行にまつわる課題感はどこの事業者に聞いても、かなり大きいものでした。
私たちがそういった課題に気づくことができたのは、創業からこれまで、介護にまつわるあらゆる課題に向き合う中で、現場の方々が何に困っているか、ずっと一次情報を取得し続けたからです。現場に向き合うLIFULL seniorの理念が身を結んだ事業です。
「現場を知る」。言葉にすれば実にシンプルだが、自治体向けの『買い物コネクト』のように現場のペインを的確に捉えた着想を得られるほどとなれば、並大抵のコミットではなしえない。
だからこそ、この業界への新規参入は難しく、未解決の課題に挑むことができるプレイヤーの数は限られているのだ。だが、業界内にはこれらの懸念に取り組む動きも見られはじめているという。
泉確かに全くのゼロからこの業界に新規参入を果たすことは難しいです。
ただし最近では、SOMPOケアといった大手事業者が、自社の実体験やノウハウや現場での様々な事例をデータ化して、業界に展開されようとしています。
業界を持続可能にしていくため、こういった取り組みは本当に素晴らしいと思っており、我々も同じ志を持つものとして、情報交換や協力をさせてもらっているんです。
他にも、トリニティ・テクノロジーさんと提携し、認知症による資産凍結に備える相談窓口『認知症とお金の相談室』を立ち上げました。
私もこの提携の過程で知ったのですが、親が認知症になってしまうとその資産が引き出せなくなるんですよね。そこで家族信託を気軽にできる仕組みをトリニティ・テクノロジーさんが考えられたので、提携して取り組んでいます。こうした事例は今後もつくっていきたいですね。
終始、シニアマーケットについて熱く語る泉氏。最後にこの業界に関わる面白さも聞いてみよう。
泉変な方法でただ儲けようと思わず、自分の老後を見据えて取り組めば、この業界はやりがいに満ちているんです。人は皆、例外なく老いるので、将来もっと日本を安心して暮らせる場所にするためのチャレンジは、若い世代にとっても大いに価値があります。ひょっとしたら地味に見えるかもしれない業界ですが、人生の普遍的な課題に向き合う仕事だから、取り組んで損はないですよ。
シニアマーケットに対する見方が、少しは変化しただろうか?
社会の課題というのは、突き詰めれば一人ひとりが抱えている悩みの集合と言える。よって、身近な問題に対し、常に解決策を探求する姿勢こそが我々に求められるのだろう。
特にシニアマーケットの課題は、我々人類全員がいずれ直面するもの。課題に取り組む機会は、意識すれば無数にあるはず。一人ひとりの小さな行動が、社会に大きな変化をもたらす第一歩になるのだ。
また、この記事を通じてシニアマーケットの魅力に心惹かれた読者は、ぜひ下記の記事を続けて読んでいただくことをお勧めしたい。
こちらの記事は2023年12月27日に公開しており、
記載されている情報が現在と異なる場合がございます。
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執筆
大久保 崇
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