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14名の事業家は、この本から経営を学んだ。
リーダーの血肉となる、XTech西條、newnあやたんら現役起業家・経営者おすすめ書籍リスト

「事業は人なり」経営の神様とも称される松下幸之助の言葉だ。事業を創るのも、会社を大きくするのも、そこには「人」がいる。そんな「人」に焦点を当て、次代を担う若きイノベーターたちをピックアップ。成長のエッセンスをお届けする。

シリーズ第5弾となる今回は、事業や組織・プロジェクトを率いる「リーダー」にとって、さらなる学びとなるような書籍をご紹介。前回好評だった「現役プロダクトマネジャーがおすすめする書籍リスト」同様、今回も事業家を目指すFastGrowerのロールモデルとなるような現役起業家・経営者が愛読する書籍をピックアップした。

本稿では、タイトルにあるように読者の「血肉」となるような、まさに「何度でも読み返したい」書籍を厳選している。紹介したものが、皆さまの「事業家としてのバイブル」となれば幸いだ。

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徹底のリーダーシップ──ユニクロ柳井氏、XTech西條氏、FABRIC TOKYO森氏推薦

経営とは何か?それは「実行すること」、それ以外にない。本書は、そんな柳井 正氏(ファーストリテイリング会長兼社長)の言葉で始まる。巧みなコミュニケーションスキルでも、精巧な戦略を描くことでもない。経営者として、トップとして、リーダーとしての「在り方」を深く考えさせられる1冊だ。

徹底のリーダーシップ

著者 ラム・チャラン
出版 プレジデント社 (2009/7/17)

特に「トップの仕事は、旗を立てること」「ビジョン・ミッションを策定すること」と思っている方は、一読の価値があると断言しよう。当然、それらも経営層の重要な役割の一つだが、「真っ先に頭から飛び込み、口を出し、手を動かすこと」こそが重要だと説いている。国内D2Cビジネスの第一人者、FABRIC TOKYO森 雄一郎氏も「神からの贈り物のような超名著」と大絶賛している。

”不況下における経営”をテーマに書かれた本書は、柳井氏も「危機の今、まさに全リーダー必読の1冊」と解説にてコメント。影響を受けた起業家・経営者も多く、サイバーエージェントにて10以上の事業を創り上げ、昨年創業したXTechでもすでに多くの事業を立ち上げている西條 晋一氏もその1人。「リーダーの必読書」とブログにて記している

いい会社と悪い会社でやっていることは、表面上はほとんど一緒です。やるべきことも一緒です。何が違うかといえば、どの程度までやるのか、どの水準を目指すのか、それだけです。

徹底のリーダーシップより引用

あなたが本書を読む理由

  • リーダーとしての在り方を考えさせられる1冊。多くの起業家・経営者が「バイブル」と称賛する必読書
  • 難局を乗り越えるリーダーに絶対必要なのは、6つの資質。あなたはいくつ当てはまるか?
  • 「最近あまり手も口も出していない」という経営者は、改めて本書を手に取ることをおすすめする
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MADE IN JAPAN(メイド・イン・ジャパン)―わが体験的国際戦略──XTech西條氏、Infra高橋氏、コインチェック大塚氏推薦

「世界で通用するプロダクトをつくる」「時価総額1兆円企業を目指す」

そんな高い志と野望を抱いているFastGrowerも少なくないはずだ。本書はきっとあなたの心を震わせるだろう。

MADE IN JAPAN(メイド・イン・ジャパン)―わが体験的国際戦略

著者 盛田 昭夫/エドウィン ラインゴールド
出版 朝日新聞社 (1990/1/1)

戦後の日本経済を立て直し、「元祖グローバル企業」創業者として高度成長期の日本を支えた、ソニー創業者盛田 和夫氏の著書。海外進出の体験をもとに、アメリカとの経営哲学の違いを明らかにし、独自の哲学を打ち出している。

イノベーションのジレンマ」「ジョブ理論」など数々の名著をこの世に送り出してきたクレイトン・クリステンセン教授も「彼のような経営者が、もっと増えねばなりません」と語り、盛田氏の伝記を読むことを薦めている。実際に、XTech西條氏や長期インターンシップ媒体Infraを提供するTraimmu代表の高橋 慶治氏、さらにコインチェック共同創業者大塚 雄介氏も本書をおすすめしている。

当時、将来絶対に自分も海外市場を切り開いてやろうと熱くなったのを覚えています。

西條氏のブログより引用

”世界のセールスマン”と呼ばれ、数多くの著名経営者に影響を与えた盛田氏。スティーブ・ジョブズがiMacの新作発表講演の際、トランジスタラジオやウォークマンなど革新的な製品を世界へ送りだしてきた功績を称えたのを覚えている方も多いだろう。

「高度経済成長期?もう古い」「ビジネスシーンが変わったので学びはない」

そんな考えを持っている方こそ、一度本書を手にとってみてほしい。高度経済成長期を牽引した、日本が世界に誇る「グローバルリーダー」から得られるものがないはずはない。

あなたが本書を読む理由

  • 米TIME誌の選ぶ「20世紀に影響力のあった経済人」、「20世紀の100人」に日本人で唯一選ばれた盛田氏。高度経済成長期を牽引した名・経営者から、マインドセットを学ぶ
  • 世界30ヶ国で翻訳され、数々の経営者が愛読した。日本を代表するグローバルリーダーから、未来永劫変わらぬ「経営の要諦」を学ぶ
  • 技術の井深、営業の盛田。”世界のセールスマン”と呼ばれた盛田氏から、自らの力で世界市場を切り開いた力をインプットする
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経営の教科書──newn中川氏、テスティー横江氏推薦

グローバルリーダーのマインドセットを学んだところで、ここで一度「経営の原理原則」をインプットしたい。「社長の仕事」のうち、なんと80%は業種業界に関係なくすべての企業経営において共通するという。何事も「基礎」が大事と言うが、経営に関しても同様というわけだ。”体系的に学べる”と謳う書籍は多いが、中でも本書を推したい。

経営の教科書

著者 新 将命
出版 ダイヤモンド社 (2009/12/11)

「不必要な失敗を避けたい」「無駄な努力をしたくない」という読者には特におすすめだ。そもそも急成長を志向するスタートアップに、無駄なことをしている暇はない。ベースの知識としてインプットしておくことと良いだろう。

ペロリ創業者で、現在はstand.fmをはじめとする複数事業を率いるnewn中川 綾太郎氏や、過去FastGrowでも紹介したテスティー横江 優希氏も、本書を薦める。

売上がある程度立ち始めて、「起業してすぐのフェーズ」から「会社」にしていくフェーズで読みました。

一般的にどの会社も悩み・課題は同じであり、自社だけ特有に起こる経営課題はない。…この本には損益分岐を超えたどのフェーズでも使える、基本的かつ重要な考え方が詰まっていました。

横江氏のコメントより引用

あなたが本書を読む理由

  • 著者は“伝説の外資トップ”と呼ばれる新 将命氏。シェル石油、日本コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソンなど複数社の社長・副社長を歴任
  • 社長業務、80%は業種業界に関係なくすべての企業経営において共通する。その「基礎」をインプットする
  • どれだけ時が経とうと変わらぬ経営の「不易」、それが学べるのが本書だ
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リクルートのDNA―起業家精神とは何か──LayerX福島氏、Knowledge Work麻野氏、ボジウィル金井氏推薦

「財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり」

本当の一流は、利益を生み出す事業をつくり、その上で優秀な人材を後世に遺す。その要諦を学ぶにあたり、リクルートほど適した企業はないだろう。

リクルートのDNA 起業家精神とは何か

著者 江副 浩正
出版 KADOKAWA (2008/3/1)

Kaizen Platform須藤 憲司氏、元Loco Partners篠塚 孝哉氏、アルけんすう氏をはじめ、「リクルートマフィア」は後を絶たない。なぜ同社はここまで起業家・事業家を輩出することができるのか?「カルチャーがすごいから」と一言で片付けてしまうのも良いが、次なるリクルートを生み出したいのであれば、本書から学ぶことは多いだろう。

LayerX福島 良典氏もstand.fmで本書を推薦している。リクルート出身の起業家、ポジウィル金井 芽衣氏は、まさに現場で本書の内容を体感していた人物の1人だ。

元リンクアンドモチベーション取締役で、Knowledge Workを創業した麻野 耕司氏も本書を「ぶっちぎり」に薦めている。

そんな次々と起業家を輩出する組織カルチャーの土壌をつくり上げたのが、本書の著者であり日本を代表する経営者である、江副 浩正氏だ。まさに「人を遺す」ようなリーダーを目指すのであれば、ぜひ読んでもらいたい。

あなたが本書を読む理由

  • なぜリクルートからは起業家が多く生まれるのか?次々と誕生する「リクルートマフィア」の”理由”がここにある
  • 大前研一氏、LayerX福島氏も本書を推薦。”採用狂”とも呼ばれた江副氏の人材育成の秘訣を探る
  • リクルートの成功、そして失敗が詰まった1冊。一代でここまでの企業を創り上げた江副氏に学ぶ
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ユダヤの商法──ソフトバンク孫氏、元エウレカ赤坂氏、バルクオム野口氏推薦

最後に紹介するのは、伝説の商売人とも称される日本マクドナルド創業者・藤田 田氏のベストセラー「ユダヤの商法」だ。当時、高校生だった孫 正義氏が本書に出会い、あまりに感銘を受けたので直接会うために藤田氏の会社に通い詰めたというエピソードは、本書と藤田氏の素晴らしさを物語っている。ちなみに孫氏にコンピュータービジネスの可能性を教えたのは、藤田氏だ。

ユダヤの商法

著者 藤田田
出版 ベストセラーズ (2019/4/12)

藤田氏には、もはやファンと表現しても過言ではないほどの熱烈な支持者が多い。その豪快な語り口と本質を捉えた考え方は、まさに「伝説の商売人」そのものだ。

メンズスキンケアブランド「BULK HOMME」を展開する野口 卓也氏自身のnoteで、そしてエウレカ創業者の赤坂 優氏も本書を薦めている。

起業した頃に出会い「これだ!」と自分の商売心に火を点けられた一冊です。「契約書は神様との約束」「不意の客は泥棒と同じ」「大損しても納期は守れ」など、シンプルでもとても大事なことが書かれています。

スタートアップ起業家、投資家がおすすめ、新社会人が読むべき本33選より引用

孫氏をはじめ、数多くの起業家の魂に火を灯した藤田氏。日本マクドナルドおよび日本トイザらスを創業し巨大事業にまで成長させた実績もさることながら、ここまで多くの人に影響を与えてきたその「人」としての魅力は、経営者であれば一度は触れておきたい。最後に、本書のワンフレーズで本稿を締めよう。

ユダヤ商法の定石さえ守れば、金儲けなんか誰でもできる

ユダヤの商法より引用

あなたが本書を読む理由

  • 孫 正義氏のメンター的存在。伝説の商売人・藤田 田氏の大ベストセラー
  • 「金儲けなんか誰でもできる」と豪語できるのはなぜか?今も昔も変わらぬ「定石」がここにある
  • 多くの起業家・経営者を惹きつける藤田氏の「経営者としての魅力」を知る

いかがだっただろうか?イノベーション・エコシステム発展のため、そしてベンチャーパーソンである皆さまに少しでも多く新しい学びをお届けするため、今後も「ベンチャーのプロフェッショナルから学ぶ」ことにフォーカスした情報を発信していく予定だ。

そして皆さんが何度も読み返す「経営」に関する書籍を #私の推し本 のハッシュタグをつけてツイートしてください!次回のFastGrow記事で取り上げるかも?取材のご依頼をさせていただくことも!

こちらの記事は2020年09月11日に公開しており、
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