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INTERVIEW
出口 雅也 川上 紗耶
17-12-30-Sat

ダズルが国内VR業界で「ちょっと未来」を創る
──新興市場でも“地に足付いた”ビジネスモデルの創り方

TEXT BY MISA HARADA@HEW
PHOTO BY YUTA KOMA
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#1
元SMS海外支社長が挑む! 海外不動産取引の超巨大市場を開拓するグローバルスタートアップBEYOND BORDERS
株式会社BEYOND BORDERS マレーシア支社長 玉邑 憲一 株式会社BEYOND BORDERS 代表取締役 遠藤 忠義
#2
200兆円とも言われる 「B to B受発注市場」を変革するスタートアップユニラボ
株式会社ユニラボ CEO and FOUNDER 栗山 規夫
#3
教育業界に変革を。 グリー、アドウェイズ、リブセンスなど、インターネット業界で数々のビッグサービスを生み出してきたメンバーが集まる EdTechベンチャースタディプラス
スタディプラス株式会社 営業部部長 長内 尊司 スタディプラス株式会社 For School事業部部長 宮坂 直
#4
「unisizeをECのインフラへ」 ファッションECの購入不安を解消するメイキップの野望
株式会社メイキップ 代表取締役CEO 柄本 真吾 株式会社メイキップ 取締役CFO 山本 晃央
#5
「テクノロジーで投資銀行業界に創造的破壊を」 15歳で起業した起業家が知る、投資銀行の闇
TIGALA株式会社 CEO 正田 圭 TIGALA株式会社 副社長/CFO 湯瀬 幾磨
#6
「データで医療界にイノベーションを」 医師・マッキンゼー出身者が集う情報医療(MICIN)・原が描く医療の未来図
株式会社情報医療 CEO,医師 原 聖吾 株式会社情報医療 COO 草間 亮一
#7
「物流の未来を、動かす」 社会問題にもなる巨大市場を変革するネットエイジ・マフィア オープンロジ伊藤
株式会社オープンロジ 代表取締役CEO 伊藤 秀嗣
#8
個人間送金は日本で浸透するのか? 無料送金アプリKyashが描く“価値交換”の未来
株式会社Kyash Founder & CEO 鷹取 真一 株式会社Kyash VP of Strategy 清水 一浩
#9
野性感あふれるビジネスマンへ。 Pro-D-useが考える“Made By Someoneの時代”の生き残り方
株式会社Pro-D-use 代表取締役 小笠原 亮太 株式会社Pro-D-use 取締役副社長 岡島 光太郎
#10
子ども写真を リーズナブル、ユーザーファーストに CELEBABYが変える親子の思い出アルバム
株式会社RETAIL INNOVATION 代表取締役 永田 和樹 株式会社RETAIL INNOVATION 取締役 谷野 祐規
#11
国内スマートロックの第一人者フォトシンス河瀬、さらなる“発明”を予告 「未来を思い浮かべて未来を作る」
株式会社フォトシンス 代表取締役社長 河瀬 航大 株式会社フォトシンス 共同創業者 小林 奨
#12
世界のイノベーションを加速させる、 多彩なキャリアのプロフェッショナル集団アスタミューゼ
アスタミューゼ株式会社 事業開発部部長 嶋﨑 真太郎 アスタミューゼ株式会社 開発・インフラ部部長 並河 祐貴 アスタミューゼ株式会社 テクノロジーインテリジェンス部リーダー 酒井 康博
#13
MAKERS UNIVERSITY卒業起業家! 日本の観光産業拡張を目指す“結.JAPAN”
株式会社結.JAPAN CEO / Co-Founder 中山 雅久理 株式会社結.JAPAN 共同創業者 府川 勇介
#14
「皆が挑戦する世界は正しい」 Tryfunds丹野が掲げる挑戦し続ける経営
株式会社Tryfunds 代表取締役社長CEO 丹野 裕介 株式会社Tryfunds 取締役CFO 白髪 亮太
#15
徒歩5分以内の見つからないをなくす? tritrueの超ズボラ社長が目指す検索の新しいカタチ
株式会社tritrue 代表取締役 寺田 真介 株式会社tritrue マーケティングゼネラルマネージャー 原嶋 宏明
#16
目指す世界はデベロッパーの理想郷。 クラッシュ解析でエンジニアを沸かすソニー出身起業家
FROSK株式会社 代表取締役社長 中尾 憲一 FROSK株式会社 CMO兼事業推進部部長 吉井 文学
#17
「M&A業界に価格破壊を起こす」 ──「M&Aクラウド」がITの荒野を切り開く
株式会社M&Aクラウド 代表取締役COO 及川 厚博 株式会社M&Aクラウド チーフエンジニア 荒井 和平
#18
「“お金くらいのこと”でつまらない人生を送ってほしくない」 住宅ローン比較のWhatzMoneyがお金の問題をフラットにする
WhatzMoney株式会社 代表取締役 前田 一人 WhatzMoney株式会社 営業部営業推進責任者 才田 敦士
#19
「日本が好きだから、まずは世界を盛り上げる」 ──ベトナム発グローバルベンチャーICONIC安倉流“世界の捉え方”
株式会社アイコニックジャパン 代表取締役社長 安倉 宏明
#20
Tinderみたいにカジュアルに転職活動 リクルーティングアプリ「GLIT」を生んだCaratのハイペースな事業構想の理由は?
株式会社Carat 代表取締役社長 松本 直樹 株式会社Carat 取締役兼最高技術責任者 齋藤 陽介
#21
大手企業も注目するママ目線のクリエイティブ 「ママである前に、一流のクリエイターチームでありたい」
マムズラボ株式会社 代表取締役社長 佐藤 にの
#22
「歯科業界を変革する」 エス・エム・エスマフィア海田率いる グローマスの野望
株式会社グローマス 代表取締役社長 海田 大介 株式会社グローマス キャリア事業部エリアマネジャー 坂本 城也
#23
「価値の交換をシンプルに」 BASE鶴岡と藤川の異世代タッグが引き寄せる“便利な未来”
BASE株式会社 CEO 鶴岡 裕太 BASE株式会社 CTO 藤川 真一
#24
「夢追う人をサポートしたい」 完全食COMPを世界に広める最強の5人衆
株式会社コンプ 代表取締役CEO 鈴木 優太 株式会社コンプ マネージャー 荒井 宏之 株式会社コンプ 福田 千里 株式会社コンプ 田中 宏樹 株式会社コンプ CTO 萩野 貴拓
#25
ダズルが国内VR業界で「ちょっと未来」を創る ──新興市場でも“地に足付いた”ビジネスモデルの創り方
株式会社ダズル 取締役COO 出口 雅也 株式会社ダズル 採用・広報チーフ 川上 紗耶
#26
「ゲノムはいま90年代のインターネットと同じ」 AWAKENS高野、ゲノム事業を “今”始めるべき理由を語る
AWAKENS, Inc. CEO 高野 誠大 AWAKENS, Inc. CTO 沼倉 健介
#27
スキルのフリーマーケットは なぜ500円均一でローンチされ、 どうやって「ニワトリ卵問題」を越えたのか?
株式会社ココナラ 代表取締役 南 章行
#28
CtoBtoC!?が流通を最大化させる ──ジラフが“ものの売り買い”を変える
株式会社ジラフ 代表取締役社長 麻生 輝明 株式会社ジラフ CFO・管理統括部長 中井 基樹
#29
「不動産業界は“情報の非対称性”が著しい」 マンションマーケットが描く、 消費者の力を強くする業界変革手法
株式会社マンションマーケット 吉田 紘祐
#30
きっかけは“物乞い親子の死”。 アッション木下が “貧困撲滅”を目指す理由
株式会社アッション 代表取締役 木下 洋平
#31
自由な働き方を目指すからこそ、 まず自分たちが体現する。 18人の複業集団企業が見据える仕事と人生の未来
Spacelook株式会社 谷口  怜央 Spacelook株式会社 岩本  卓也
#32
コモディティ化した“車”を 最高のエンターテインメントに! MiddleFieldが目指す自動車業界の刷新
MiddleField株式会社 CEO 中山  翔太 MiddleField株式会社 COO 片岡  伶介
#33
“課題のユニークさ”こそ起業家の魂。 Cansell山下の常識を超える事業構想法
Cansell株式会社 代表取締役 山下 恭平
#34
建築×VRで急成長のDVERSE。 将来はコミュニケーションを変革する?
DVERSE Inc. CEO/Founder 沼倉 正吾 DVERSE Inc. CTO 高田 知典

今はまだ「ゲームやエンターテインメント領域のもの」という印象が強いVR。

そのためVRサービスの提供を行っているダズルの
「進化するテクノロジーで『ちょっと未来』を創りつづける」というミッションを聞いても、
「『ちょっと未来』とは?」とピンと来ない人も多いだろう。

しかし、「VRは次なるプラットフォームだ」と語る同社。
彼らがイメージする未来とは?

出口 雅也 (でぐち・まさや)
株式会社ダズル 取締役COO
出口 雅也 (でぐち・まさや)
慶應義塾大学卒業後、2010年4月に株式会社オープンドアへ入社。 約1年間、自社SNS向けブラウザソーシャルゲーム立ち上げに携わり、ソーシャルゲーム立ち上げの基礎を学んだ。その後Klab株式会社にてiOS、Android、Mobage向けのRPGゲームを約2年担当し、ディレクターを経てプロデューサーに。 2014年7月より、株式会社バンク・オブ・イノベーションにて、既存4ラインを統括するSAP事業部の部長を務め、100人規模の部署マネジメントを経験。 その後株式会社ダズルにて取締役COOとして事業、広報、採用を担当。 モバイルゲーム業界の企画職出身で、現在はVR事業に注力。
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川上 紗耶 (かわかみ・さや)
株式会社ダズル 採用・広報チーフ
川上 紗耶 (かわかみ・さや)
早稲田大学卒業後、新卒で株式会社キャリアデザインセンターに入社。 Webディレクターとして、女性向け転職サイトの企画・運用に携わり、サイト運用に関わる一連の業務(データ分析・企画立案・Webデザイン・コーディング等)を担当。 その他メルマガ作成・配信やWebマガジン記事執筆(のお手伝い)など、幅広く業務に携わる。 その後、株式会社Cygamesにて人事を担当。 中途・新卒採用共に担当し、その他社内外のイベント企画・運営など、管理部として幅広く組織作りに注力。 現在、株式会社ダズルで採用・広報を担当。
採用・広報チーフ
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新しい事業だからこそロードマップは堅実に

ダズルは、ゲームアプリ事業を始めとしたスマートフォン向けサービスを開発・実現する会社として2011年に設立された。

2015年よりVR事業に注力し始めて力を伸ばしている。同社で働く出口も川上も、ゲーム好きで、ゲーム業界に身を置いていたことが共通点だ。

取締役COOである出口は大学時代の4年間、給料の高さに惹かれてキー局でアルバイトをしていた。しかし、大企業の年功序列感を肌身に感じたことにより、自身の就職先としては外資系やベンチャーに興味を持つようになる。

「若くしてスキルアップするためには成長産業に身を置くことが大事だ」という話を耳にしたこともあり、ちょうどスマートフォンが普及してきたタイミングだったため、モバイルコンテンツに目を付けてオープンドアに入社した。

その後、縁あって転職したKLabでは、結果を出したことで、ゲーム作りだけでなくマネジメント経験も積み、50名ほどのチームを運営する立場にもなった。

その後にもバンク・オブ・イノベーションで事業部長を担当。マネジメント人数は100人にまで増えた。

そのタイミングで、接点のあったダズル代表取締役CEOである山田泰央から、今まで受託中心でアプリを開発していたのを自社サービスに切り替えていくという話を聞き、ダズルへのジョインを決意。

当時は社員20名ほどの規模だったため(現在は約60名)、そのぶん自身が持てる裁量権も大きいことに魅力を感じたことが決め手だった。

出口が「ポジションが上がりきったら転職」ということを繰り返しているのは、“起業に向けて、いかに上位マネジメントを経験しておくか”という考えでキャリア選択をしているためだ。

一方、採用・広報チーフである川上は、小さな頃からモノづくりが好きだった。

中学生時代には自分でホームページを運営したり、高校生になるとバンド活動に加え音楽イベントのオーガナイズも始めたりするなど、何かをクリエイトすることへの関心が強まっていく。

1社目では転職サイトの運営会社でウェブディレクターを経験し、2社目はゲーム会社で人事を担当。「毎月約30人入社していた」と話す通り、当時はソーシャルゲーム全盛期だったため、その盛り上がりを間近で感じることができた。

しかしあるとき、ウェブ系のモノづくりと、バックオフィスの仕事、どちらもそれなりにこなせたからこそ、「自分の強みは何だろう」と悩み始める。

再び転職することを決めたとき、絶対ブレないようにしようと決めたのは、「自分がわくわくできる業界で働きたい」ということ。そのすべての感情に気持ちよくハマったのがダズルでのバックオフィス業務だった。

エントリーからわずか1カ月足らずで入社に至り、同社史上最速でジョインが決まった。

川上は、ダズルに魅力を感じた理由を「ベンチャーなのに地に足付いているから」と語る。

川上前職でVRに触れたとき、これが今後スタンダードになるのかなと、すごくわくわくしました。とはいえ新しいものをテーマにした事業を始めるのは、リスキーなことでもありますよね。

でもダズルは、スマートフォンアプリの開発事業を7年間やってきた事業基盤がある上でVR事業に投資して、さらに『VR事業の主軸を担うのはコンテンツではなく分析ツールだ』としっかり事業計画も立てている。

VRという新しいものを扱っていくにしても、何でもいいからやりますっていうんじゃなくて、きちんとコースを定めているのが好印象でした。

草創期のスマホも持てたものじゃなかった

“VR元年”と呼ばれる2016年より少し早く、ダズルでは2015年にVR事業をスタートさせた。

スマホ向けゲームアプリ業界が大いに盛り上がっていた時期のことだが、そこで「これからもゲームアプリをどんどん作っていこう」というのではなく、新たにVRを始めようとなった理由を出口は、「盛り上がっているということは既に“成熟期”に入っているから」と説明する。

出口もう勝者が決まっている戦いに後追いで入っていって、そこで勝ち続けられるかというと絶対そうじゃない。代表の山田は、たまたま2013年頃にオキュラスを体験していたので、『次はVRだ』と直感していた。

2015年はまだ一部の人しかVRには目を付けていなかったんですが、山田の直感に皆が賛同した形で、ダズルもVRに参入していくことになりました。

ダズルでは、「進化するテクノロジーで『ちょっと未来』を創りつづける」をミッションに掲げている。

VRに対して、「ゲームなどのエンターテインメント領域のもの」というイメージを抱いている人はまだ多いだろう。しかし、すでにビジネス領域にもVRは進出してきているのだ。

たとえば車の整備などの職業訓練や、アルバイトの研修。今までわざわざ地方から中央に人を招集して行っていたトレーニング内容を、VRによって簡単に伝えることができる。

さらに今後、一般ユーザーにまでデバイスが普及してきたら、ウェブブラウジングやECサイトでのショッピングだってVRを使ってすることに変わるかもしれない。

出口は、ノートパソコンを指して、「将来はこれの代わりになっていくものだと思っています」とニヤリと笑う。

出口今は伝達ツールとして、動画が人気じゃないですか。それは、視覚も満たされて情報量が文字よりずっと多いからです。となると、360度カバーできて情報量が一層多くなるVRが次なるプラットフォームとして注目されるようになるのは自然な流れと言えましょう。

川上世に今出ているVRデバイスは、重いし有線だしで不便に感じられるものです。でも、最初期のスマホだって持てたものじゃありませんでした。今後VRデバイスもスタンドアロン型が出てきて、軽量化も進んでいって、安価になって広く普及していくと考えています。

そんなダズルが今年8月に正式ローンチしたのが、VR プロダクトの分析・運用サポートサービス「アクセシブル(AccessiVR)」だ。

AccessiVR

設定したKPIやユーザーの行動データを取得することで、ユーザーのVR体験を可視化し、サービスの改善・目標達成をサポートするためのVRグロースハックツールである。

ユーザーが楽しんでいるかを解析し、高速で改善し続けることが、良いサービスを生む。そしてそれがVR業界の盛り上がりにつながっていく。フロントランナーとして、業界自体を盛り上げることにも貢献しないといけない──。

「アクセシブル」には、ソーシャルゲーム業界の高速PDCAを体験したメンバーが集うダズルの、そんな意気込みが込められている。

もちろん「アクセシブル」のローンチには、ビジネス的な戦略もある。ダズル内でもVRアプリの自社サービス開発を行ってはいるが、「VRでどの分野が盛り上がったとしても分析は必要になっていく」と予測した結果、ニーズの必然性という意味で解析サービスである「アクセシブル」をリリースした。

出口は、「ちょっと小賢しい発想ですけどね」と頭をかいていたが、この辺りが川上の言う、ダズルの「ベンチャーなのに地に足付いている」ところなのだろう。

勝ち馬に乗りたいのか、乗った馬を勝たせたいのか?

ダズル代表取締役CEOの山田は、もともとフリーのエンジニア。だからこそ同社では、クリエイターが働きやすい環境を重視している。

完全フレックスタイム制を導入しているのに加えて、オフィスは「出社ではなく帰宅のように」をコンセプトに、リラックスできる雰囲気作りにこだわった。

それぞれのライフスタイルを重視できる企業カルチャーだからこそ、家庭持ちのスタッフも安心して働くことができる。

そんな山田の人柄を出口と川上は、「とにかく器が大きく、いい意味で社長らしくない」と評する。

自分ができないことは素直にできないと伝えて、周囲を信じているからこそ好きにやらせてくれる。ワンマンなところは一切ない。「社員を絶対に“社員”と呼ばず、必ず“メンバー”と呼ぶようにしている」というこだわりも、山田のメンバーを想う温かい人柄を表すエピソードだ。

川上一般的にリーダーは『俺についてこい』というタイプと、『俺1人じゃできないから力を貸してくれ』というタイプと2種類に分かれると言いますが、山田は完全に後者です。

メンバー1人1人のことを仲間だと捉えて会社作りをしている人なんだと、すごく感じています。

最後に、社会人として一介のプレイヤーから成果を上げ、100人のマネジメントを経験、そして現在では取締役という、「社会人のフルコース」を経験した出口は、「若くしてリーダーになりたい人こそ、VRのような新しい領域に身をおくべき」と、若者にメッセージを残した。

出口スマホゲーム業界を始めとして、人気が出てきた業界には人が多すぎて、なんでもかんでも『あれは俺が作ったんだよ』って言えちゃう、いわゆる“あれ俺詐欺”が横行しているんです(笑)。

でもVR業界は、まだ参入者がほとんどいません。そのため、たとえば5年後にVR市場が今のスマホゲーム市場みたいになっていたとき、『自分はVR業界に5年いました』と言えたら、それは大変な希少性、大変な人材価値になるのは当然です。

そういう“ロジカルな逆張り”のようなキャリアの考え方ができる人は、今のダズルにぴったりだと思いますよ。

現時点での勝ち馬に乗りたいのか、乗った馬を勝たせたいのか──。あなたはどちらのタイプだろうか。

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[文]原田 美紗@HEW
[撮影]小間 優太
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